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読書感想文

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ざっくりと本の内容を知りたい方や、雰囲気を知りたいあなたにお勧め。 ヘッダー画像を本のタイトルにしているので、気になる本を選んでご覧ください。
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2021年12月の記事一覧

赤ちゃんの遅寝遅起きは早めに治そう

夫の仕事が、在宅勤務になってから、 夫と子供は朝9時頃に起きる生活を 続けていました。 しかし、 来春からは保育施設への 入園の予定・・・ そして、仕事も始まり 家族の生活のリズムは 大きく変わる予定ですが、 果たして、 「とつぜん生活リズムを変えられるのか?」 ということが心配になりました。 大人は、 程度の差こそあるものの 習慣は意識的に変えることが できると思います。 しかし、未就学の子供の場合。 自ら意識して早寝早起きを することは難しいのでは と考えていまし

アジア人としての日本人

偶然、近くのパン屋さんで 出会ったこちらの本。 本屋さんじゃなくて、 パン屋さんです。 地域経済論、エントロピー論、 南アジア研究などを中心とする 「民際学」の研究者である 中村尚司さんの本です。 今回は、 その本を読んだ時に感じた、 「アジア人の1人としての感覚」 の大切さについて、 書いていきたいと思います。 今回の内容は、 まとまりが悪くなりそうなので、 先に結論を述べておくと、 自分自身が「アジア人の1人」 として、 日本を含めたアジアのことを もっと勉強し

自分も知らない間に「年齢差別」をしていた

2016年頃に発売された、 『LIFE SHIFT』の、 第二弾が発売されたということで、 遅ばせながら読むことに。 内容としては、 「人生が100年時代になる」 という前回の主張と同じで、 より具体的に、 仕事、人間関係、学習 において考えるべき といった内容でした。 特に目新しさはなかったものの、 1つ、 大きな気づきを得ましたので 共有したいと思います。 「自分が年齢差別をしていた」ということ人生100年時代も 現実的になってきたため、 旧来型の、 60歳まで働

老い方は遺伝子だけでは決まらない。

興味深いことに、 ある人がどのように老いるかを 決める要因のうち、 遺伝的要因の割合は 4分の1程度にすぎないという。 つまり、その人自身が取る行動や 自分ではコントロールできない出来事も 大きな影響をもつのだ。 (アンドリュー スコット、リンダ・グラットン 『LIFE SHIFT2 100年時代の行動戦略』より引用) 知りませんでした。 「老い」は、 生物学的なもので、 芸能人のように手を加えないと 誰にでも同じようにくるものだと 思っていましたから。 自分自身がと

「生きる意味」について

「生きがいを見つける」 「遊ぶように暮らす」 「毎日を楽しむ」 という類の言葉は、 最近、一気に 触れることが増えてきました。 これらのベースにあるのは、 「生きる意味」を考える人が 増えているということ。 しかし、 生きる意味なんて、 そんな簡単に見つかるはず ありませんよね。 この「生きる意味」について、 精神科医の 泉谷閑示さんが、 著書で面白いことを 述べられていました。 「有意義」という呪縛泉谷さんは、 「意味」と「意義」を 別々のものとして捉え、 生き方に

自分の身体について知ることで、ヨガを楽しむ

自分の「身体の作り」 について、 考えたことはありますか? 学生時代にスポーツを 生活の中心にしていたことや、 社会人になってからも、 スポーツを続けていたことから、 身体に対して、 無関心というわけでは ありませんでしたが、 そこまで大きな怪我もなく、 丈夫な方だと自負していたので、 「身体の作り」までは 深く考えたことがありませんでした。 しかし、 最近始めたヨガ。 ヨガでは、 これまでやっていた スポーツのように 「えいや!」で なんとかできませんでした・・・

等身大の自分を認めるために、「違うこと」をしない

11月に文庫版が発売された、 『「違うこと」をしないこと』。 以前、吉本ばななさんの、 『キッチン』と 『ムーンライトシャドウ』 を読んで、 と感動していたので、 どんな内容なのか気になり 購入しました。 読んでみると、 まさに、 こころの処方箋。 ということを、 そっとアドバイスしてもらえたような 気持ちになりました。 数々のアドバイスの中でも、 特に、記録しておきたいものを 共有したいと思います。 吉本ばななさんからのアドバイス 習慣について 「違うこと」

人の根本は絶対変わらないから

本当にその通りだと思います。 根本から変わらないから、 昔から なんとなく好きなものは好きだし、 嫌いなものは嫌い。 友達との付き合い方も、 職場の人との付き合い方も、 恋人との付き合い方も、 「なんか違う」 を我慢して続けると、 そのうち爆発しそうになり、 と言うか、 自分が爆発したり、 相手にぶつけたり しちゃってました・・・ ほとんど、 体調崩すとか、 何もかも嫌になるとかで、 自分が爆発してましたけどね(笑) 「嫌なこと」をせず、 好きなことだけをしていく

マイブームの「太陽礼拝」について調べてみた

太陽礼拝は、 ヨガを習いに行くと、 まず教えてもらう、 「基本動作」とも言えるアーサナです。 感謝とともに太陽に祈る という意味があり、 ヨガの発祥地でもある インドでは昔から、 朝に行われていたのだとか。 学生時代の友人が ヨガのインストラクターを していて、 ひょんなきっかけで ヨガを教えてもらうことに! そして、 「めっちゃヨガおもろい!」 「続けたい!!!」 と思ったので、 教えてもらったポーズの 効果や意味を 本で調べてみました。 そして、 どんな効果があ

あるある連発、1時間で読める漫画

バタバタバタバターーー っと1日がすぎて行き、 のんびり読書に ふける時間も無くなってきた 師走のこのごろ。 それでも、 本を読む時間が 自分にとっては ヨガをする時間と同じくらい リラックスできる時間です。 とはいえ、 学習要素の強い、 長い内容の本は 細切れで読むと 集中できませんよね。 そんな時に ピッタリの本に出会いました。 益田ミリさんの本です。 もっと早く出会っていたかった!「すーちゃん」 なんか聞いたことあるな・・・ 釣りバカではないしな・・ と思

読書に対する見えない不安、吹き飛ばします

ピエール・バイヤールさんの著書で、 大浦康介さん訳の、 『読んでいない本について 堂々と語る方法』が、 あなたの読書に対する形のない不安を 全て吹き飛ばしてくれます。 なぜか? それは、この本が 「本を読んだ」という 状況のあいまいさを 明らかにし、 あなたを無意識的に 縛っていた、 「教養」というイメージから 解放してくれるからです。 そもそも、読んでいない本について堂々と語る方法とは?それは、 「自分を語る」ということです。 「はい?」 という声が聞こえてきま

介護、遺産、結婚。そんなものにがんじがらめにされるのは勿体ない。

あら 親子だからこそ 割り切らなきゃ いけないのよ! なーんで 大の大人が親に 自分の人生踏み荒らされ ちゃうのかって人が 多すぎるわよ 近ごろは 林真理子 東村アキコ『ハイパーミディ 中島ハルコ 3』より引用 今がその チャンスよ せっかく 親の介護も終わって 自由を手に入れたのに こんなボロ家に 縛られて 兄だの兄嫁だのと モメてる ヒマはないわよ 人間 幾つになっても 新しい人生に 向かって進んで いかなきゃ 林真理子 東村アキコ『ハイパーミディ 中島ハル