総合的な学習の時間での取組Part1【秘密基地作り:前編・学級紹介】
総合的な学習の時間での取組を
それぞれの活動ごとに3つに分けて
お伝えしていきたいと思います。
わたしは栃木県で約16年間
いわゆる「小規模校」といわれる
小さな学校に勤務してきました。
わたしが子どもたちと
秘密基地作りをしたをこの学校は
残念なことに現在は
廃校となっています。
山間部にあったこの学校は
我が子どもたちが通っていた
学校と時を同じくして
少子化による児童減少で
中学校に併設された
小学校へ一つに合併され
小学校1年生から中学校3年生まで
9年間のカリキュラムで学ぶ
義務教育学校となりました。
この義務教育学校は
もと我が子たちが通っていた
小学校そして中学校が合併してできた
形やシステムこそ違えども
子どもたちの母校となります。
話を戻して約25年ほど前
この学校はまるで高原にある
ペンションのような
一部が平屋建て一部二階建て
校舎の真ん中には
全児童が一堂に会することができる
人工芝が敷かれた中庭のある
県内でも大変珍しい
木造校舎の大変美しい学校でした。
地盤が緩い土地だったために
鉄筋校舎が立てられず
このような造りになったようですが
いずれにしても校舎内も
ほぼすべてが板張りで
木のぬくもりが感じられる
大変心落ち着く
温かな雰囲気の学校でした。
学区は自然豊かで
虫や生き物、植物の採集
畑での作物の耕作などに事欠かない
生活科や理科、総合の時間には
学区の生きた教材を用いて
充実した授業を楽しむことができました。
この学校に8年間勤務しました。
その間、上2人の子どもを
この学校に勤務しているときに
出産して産休・育休をいただきました。
第2子である長男を出産後
翌年度のきりのいい4月
長男がまだ9カ月のときに
学校に復帰しました。
当時2年生だった子たちと
秘密基地を作ることになります。
子どもたちと一緒に
設計図(みたいなもの)を作り材料を集め
どうしたら丈夫な秘密基地が作れるのか
秘密基地が作れたら
そこで何がしたいのか
総合的な学習の時間に
毎週、毎週話合いの時間を設けて
どんな秘密基地が作りたいのか
それぞれにどんな思いがあるのか
確認しながら構想を練っていきました。
最終的には保護者の方々や
地域の方々も巻き込んで
子どもたちが待ち望んだ
秘密基地が完成しました。
ここから先は育休明け当時
2年生だった子どもたちが
どのようにしてこの秘密基地を
みんなで心を合わせて完成させたのかを
お伝えしていきたいと思います。
内容が伝わるように臨場感を持たせながら
個人情報が含まれる部分については
ごく一部を改変するとともに
関わる人たちのプライバシーを
できるだけ守ることを考慮し
有料記事として上げさせていただきます。
この年、わたしは
かなり無理をして育休を繰り上げ
第2子である長男がまだ9か月の時
4月の年度替わりに学校に復帰しました。
長男妊娠6か月の時から結局は
出産まで切迫早産で学校を休ませて
いただいたことが主な理由です。
切迫流産でした。
育休を明けて出ていき
自分が担任したクラスを目の前にして
正直目を疑いました。
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