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美しい湖と街!そして成長。ドラマチックなキルギス滞在記【DAY47-52】|働きながら世界一周

元々はもっと短く滞在するつもりだった。
ウズベキスタンに興味があって、そこにいくための途中経路くらいにしかとらえていなかったから、ホステルの友達とかに「なんでキルギスに来たの?」と言われて、「on the road」みたいな言い方をしていた。

結果、居心地がよすぎて1週間滞在した。首都のビシュケクがメインだけど、うち2日間はイシ・ククル湖という透明度20度くらいの高山湖にいた。

ホステルの人たちもみんなフレンドリーな人が多く、友達もできた。
オランダ人、ロシア人、イギリス人、日本人。

ビシュケクは首都だけど、街も綺麗で、人も多すぎないし、緑も多い。キルギス自体自然が豊かだ。

緑の多いカフェ

そんなキルギス滞在記。


1.カザフスタンからの国境越え

カザフスタンのアルマトイからビシュケクまで、バスが出ている。
これは地元の人や旅行者も多く使う、割とメジャーなバスだと思う。所要時間は6時間〜7時間。

ホステルからバスターミナルまでタクシーで移動をする。事前に調べていたときは1日4本くらいバスがあるという情報だったけど、ちょうど13時くらいにバスターミナルについて、チケットカウンターのおばちゃんに聞いてみると、次発は14時だという。思った以上にすぐだ。

バスのチケットカウンターと乗車口

迷わずそれを購入したけれど、朝から何も食べていなくて空腹で死にそうだったので、バスターミナルの近くのカフェらしきところでご飯を食べることにした。どうせ混んでないしそんな時間かからんやろ、と思ったら、13時40分になっても料理が出てこないので、さすがに焦った。こんなことでバスを逃してしまっては笑えない。焦る気持ちでずっとレストランのカウンターあたりをキョロキョロ見渡していたら、急に背後から頼んだメニューが提供された。41分。私の強靭な胃袋と早食い能力をここで発揮するときだ!と思い、46分に食べ終わった(笑)
ちなみにこの料理、めっちゃ美味しかった!ロシア料理かな。メニュー読めなかったのでなんとも言えないけど。

食べたご飯。豚肉?のバタークリーム煮込みみたいな

そこからバスに乗る。座席の埋まり度合いは9割くらいで、バスは混んでいた。私の隣はカラフルタトゥーが全身に入った女の子だった。

バスはちょくちょく休憩を挟みながら、ビシュケクへと向かう。カメラの充電がきれかけていたので、あんまり動画や写真を撮れなかったけど、豊かな自然や草原、面白い地形や風力発電など、そんな景色をちょくちょく望むことができた。

キルギスとの国境沿いに到着したのは、多分17時半くらいだったと思う。そこからカザフスタン側の出国センターに並ぶ。このカザフスタン側の出国センターが激混みで、そして1人1人のチェックに時間がかかる。私は列の並び方をみすってしまい、地元の圧力が強めなおばちゃん達に囲まれながら、出国を待つことになった。悪気はないのだろうけど、基本みんな順番を守るとか譲るとかいう概念がないから、こっちも強気でいかなければいけない。

他のバスの乗客は、みんな出国を終えて、知っている顔の人たちは誰1人としていなくなってしまった。そして、ちょうど私の前に並んでいたおばちゃんが何かのチェックに引っかかってしまって、うまく出国手続きができず、ずっと窓口の人と押し問答をしていた。何を言っているかわからないけど、とりあえず誰でもいいから早く出国させてくれ、という気分だった。
やっと私の番が来て、スムーズにチェックが終わり、出国ができた。中央アジアにおける出入国で、日本のパスポートを持っていてトラブったことはほとんどない。日本のパスポート、強いぜ。

キルギス側の入国は、そこまで待つこともなく、スムーズに入国ができた。警察や警備の方々は、暇なのか、結構話しかけてくれる。だいたい「Chinese?」と聞かれて「No, Japanese」というと「Oh〜、ヤポン!コンニチハ!」と言われてなんか優しくしてくれる人が多い。大体ね。

諸々の手続きに1時間以上はかかったと思う。そして、キルギス側の入国センターから外に出たときには、私の知っているバスの乗客の顔は1人もいなかった。

これはまさか置いてかれたパターンなのか。。
不安がよぎる。別にタクシーでビシュケク市内に向かうこともできるけど、1人取り残された気分だった。もう少し道の先に進んでみると、同じバスに乗っていたカップルを見つけた!

