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あるある連発、1時間で読める漫画

バタバタバタバターーー
っと1日がすぎて行き、

のんびり読書に
ふける時間も無くなってきた
師走のこのごろ。


それでも、
本を読む時間が
自分にとっては
ヨガをする時間と同じくらい
リラックスできる時間です。


とはいえ、
学習要素の強い、
長い内容の本は
細切れで読むと
集中できません
よね。

そんな時に
ピッタリの本に出会いました。

益田ミリさんの本です。




もっと早く出会っていたかった!

「すーちゃん」
なんか聞いたことあるな・・・
釣りバカではないしな・・

と思って読んでいたら、
2013年に
柴咲コウさん、
寺島しのぶさん、
真木よう子さんの
豪華キャストで
映画化されていました。


コボちゃん風のイラストで、
なじみ深く、
ひらがなが多い優しい言葉で
スイスイ読める
益田ミリさんの漫画。

スイスイ読めながらも、
芯を食った
異常に現実的な言葉
印象的でした。


見えない不安について

遠い未来が
今、ここにいる
あたしを
きゅうくつにしている

益田ミリ『結婚しなくていいですか。―すーちゃんの明日』

ちがう
あたしの不安は、
死んでからじゃないじゃん
不安なのは、
老いている自分
老いて、おばあさんに
なった時に
生きているのが
つらいと思っている状況だったら
て想像すると
不安になってくるんだ

益田ミリ『結婚しなくていいですか。―すーちゃんの明日』

独身であろうと、
結婚していようと、
何が不安なのか
わからないまま
老後に備えていませんか?

私もその一人でした。
保険屋さんに煽られ、
YouTubeに煽られ(笑)、
ニュースに煽られ、

漠然と、
老後に蓄えを!
と考えていました。

しかし、
すーちゃんの一言から
わかるように、
老後ばかり考えていても、
不安は解消されないんですよね。

だから、漫画の中で
すーちゃんは
勇気を振り絞って
「今」にフォーカス
しました。

放っておくと、
漠然とした不安に
やられてしまいそうになりますが、

少しでも「今」、
自分自身がやりたいことに
注意を向けたいですね。




一見幸せに見える立場でも、不安だらけ・・・

ずっと自分で
選んできたけれど、
選ばざるを得なかった
こともある
またいつか、何かを
はじめられるのかな〜

〜中略〜

でも、会っておきたかったんだ
すーちゃんに
今のあたしで。

益田ミリ『結婚しなくていいですか。―すーちゃんの明日』

すーちゃんとは反対に、
結婚もして、妊娠もした
まいちゃん。

しかし、
まいちゃん自身も
漠然とした不安を
持っていました。


妊娠して、
出産するまでの10ヶ月だけ
味わうこの不安。

出産したら
自分が自分でなくなるような
気がして、
不安だったので
すごく共感しました。

同じように、
友達にもたくさん
連絡を取りました。

いざ、出産すると、
そんな不安は
ただの不安だったようで、
全然変わらない気もするんですけどね。



書籍

今回読んだ書籍は
こちらです。


こんなに共感の嵐なら、
もっと早く、
(できれば20代前半に)
出会えたらよかったなー
と思えた本でした。

この本があることで、
世の中のいろんな人の
悩みを疑似体験できる気がします。



ひとりごと(映画版について。)

漫画が面白くて、
映画版を
見てみることにしました。


大女優の3名が演じる、
女性の日常。

きらきらしたものではなく、
リアルで、
なんなら、
ちょっと暗めの雰囲気すら
感じる映画でした。

独身女性の悩み、
キャリア、
介護、
家のしがらみ、
結婚、妊娠、出産・・・

どれも自分にも
起こりうることばかりで
つい感情移入して
見てしまう映画でした。


一言で言うなら、
平成中期版、
東京タラレバ娘
という感じですね。

東村アキコ先生の漫画、
東京タラレバ娘は、
平成後期、

シーズン2は、
令和版、

そして、すーちゃんは
平成中期版。


私の中では、
そんなイメージです。






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