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「心に、火が灯った」 内に宿るともしびの行先

伊藤紗織(東京)が東京・京都からそれぞれピックアップされた3人の内側を探るリレーインタビュー企画、「なかへもぐる」。
第三回目は、京都チームで料理を担当する石田律貴(りつき)。
水産を学ぶ彼の心情は、ブルーキャンプでの体験を通してどのように変化したのか。



「準備できました!」というラインの通知を見て、慌てて時刻を確認すると、とっくにインタビューの時間になっていた。急いでzoomを開き、ひたすら謝るも「ぜんぜん大丈夫だから!」と笑ってくれる。律貴さんの寛容さに感謝しながら、雑談は挟まずに早速一つ目の質問を投げかけた。

律貴さんって京都チームでどういうポジションなんですか?
律貴さん: 水産の人間の言葉って強いかなって思ったし、水産を勉強していない一般の人の意見って貴重で、新しい視点とか良い意見が多いから、最初の方は、みんなの意見を聞く方に回ってたかな。でも、みんなで「何が正解か」っていうのを迷った時期っていうのももちろんあって。そんときはある程度引っ張っていくというか。みんなの心に火を灯すチャッカマンみたいな役割になれたらなって思って動いてたかな。

この三ヶ月間の活動を通しての心境の変化とか、逆に変わらなかったものとかってありますか?
律貴さん: 今まで結構水産を勉強したり海に関わってきて、魚が減っているのは分かっていたんだけど、それに対して何かのアクションを取ることは全然なくて。やっぱり自分ごとじゃない感じが強かったかな。
でも実際やってみて心に火が灯ったというか笑。これはどうにかせなあかんわってほんまに真剣に思ったし、シェフの皆さんやひろ子さんたちが真剣に取り組んでいるのを見ると、「この人たちと一緒に魚のある将来を作り上げていきたいな」って感じになった。

その心の火はこのブルーキャンプが終わっても消えなさそうですか?
律貴さん: そうやね、というか終わった後のことにすごくワクワクしている。今回、色々勉強させてもらったし、ここで終わらせちゃいけないなと思う。水産を学んでいる人間である以上、きっとこの先水産には関わるから、今回学んだ資源管理っていうのは自分の軸として大切にしていきたいし、果たしたい大きな目標になったかな。
これから自分が何をしていくか漠然とはしているけど、将来に魚を残すっていうのは自分の夢になったな!


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