見出し画像

マネジメントの本を読んでコミュニケーションの本質を知れるとは・・!


コミュニケーションとは、
①知覚であり、
②期待であり、
③要求であり、
④情報ではない。
それどころかコミュニケーションと
情報は相反する。
しかし、両者は依存関係にある。

(ピーター・F・ドラッガー『エッセンシャル版 マネジメント 基本と原則』より引用)


まとまった時間ができたので、
ベストセラーをもう一度読もう!
仕事や家庭などの組織における
マネジメントが気になるから・・・

と思い読んだマネジメントの本に、
コミュニケーションの本質が
書かれているとは思いもしませんでした。


どのような組織においても
避けて通ることは不可能な
コミュニケーション

コミュニケーションの4つの基本を知ると、
今まで、いかに自分本意
コミュニケーションをしていたかがわかります。

人とコミュニケーションを取るのが苦手、
会社の人と話すのが億劫、
家族と最近うまくいかない・・・

それは、あなたの工夫次第で
改善されるかもしれません。



基本1 コミュニケーションは知覚である

コミュニケーションを成立させるものは
なんだかわかりますか?

それは、受け手です。

つまり、聞くものがいなければ、
コミュニケーションは成立しません。

もっと噛み砕けば、
受け手の知覚能力の範囲内か?
受けとめることがができるか?

を考えてコミュニケーションを
取る必要があります。


子供相手に話す場合もそうですよね?
難しい経済用語ばかり話しても、
「なにそれ?」
で終わってしまい、
コミュニケーションは成立しません。

人は、話をする際に
3つ以上わからない単語が出てくると
聞く気を失う、ともいわれています。

そのくらい、
相手が受け止められるように
発信することが大切なのです。



基本2 コミュニケーションは期待である

私たちは、
期待するものだけを知覚します。

つまり、期待するものを見て、
期待するものを聞きます。

裏を返していえば、
期待しないものは、
見向きさえされません。


実生活においてもそうですよね。
欲しい情報があることを期待するから、
インターネットで検索する。

欲しい情報がないとわかっていれば
そもそもインターネットを開きません。


受け手が期待していることを知って
初めてコミュニケーションの機会を
利用することができるのです。



基本3 コミュニケーションは要求である

コミュニケーションは、
受け手に何かになること、
何かをすること、
何かを信じること
を要求します。

その要求は、
常に受けての潜在的な
何かをしたいという気持ち
訴えようとします。

そして、
何かをしたい、と言う受けての気持ちと
発信者の要求が合致した時

強力なコミュニケーションがうまれます。


例えば、
あなたがコミュニケーションを通じて、
痩せやすい運動を伝えたいと思うとき。

相手の潜在意識の中に、
痩せたい、減量したい、などの
願望があれば、

あなたとのコミュニケーションは
より強力なものになりますよね。


相手が欲することを知り、
自分の相手に変化をさせたい
という要求を合致させましょう。



基本4 コミュニケーションは情報ではない

コミュニケーションは、
上記の基本事項にも書いたように、
知覚の対象にあります。

一方、情報は形式であり、
情報自体に意味はなく、
情報だけでは成立しません。

しかし、
情報はコミュニケーションを前提とします。

情報は記号と同じなので、
受けてがその意味を知らなければ
情報は受け取ることすらできません。

つまり、
相手と共通の経験を持つ必要があります。

例えば、職場の人とは、
”仕事”という共通点経験があるため、
情報を交換できます。

仮に、別の仕事をしていたら
情報は曖昧になってしまいますよね。



おわりに

コミュニケーションとは、
①知覚であり、②期待であり、
③要求であり、④情報ではありません。

簡単な言葉に言い換えると、
コミュニケーションは
自分本意に発するものではなく、

受け手が知覚できるか?
認識できるか?など、
受け手が受け取れるかに重きをおく必要があります。


受け手にコミュニケーションの軸を
移すことで、


受け手の理解も早まり、
共感も得やすくなり、
結果として自分自身が満足できる
コミュニケーションができるようになります。


最近コミュニケーションが
うまくいかないなぁ〜
というあなた。

是非、意識を受け手に移して
コミュニケーションを
図ってみてくださいね^^




\\本記事の参考本はこちら//


この記事が参加している募集

最近の学び

人生を変えた一冊

サポート不要です!応援したい方がいればぜひその方を応援してください!「応援」という貢献があなたをポジティブにします