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音楽家になれない人がやっていること5選

音楽家になれない人の特徴

音楽家になれない人は、特徴を持っています。特徴というか習慣というか、活動というか、理念というか、そもそもの考え方と、行動です。

5S

世間で言われる5Sを音楽家がやろうとするから音楽家になれないのです。

①整理

整理をしようと頑張る人はそもそも整理できないからです。楽器の管理、楽譜の管理、脳内に至るまで自然と整理できている人だけが音楽家になれます。とっちらかるのが自然な状態だから「頑張って整理しよう」と考えるわけです。

②整頓

整頓しようと頑張る人は、そもそも整頓できていないのです。必要なものをいつでも誰でも取り出せるよう、秩序だてて配置することが習慣になっていないといけません。即興演奏でサッと演奏内容が思い付くのは整頓できているからです。

③清掃

清掃しようとする人が信じられない状態です。私は一度も大掃除をしたことがありません。大掃除するような場所がないからです。掃除の時間を設けたこともありません。動くついでに常に掃除しているからです。ウチの女の子達も「立ったついでに拭き掃除」が習慣になっています。これが音楽に出るんです。

④清潔

清潔にしようと頑張る人は、清潔ではないからです。そんな人の音楽をだれが聴くのでしょう。

⑤しつけ

しつけ・・・なんのことでしょう。決められたルールを守って行動する・・・でしょうか? ビルのメンテナンス会社の清掃作業員になるなら必要な概念です。

やること

反対にやることの5Sを考えましょう。

①システム

システムを作るのは、しつけのように他人が作ったルールを守るとのはことなります。自分の成長システムを作るのです。

②想像

イマジネーションは頑張らないといけないんです。ウェーベルンを聴いて何を想像しますか? ドビュッシーやサティなどから何を想起しますか? これは訓練というより、子供心を取り戻す作業です。

③創作

何もない状態から何かを作るのが私達音楽家が「やろう」と頑張ることです。

④相乗効果

自分だけにメリットがある行動は誰でもできますので、他の人、特に共演者やお客様にメリットがあって、それがまた跳ね返って自分に効果があるように頑張れば大丈夫です。

⑤スピード

とにかく遅い・・・世界中の音大で私は「オマエら遅い!生き方が遅い!」とディスっています。横向いて言ってます。つまり、学生達に言っているのではなくて教授陣に言っているのです。「なんでこんな場所でちんたらちんたらガキ教えて小銭稼いでるんだ! オマエらもっとスゴいことをできる音楽家だぜ!」と、応援しているのです。「速く生きましょう」。まだ音楽家として生きることを開始していない人は「早く生き始めましょう」(早く生きる方法はこの日に教えます)。

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津本幸司

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