急に安堵して、そのカップルの方に近づくと、何やらそのカップルたちが歩き始めたので、ついていった。もしかして、バスまで案内してくれようとしているのか。

途中で、カップルの彼女に、「どこにいくの?」と聞かれた。どこにいくの?と聞かれてもビシュケクにみんなで行くんじゃないのか!と思って「ビシュケク」と答えると「いや、だからビシュケクの中のどこに行くの?」と言われた。結局バスはまだ国境を越えていなくて、どうやら彼らはタクシーを探そうとしていたらしい。一緒にシェアタクシーをするという選択肢も考えていたようだ。他の乗客はバスが遅いので、乗り合いでタクシーに乗って市内に向かった人も多かったので、誰もいなかったように感じたのだ。

そういうことか。何もわからず、のこのこついて行った自分が恥ずかしい。

そして私もタクシーに乗るのもありだなあと、とりあえず周辺を歩いていたら、ちょうどバスが国境から出てきた!運転手と目があって、もう少し先でとまるからそこに移動して!とジェスチャーをされた。結局そのカップルたちもバスに乗ることになって、最初の方よりだいぶ少なくなった乗客を乗せて、バスはビシュケク市内への向かった。

国境を越えたバス

ビシュケク市内に入るとだいぶ渋滞をしていて、結局バスセンターについたのは20時過ぎごろだった。

バスセンターからホテルまではタクシー移動が必要で、Yandexというタクシーアプリをうまく認証できていなかった私は、バスセンターにたくさん群がっているおじさん達にタクシーがどこか聞いてみた。そのおじさんは、キルギスの田舎の方(イシククル湖周辺とか)に行くマルシュートカという現地の乗合ミニバスのドライバーさんだったようで、タクシーはアプリで呼ばないといけないよ、と言われた。最初1人のおじさんと話していたら、どんどんおじさんが何事かと群がってきて、気づけば10人くらいのおじさんに囲まれていた(笑)群がった結果、1人のおじさんがYandexでタクシーを呼んでくれた。運転手とのやりとりもやってくれて、乗る場所も案内してくれた。めっちゃ優しい。思わず握手をしてしまった。

みなさん、中央アジアに行く時は、必ず2GISという地図アプリと、Yandexはダウンロード必須です。

2.ビシュケク街歩き

ビシュケクのホテルについたのは、21時前くらいで、そこからホテルにチェックインし、同じビルに入っていたトルコ料理屋さんに行ってみた。若くて可愛らしい店員さんがとても親切で、移動で疲れてすごくボロボロな私に対して「あなたはとても綺麗ですね」と褒めてくれた。充電できるよう席を変えてくれたりもした。キルギスの人ってみんな優しくて親切な人が多い。

次の日も地元のレストランで夜ご飯を食べていたら、私の向かいの席に知らないマダムが座ってきた。最初怪しいと思っていたけど、本当にただのマダムで、初めましてなのに翻訳アプリを使って楽しくおしゃべりしながらご飯を食べたりもした。そのマダムも「あなた素敵ね」と褒めてくれた。

キルギスマダムとごはん
中央アジアの有名麺、ラグマン

なんだ、このポジティブエネルギーと自己肯定感高まる街は!しかも何か良いことを相手に対してやって、そこに対して見返りを求めることもない。ギブギブの精神。

キルギスについて3日目の朝が、ちょうど土曜日だったので、朝から公園を散歩をして、博物館に行ったりもしてみた。ビシュケクも緑が多くて素敵な公園が多くて、何もせずそこでゆっくりするのも良いし、良い時間を過ごすことができる。また、おしゃれなカフェも多く、そこでコーヒーを飲んだり、仕事をしたりするのも良い。とにかく幸せな時間が多い。そして比較的安全で落ち着いてもいる。

朝からコーヒー
博物館周辺

博物館は、キルギスの歴史や文化、衣服や絨毯、刺繍などの産業についても知ることができる。キルギスで作られてきた絨毯や刺繍などの製品は色合いが美しく、見ていて楽しかった。

博物館にいろんな織物が展示されている
なんかかっこいい

博物館の中にちょっとしたお土産屋さんがあって、何気ない気持ちで見ていたら、キルギスのフェルトや糸を使ったジャケットと素敵なスカーフがあったので、自分用と母にプレゼントするように買った。EMSで送らないといけないけど、送り方はよくわかってない。

街歩きをした後に、おしゃれなイタリアンのお店があったので、そこでランチした。パスタと前菜とデザートと飲み物を頼んで、2,000円いかないくらい。すごく安いわけではないけど、贅沢な時間だったし何より美味しかった。

イタリアンで食べたパスタ

イタリアンの店員さんとも喋ったけど、「進撃の巨人」のファンだと言っていた。中央アジアで日本人と喋ると、進撃の巨人の話題を出す人が多いから、人気なんだろうな。

3.友達100人できるかな?

