東京に住むあなたに読んで欲しい、JR中央線のロマン
JR中央線がいまの路線となった3つの理由
・山梨からの物資を輸送するため
・立川〜東中野は、都心へ最速でアクセスするため
・新宿〜東京のS字の路線は、開通当時に陸軍を利用した結果
JR中央線を利用したことがあれば、
東京駅から新宿までカーブが多い、
と感じたことがありますよね?
また、中央線、
まっすぐ!!!!
と思ったことはありませんか?
都心に向けた路線にカーブが多いのは、
開通当時に陸軍関係者が
甲武鉄道(現在のJR中央線)
の経営権を持っていた雨宮敬次郎に
現在の赤坂見附にある練兵場や、
東京ドームシティ付近の武器工場を
通るよう要望したためです。
また、八王子から中野までは、
以上にまっすぐなのは、
当時の鉄道は、
現在でいう新幹線のようなもので、
主要都市へ早くアクセスする
ということが主目的だったためです。
これまで、路線の由来などは
特に調べたことがなかったので、
上記のような理由があるとは驚きました。
これを知るだけで、
普段の通勤やお出かけが
より一層楽しくなりますよね^^
実は、東京とドイツの鉄道がそっくりだった
また、ロマンを感じるもう1つの例として、
東京の鉄道特有の特徴があります。
実は、日本の鉄道は
主にイギリスの鉄道を参考に
設計されているようです。
しかし、東京に関しては
ドイツの鉄道が参考にされています。
実際に、
ベルリンの地上を走る電車Sバーン、
路線図が東京のJRの路線図とそっくりなんです。
↓Sバーンの路線図
(Wikipediaより引用)
↓東京のJRの路線図
(JR東日本ホームページより引用)
山手線のような環状線があり、
中央線のような真っ直ぐな線が
真ん中を貫いている感じが、
そっくりですよね!
また、余談ですが
日本の鉄道とドイツの鉄道のことは、
小川糸さんのエッセイでも触れられているんです。
『こんな夜は』という作品に載っているので、
本をお持ちの方は、
是非探してみてくださいね♪
また、御茶ノ水駅近くの万葉橋、
おしゃれなアーチ場になっていますが、
あの形もドイツのものを参考にしたのだとか。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
そのほかにも、
JR中央線沿線にまつわる歴史や、
各駅にまつわるエピソードが満載の一冊です。
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