わたしが考える 不登校⑤ 現時点での終着点【学校編】
今朝聴いたこちらのvoicy
ご興味ある方はぜひ前編もお聞きください。
前編はこちら
わたしは放送中でご紹介のあった
西村カリンさんの本を
⇑ 思わずポチりました。
西村カリンさんもこれらの放送の中で
おっしゃられていますが
やはり自分の考えをもって「違う」を
伝えられる大人になるのは大切なこと
そのためにも日本の公教育を
今ここで変えていく必要があると
わたしは考えます。
前置きはこのくらいにして
ではどうしたら不登校は防げるのか
全体的な収束や解決に向かうのか
1.学校教育が変わること
ここはあえて教員側から書いていきます。
【校内に学びの好循環を回すには】
①教員の立場から
〇授業準備ができる
〇授業(だけ)に集中できる
(当たり前のことを言うのが
とても悲しいですが…。)
〇勤務時間内でやるべき仕事が終わる
〇勤務時間内に学べる
(研修費や書籍費の充当)
魅力的な授業ができれば
授業に集中できる子どもが増え
問題行動が減り
更に授業をより良くすることに
集中できます。
⇓ これまでがいかに悪循環だったか
●人が足りない
●時間が足りない
●仕事に追われる
●授業準備がままならない
●興味関心を引けない授業をすることになる
●教室でトラブルが起こる
●問題解決に追われる
●保護者対応で疲弊する
●更に時間が足りなくなる
実はわたしはこれまでに
苦しい中にあっても
好循環を作ろうと努力してはいました。
しかし、全く追いつかなかった
今後は……
◆問題はやトラブルは◆
スクールカウンセラーや
スクールソーシャルワーカー
スクールロイヤー
警備員や時に警察に外注しても
良いのでは??
◆忙しさの元凶事務処理は◆
SSS(スクールサポートスタッフ)や
事務員を増員し
ICT専門スタッフ
(現状では常勤ではない)に外注しても
良いのでは??
教員は毎日、毎時間の授業を
より良くすることに集中すれば
良いのでは??
行き渋りを含めた
問題行動は可能な限り
スクールカウンセラーや
スクールソーシャルワーカーに
任せて
教員はとにかく
授業に集中する!!
しかしそれにも
毎度のことながら
制度の壁や予算の壁が
立ちはだかります……。
【「楽しい」の好循環を回す】
②子どもたちから見て
〇学校が楽しみ
〇明日の授業の○○が待ち遠しい
〇自分の学びに集中できる
(授業が楽しいと人に
ちょっかいを出す暇がない)
〇周囲にストレスを感じにくい
〇考えが浮かぶし想像力も湧く
〇ますます授業に集中できる
自分の学びに夢中になれて
気持ちが満たされていれば
友達が困っているとき
自然と手を貸せるはず
もしトラブルが発生しても
何かにつまずいても失敗しても
そこから立ち直る経験さえできれば
教室が「押し返す力」を育む場になる
⇑「押し返す力」については
こちらの記事でご確認ください。
⇓ これまでがいかに悪循環だったか
●毎時間座っているだけという我慢を強いられる
●分かっていることを繰り返しさせられる
●分からないことや難しいことをさせられる
●授業に飽きたり諦めを感じたりする
●友達にちょっかいを出したくなる
●イライラが募って更に授業に集中できなくなる
●学習が嫌になる
●だんだんと学習について行けなくなる
●更に座っていることが辛くなる
こうしたお子さんたちが一人二人と
席を立ち始めると
更に他のお子さんたちにも
落ち着かない状態が連鎖します。
これが最近の教室に多く見られる
現象です。
繰り返しになりますが
こちらの記事でもお伝えした通り
不適応状態を作らないことが
不登校対策の「肝」です。
広い意味で
学校が楽しい場所である
ということが
子どもたちにとって
一番の「不登校・不適応」の
『予防』になるのです。
最後に一つ付け加えると
わたしが勤務してきた
公立小学校を想定した
不登校対策となっています。
中学生の不登校問題を解決するには
受験制度が大きくかかわってきます。
そこに関してはまだ不勉強ですので
追々情報を集めていけたらと考えています。
本日、一記事でまとめようと思って
書き始めたのですが
だいぶ長くなりましたので
続きは明日
『家庭でできる不登校予防』について
わたしなりの考えを述べたいと思います。
今日もわたしの拙い考えを
ここまでお読みくださった皆さま
本当にありがとうございます💗💗
子どもたちの未来が
少しでも明るく輝いたものになるよう
わたしなりに一歩一歩前進していきます🍀
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