今回ビシュケクで泊まったホステルは、宿泊客同士やスタッフも比較的オープンに話すタイプのホステルだった。

2日目の夜に、ホステルのキッチンに日本人っぽい男性2人組がいたので、日本人ですか?って聞いてみたらやっぱりそうだった。ちょっと言語の壁に若干のストレスを感じていたこともあり、日本語で思ったことをスムーズに喋れることの幸せを感じた。2人は元美容師で、1人の方は海外旅行好き、1人の方は海外旅行初めて、で、カザフ、ウズベク、キルギスの3国を回る予定らしい。

色々と話していたら、今度はオランダ人の3人組がジョインしてきて、会話は英語になった。キルギスのどこに行くの?とか今までどんなところ行ったの?とかそんな話。世界旅行してるよっていうと毎回どこの国がベストって聞かれるけど、答えが難しい。

結局深夜までキッチンで話して、寝たのは2時過ぎだった。

3日目の夜は、私がコワーキングスペースでずっと仕事をしていたら、同じく仕事をしていたロシア人に「仕事しすぎじゃない?」と言われた。友達と近くのトレーニングルームに運動しに行くから一緒に行こうと言われて、行ってみた。

結局時間が遅くてトレーニングルームは閉まっていたのだけれど、3人で周辺を走って、そのあとビシュケクの公園の中にある小さな遊園地に行った。若干安全面が不安な絶叫マシーンがあって、乗ろうと提案されたので乗ってみた。全体が回転しつつ、自分の席も回転するタイプの乗り物。遠心力で身体が吹き飛ばされそうになるのでだいぶ怖かったけど、久しぶりに大声を出して少し興奮した。

乗った絶叫マシーン

その後私はビシュケクを離れてイシククル湖に行った時も、泊まったホテルで同じく1人で来ていたオランダ人女性と話したり、ビシュケクに戻ってきてから泊まったホステルでイギリス人男性と話したりした。

恋人の話、音楽の話、お互いの旅行の話とか色々喋ったりして、前よりは英語でのコミュニケーション能力も上がった気がする。まだまだ聞き取れないことや言いたいことがうまく言えないこともあるけど、日々精進ということで。世界中の友達を100人作ろう!

4.地球に感動!イシク・クル湖

キルギスでどこに行こうとリサーチをしたときに、遺跡や国立公園、そしてイシク・クル湖にもいろんなスポットがあるのだけれど、今回1番行ってみたい!
と思ったのが「スカースカ渓谷」というまるで火星のような雰囲気を感じられる場所だ。

そこへの行き方は調べても出てこなかったけど、多分ビシュケクのバスターミナルからマルシュートカで行けるはずだと思い、行き当たりばったりで行ってみることにした。

この乗り物に乗っていく

朝8時くらいにバスターミナルについて、またもやそこらへんにいるおじさんにスカースカに行きたい、と言ったらすぐ理解してくれて、私の乗る車両を案内してくれた。

イシク・クル湖に行くには、大体ビシュケクからは4、5時間くらいかかる。大体チョルポンアタという湖の北側の街が1番観光としてはメジャーで、ソ連時代の古い建物が残った湖の東側のカラコルという街も有名だけれど、私のように1人でスカースカ渓谷に行くような人はあんまりいない。スカースカ渓谷は、湖の南側にある。

14時過ぎくらいに、マルシュートカの運転手に、ここだよ!と言われて、私1人だけ車から降ろされた。他の乗客はまだ車に乗っていて、おそらくだけれどカラコル方面に行くのだろう。

目の前には青く透明度の高い湖(むしろ海に見えるくらい広い)が広がっていて、水面がキラキラしていた。そして周りには何もない。さて、どうしたのものかと思ったけど、とりあえず看板が指している方向に歩いてみることにした。

広大な湖と大地

1軒だけ、ゲストハウス兼レストランのような建物があって、スカースカに行くんだ、と言うと、そこのオーナーらしきおばちゃんが私のバックパックを預かってくれた。
「スカースカはこっから歩いて3キロだよ」と言われて、結構遠いな、、と思ったけど、腹をくくるしかない。

