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赤ちゃんの遅寝遅起きは早めに治そう

夫の仕事が、在宅勤務になってから、
夫と子供は朝9時頃に起きる生活を
続けていました。

しかし、
来春からは保育施設への
入園の予定・・・

そして、仕事も始まり
家族の生活のリズムは
大きく変わる予定ですが、
果たして、
とつぜん生活リズムを変えられるのか?
ということが心配になりました。

大人は、
程度の差こそあるものの
習慣は意識的に変えることが
できると思います。

しかし、未就学の子供の場合。
自ら意識して早寝早起きを
することは難しいのでは
と考えていました。

そして、
小児科小児神経科医
三池輝久さんの書籍を
読んでみたところ・・・

答えはノー

2週間ほどかかるようでした。



遅寝遅起きの代償は身体の不調


赤ちゃんの遅寝遅起きの
リズムが身につき、
そのまま就学し、
社会生活のリズムと
体内時計がズレると・・・


常に時差ボケのような
不調が出るそうです。


ぼんやり記憶にありますが、
小学生の頃、
常に眠い、朝が苦手、
よく寝坊する・・・
みたいな子がいましたよね。

もしかすると、
その子は自身の体内時計と
社会生活のリズムが
ずれてしまっていたのかも
しれません。

また、
リズムのずれだけでなく、
遅寝による睡眠不足は
脳の成長にも影響を及ぼすようです。


さらに、睡眠不足は
大人になっても
さまざまな生活習慣病を
引き起こすと言われています。

・糖尿病
・アルツハイマー
・癌

などなど・・・
睡眠不足により、
細胞が休養・リセットする
時間が減ってしまい、
身体中いたるところで
炎症が起きてしまうようです。

さらに本の中で
触れられていたのが、
乳幼児の睡眠不足が
発達障害を引き起こしている
可能性があるということ。


赤ちゃんにとって
いかに適切な睡眠が
大切かが伺えますね・・・



睡眠リズムが狂う原因と、ベストな睡眠

赤ちゃんの睡眠リズムが
狂ってしまう原因は、
ほとんどが家の家庭環境です。

もっといえば、
親の過ごし方です。

夜遅くまで、
明々と電気のついた部屋で、
テレビがついて、
スマホも触る・・・

そんな大人でも
覚醒してしまう環境の中では
赤ちゃんも寝るモードには
入ることができませんよね。


実際に、
子供と一緒に遅寝遅起き
してしまい、
それが習慣化してしまうケースは
多々あるようです。
(うちもです・・・・・・)

また、
お母さんorお父さんの帰りが遅く
帰りを待っていて
寝るのが遅くなるケースもありますよね。

しかし、いずれも
赤ちゃんの体内時計にとっては
良いものではありません。

筆者の三池さんによると、
良い睡眠の三か条は
以下の通りです。

・午後7時〜午前7時の間に睡眠をとること

・睡眠時間は9〜11時間(平均10時間)

・毎日の寝る時間と起きる時間がほぼ一定

午後7時〜午前7時・・・
我が家には耳が痛い話ですが、
子供の将来のためと思うと
目を背けずにはいられません。。



睡眠リズムの改善方法

では、睡眠リズムは
どのように改善すれば
良いのでしょうか?

約1ヶ月タームで
改善する方法が
書かれていましたので、
紹介したいと思います。

①睡眠ログをつける
(約2週間)

②夕方から部屋を徐々に暗くし、
 なるべく早くに家族全員が
 寝床につく

③それでも良くならなければ
 病院を受診する


①睡眠ログをつける

・朝の覚醒時間
・昼寝の時間
・夜の入眠時間
・夜間の中途覚醒の状況
・食事の時間
・夜間授乳の有無
・日中の期限や様子

これらのポイントに注目し、
約2週間、
睡眠・覚醒リズムを観察します。

印刷できるフォーマットも
あるようなので、
活用してもいいかもしれませんね。

スマホアプリなどでも、
簡単にチェックできるので
取り入れやすいものを
使っていきましょう!


②家族全員、なるべく早く寝床につく

具体的な改善方法は
ここからです。

と、言っても、
一言で言えば、
家族みんなで早寝早起き

ただ、これが1番
難しいのは
いうまでもありませんね・・・

ポイントは以下の通りです。

・夕刻になったら部屋全体の
 照度を落とす

・夜8〜9時には家中の電気を消し、
 家族全員が寝る状態を作る

実践すれば
約2週間ほどで、
睡眠リズムが整うようです。


③最後の手段は、病院を受診

それでも治らない場合は、
病院の受診が進められています。

最初は小児科ですが、
アレルギーや
口腔系の影響も
考えられるため、
状況に合わせて受診しましょう。



最後に

赤ちゃんの睡眠リズム。

就学前であればあるほど、
親の影響が大きいのは、
責任大ではありますが、
親の行動次第で
なんとかできる
とも考えられます。

難しく考えすぎることは
よくありませんが、
親の生活リズムのせいで
子供が将来にわたって
苦しむのは悲しいですよね・・・

親である私たちの
努力でなんとかできる部分は
なんとかしていきたいものです。



↓参考にした書籍はこちら



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