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音楽家が1日5冊本を読む方法

「本を読まない人はスマホを持ったサル」

「本を読まない人はサル」というのは日本マイクロソフトを成長させた成毛眞氏の言葉です。

「ケータイを持ったサル」というのは京大の正高信男氏の言葉です。

ビル・ゲイツやウォレン・バフェットが多読なのはご存知の通りですが、コード(プログラム)を写真にように見る力は読書から来ています。ビルゲイツが欲しいスーパーパワーは「高速で本が読める力」だそうです。現段階でも人の何倍も速いのにもっと欲しいそうです。それだけメリットがあるんです。

1日5冊

偉人達は1日10冊読んでいますが、私はその半分の5冊だけです。ここまでなら特殊な能力がなくてもできるようになります。

ケネディ大統領も大統領になってから速読を学びましたし、カーネギーも「図書館が大学」と言っています。偉くなった人が「やっべ」と思ったり「宝が落ちてるじゃん」とウハウハになるのが本の中なのです。

「読んできた本を見ればその人がわかる」

とは逆に

「その人を見れば読んできた本がわかる」

のです。

間違った方法

速読術は私も何十個も習いましたし、何十個も実践しました。まだ23歳の漢字が読めない頃から日本語でも試してます。

間違っている方法は、飛ばし読み、斜め読み、部分読みです。これだと理解できないんです。

そしてもっとも間違っているのが音声に変換する読み方です。これは低速になります。

正しい方法

正しい方法は高速で全部の文字を読む方法です。目をボクサーのように動かすのです。上下、左右、斜め・・・・・・そして音声に変換せずに読み切ります。

老眼の人は老眼鏡がいらない距離まで本を離すと一気に加速します(経験済み)

2パターン

実は2パターン読み方があらい、それが①鑑賞パターンと②情報パターンです。

①鑑賞パターンは文学を読む時に使います。全文に感情移入して読みます。

②情報パターンはスキャンニングといって、欲しい情報だけを抜き取ります。そして、スキミングといって、要点を高速でまとめながら読みます。これは論文などを読む場合に使います。

スピード

1秒で1行は最低でもクリアしてください。目指すは1秒で2行です。

メモ

YouTuberがメモをとりながら本を読んでいる姿などを公開していますが、あれは遅い読み方です。メモなんて取らなくて大丈夫です。

都合良くしない

ほとんどの人が自分に都合のいいように本を読んでいます。自分が今までやってきたこと、考えていることが正しいという裏付けを求めて読んでいるのです。これが都合良い読み方です。これはいけません。ニュートラルで読みます。

高速付箋貼り

これは私、津本幸司のオリジナル方法です。

常に大量の付箋を用意します。

デスクにはギターピックと付箋専用の溝があるくらいです

読み落としや、後で見返す部分に高速でベタベタ貼っていきます。だいたい20枚くらいになります。

内容は著作物ですので伏せます

だいたい10分で1冊読めるので、その後に付箋を剥がしながらもう一度確認します。これで5分くらいです。

剥がし終わった状態です

よくやる間違い

「自分が大事と思う部分に付箋を貼る」というのは最悪な行為です。自分の顕在意識ごときが大切と思った部分が大切ならばもう既に分かっていることです。先述の都合のよい読み方をしているということです。そうではなく

読み落としや、後で見返す部分に貼るのです。

参考になれば嬉しいです。

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津本幸司

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