周辺は赤い土の大地で、乾燥していた。高山植物がちらほら生い茂っていて、そりたつ崖に挟まれひたすら道を進む。途中まで車でもいけるらしく、私が歩いている横を、砂埃を上げながら何台かの車が通り過ぎて行った。

渓谷へ向かう道
すごい道

途中まで歩くと、登れるような場所があったので、そこから渓谷を探検をしてみる。登山用の靴ではないし、土が乾燥していてすべるし、棘がある高山植物をかき分けたり少しハードだったけど、上の方から眺める渓谷と湖の景色は圧巻だった。

スカースカ渓谷

そして1人だったので、違う惑星に探検にきた気分。赤土の大地と、湖のクリスタルブルーと、真っ青な空の色の組み合わせって、今までの人生でなかなか見たことのない色彩感覚だった。

なかなか見ない景色

これまで来た地球上の場所で、1番感動したかも。

ちなみにイシク・クル湖は世界で2番目に大きい高山湖で、流れ込む河川はあるけど、流れ出す河川はなかったり、数少ない古代湖で湖の下に遺跡があるとか、色々不思議な説がある湖だ。塩分濃度は0.2%しかないけど、冬も凍らないんだって。

美しい湖

十分に景色を堪能したところで、さあ戻ろう、となったけど、降りるのは激烈に怖すぎる。結構な急斜面だったし、先ほども言ったように乾燥した砂地なので滑る。足を滑らして滑落なんて絶対嫌だ(死ぬことはないレベルだけど)。

たった1人で取り残されてもう帰れないんじゃないかと、泣きそうになったけど、お尻を地面につけながら、滑り台形式で斜面を降りることにした。不恰好だしお尻は少し痛いし、高山棘植物に攻撃もされたけど、こうするしか私にはできなかった。

やっとの思いで普通に歩ける場所に戻り、先ほどのゲストハウスまだ歩いて戻った。達成感と安堵の気持ちでいっぱいだった。

痛みも伴ったけど、本当に訪れることができてよかったと思う。

5.人生初めてのヒッチハイクを経験

ゲストハウスのレストランでご飯を食べて、少しゆっくりしたところで、私にはまだ今日のホテルに移動するというミッションが残っていた。スカースカ渓谷から、車で30分くらいの距離。ゲストハウスのおばちゃんにタクシーがあるか聞いたところ、「ここら辺はタクシーがないから、ヒッチハイクするしかないね」とさらっと言われた。

ヒッチハイクなんて人生でやったことないんだが!
常に解決策の保険をかけながら物事を進めるタイプだから、どうなるか保証がないことに対しては恐怖心がある。

それでもやってみるしかないか、と思い道路上で手を振ってみる。何台かスルーされたり、話しかけられたから乗せてくれるかと思ったら逆方面だったりしたけど、20分くらいして1台のトラックが止まってくれた。「バルスコオン(ホテルがある町の名前)まだ行きたいんですが、乗せてくれませんか?」とGoogle翻訳を差し出すと、いいよ!と快く受け入れてくれた。そのおじさんはもう少し先の町に住んでいるらしく、バルスコオンがある町の入り口でおろしてくれた。ありがとう、とお礼を伝えて握手をして、車を降りる。
改めて地図を調べてみると、ホテルまでまだ1時間以上の距離があることがわかった。スカースカ渓谷でへとへとだった私は、もうそんな歩く元気はないなと思い、2度目のヒッチハイクにチャレンジすることにした。今度は5分くらいで次の車を見つける方ができた。古い車でハンドルとかも1970年代くらいの車なんじゃないかという雰囲気。おじさんは比較的話好きで、言葉は通じなかったが、車かっこいいね!と言ったら喜んでいた。

なんでそんなところにしたんだろう、と思うけれど、私の予約したホテルはバルスコオンの街中でも1番高台にあり、おじさんの古い車は音を立てながら坂を一生懸命登ってくれる。おじさんと私の体重と、悪走路で車が今にも壊れそうな音を立てていたけど、なんとか登りきり、ホテルに着くことができた。おじさんの自宅からもだいぶ離れていて申し訳なかったのもあり、500ソムをお渡しした。

ホテルに向かう景色

ホテルの敷地内に入ると、誰もいなかった(笑)事前のホテルオーナーさんとのメッセージのやり取りで、息子さんが病院に行くことになり急遽付き添わないといけなくなったと言われていたけど、あまりにも無法地帯すぎて笑った(自分の泊まる部屋もどこか分からなかった笑)。ゲルを予約していたので、多分それっぽい部屋に入って、色々手探りでくつろいだ。笑

ホテルの敷地内をうろうろしていたら、同じく宿泊客のオランダ人の女性に出会った。

ホテルのスタッフ見た?
いや見てない
明日のツアーの相談をしたいと思ってたんだけど、話せなくて困ってる
私はチェックインできなくて困ってる
なんかさすがに変だよね!笑

みたいな会話をした。

彼女は親切で、食べ物も何も持っていない私にお昼の残りをくれたり、その周辺のタクシードライバーの番号を教えてくれたらした。24歳で、ホリデーで1人旅行に来たけど、彼氏に会えなくて寂しいって言っていて、可愛らしかった。彼女がいなかったら、さらに途方に暮れていただろう。

まあそんな感じだったのだけど、部屋のインテリアはキルギス刺繍などがふんだんに使われていてめっちゃ可愛かった!

ゲルの中

ベッドも寝心地が良かったし、静かで、環境は最高のホテルだった。

6.なんとかビシュケクに戻れた!

次の日は平日だったので、朝ちょっとだけ湖を見に行って、泳げたら泳いでみて、そこからビシュケクに戻るという予定だった。

部屋に宿泊代を置いて部屋を出る。

オランダ人の彼女に教えてもらったタクシードライバーに一か八かでWhat's upを使って連絡してみたら、返事が返ってきた。英語は話せない方なので、現地語をGoogle翻訳。

それで泊まっている高台のホテルから、湖のビーチがあるところまで移動することができた。
車で20分くらいで、金額は400ソム。

近くで見る湖は美しく、やっぱりキラキラしていた。日本の山中湖や西湖とかも水綺麗だけれど、こんなに透明度が高い湖は本当に初めてだ。

どこまでも続く湖

泳いでみようかと、水に足をつけてみたけど、まだ水温が冷たすぎて、無理ってなった(笑)

結局ビーチでの滞在期間は15分で、
ここから近くのカフェでミーティングをしてから、ビシュケク行きのバスに乗り込むという算段だった。事前に調べてたカフェに行ってみる。
そしたら明らかに門が閉まっているし、誰もいない。入り口にソファとコンセントがあったので、何とかそこからミーティングに出ようと思ったけど、電波が通じない。終わった、、

ソファに座っていたら、どこからともなく犬がやってくる。多分そのカフェの飼い犬。甘えん坊でちょっと撫でてあげたら、お腹出してもっと撫でて!って言ってきた。撫でなくなると、甘噛みしてくるというわがままわんこだったが、無邪気で可愛らしかった。

そのカフェのスタッフなのか業者なのかわからないけど、人が来たので聞いてみたら、今日はクローズ日らしい。そこにずっと居座るのも申し訳ないので、とりあえずまた道に戻って、ビシュケク行きのバスを探すことにした。

太陽が燦々と照りつける中、道路の端っこに立って、通り過ぎゆく車にマルシュートカらしきものはないか、探してみる。そうすると、運良く青い大ベンツが目の前に現れた(なんかマルシュートカは車種がベンツなことが多い)。

手を挙げると止まってくれて、ビシュケクまで行きますか?と聞くと、Yesとのこと。座席は地元の人でいっぱいで奇跡的に1席空いていた。よかったー!

山々を見ながら走る

それに乗り込んで、ミーティングにも遅れて参加をすることができて(途中でまた電波がなくなったけど)、ビシュケクにも無事に戻れることになって一安心。
その運転手さんは運転が上手だったのか4時間かからずビシュケクに戻れた。ここら辺の裁量もまじで運転手さんによる(笑)

7.やっぱり住み良いビシュケク

そんなこんなでビシュケクに戻ってきて、さらに2日間滞在した。

仕事が忙しくなってきて、ほぼ仕事をしていたけど、ロシア人と遊んだり、公園を散歩したり、ホステルの宿泊者と話したりもした。

ヨーロッパの人も含めてだけど、自然好き山好きな人にはキルギスは大人気だ。登山もできるし、湖で泳ぐこともできるし、程よく自然や田舎の雰囲気と、都市の生活のしやすさもある。

街の食堂
こういう素敵な広場がたくさんある
緑の多い公園

そして、何よりも温かい人たちが多い。

また行きたい国がたくさんあるけれど、キルギスはまた行きたいという気持ちがより強いかも。車を借りてイシク・クル湖の街の探索や国立公園周辺を登山するのも良い。

そんなこんなで、次はウズベキスタンにバスで向かいます。

街中にいたやつ




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