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    読んだ本を、あれこれ好き勝手言う。 これまで読んだ本から、おすすめを載せる。

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映画記録「月」

 読書記録も滞り、noteからの通知は溜まる一方…とにかくサボっていた。  しかし、先日姉と旅行した際に、新しいことにチャレンジする話を聞いて感化された。私もとりあえず、「自分の好きなことを深掘り」したいと思った。  自分の好きなことを列挙すると、植物、カレーと中華、読書、映画、散歩、銭湯、ヨガ、昔ながらのお店、シュールなキャラクターなど…。  読書記録はこのnoteで少し投稿しているので、他の好きなこともちまちま投稿していこうと決意。  映画について、私はミニシアターが

    • 読書記録「太陽のパスタ、豆のスープ」宮下奈都

       本当に、いつぶりのnoteの更新だろうか。記事を書こうとしたら沢山の下書きが残っていた。(どれも途中で力尽きていた)その本たちに関しては、またいつか投稿するとする。2023年は沢山文章を書きたい。  2023年になってまだ15日しか経っていないが、なかなかにたくさんの小説を読んだ気がする。間違いなく面白いであろう(有名な)小説を縋るように読み、やはり面白かったので安心する。  貴志祐介さんの「新世界より」、上橋菜穂子さんの「獣の奏者」など、いわゆるベストセラーを読んだ。

      • 読書記録 「あぁ、だから一人はいやなんだ。」いとうあさこ

         めちゃくちゃ久しぶりの投稿。noteの存在さえ忘れていた。iPhoneのホーム画面を整理していた時に気づいた。なんとなくまた読書記録つけたいなと思い立つ。最近読んだ中(大して読んでない)で、お気に入りの一冊。 あぁ、だから一人はいやなんだ。(いとうあさこ)  前の投稿でも書いたが、芸人さんのエッセイ、とっても面白い!!いとうあさこさんは、テレビで見かける度に、いい具合の突っ込みとボケ具合で笑顔にさせてくれてとっても好き!ヽ(^。^)ノ  エッセイもテンポ良くてエピソード

        • 読書記録 最近読んだ3冊

           ブックオフの100〜220円コーナーは面白い。たまに運命の出会いというか、何気なく選んだ本がとても面白かった、ということはザラにある。  一冊読んだらnoteにまとめようと思っていたが、なかなか時間が取れず(正確には、時間はあるんだけどなんだか気が向かず)、やっと気が向いたので最近読んだ3冊を紹介する。 ①黒いマヨネーズ(吉田敬) ②シュナの旅(宮崎駿) ③重力ピエロ(伊坂幸太郎)  こうやって置いてみると、ジャンルがバラバラで、自分の乱読具合がよくわかる。 「シ

        映画記録「月」

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        記事

          読書記録 神様のカルテ

           春から京都に越してきた大学時代の友人と、定期的に本の貸し借りをしている。そういう友人は数少ないのでとてもありがたい。「他人のおすすめの本」というのはとても興味がある。友人なら尚更である。 神様のカルテ(夏川草介)  ざっくりあらすじ  信州の病院に勤める、「草枕」が愛読書の5年目内科医、栗原一止。現場は常に医師不足、患者は止めどなくやってくる忙しい日々を過ごしている。そんな中、母校の医局から誘いの声がかかる。  大学での最先端の医療を学ぶか、死を目前にした患者のために

          読書記録 神様のカルテ

          読書記録 ルビンの壺が割れた(宿野かほる)

           それは出張2日目のこと。行きの飛行機に乗る前に、「むらさきのスカートの女(今村夏子)」を購入したが、サクサクと読了。今度は帰りの便で手持ち無沙汰になってしまう。またも空港の本屋で手頃な文量の本を物色する。  すると、最近本屋でよく目にする本をみつけた。厚みもちょうどいい。帯を見ると、どうやらどんでん返しが面白いそうだ。  私は昔から、「どんでん返し」の展開がとても好きだ。一時期はそういった本を漁るように読んでいた。果たして、この本はどれだけワクワクさせてくれるのか。 ル

          読書記録 ルビンの壺が割れた(宿野かほる)

          読書記録 むらさきのスカートの女(今村夏子)

           やってしまった。普段家にいる時よりも電車とか移動時の方が読書が捗るのに、出張に本を持ってくるのを忘れてしまった。  積読を増やしたくはないので、1泊2日で読みきれそうな本を空港の本屋で探す。原田マハさんが大々的に取り上げられている中を物色する。すると、前から気になっていた本が。分量もちょうど良さそうなので購入。 むらさきのスカートの女(今村夏子、2022)  意図せずに、今村夏子さんの本を連続で読むことに。ななんと芥川賞受賞作だと!(無知ですみません)  ざっくりあら

          読書記録 むらさきのスカートの女(今村夏子)

          読書記録 星の子(今村夏子)

           Amazon primeに、かねてより観たかった映画「星の子」が追加されていた。以前に原作は読み終えていたのだが、映画を鑑賞したので再読。 星の子 (今村夏子、2019)  この、夜空の表紙がとっても綺麗で、ハードカバーで欲しかったのだが、行った古本屋で文庫本しか売って無かったので。 あらすじは以下のとおり。 中学生のちひろ。病弱だった幼少期から、ちひろを治したい一心で親が宗教にのめり込んでいく。無事に健康に育った現在もちひろの日常には「魔法の水」が。高額な出資で貧

          読書記録 星の子(今村夏子)

          読書記録 「さよなら」が知ってるたくさんのこと(唯川恵)

          良い土日を過ごした。実家に滞在し、草引きをしたり裏山に散歩しに行ったり。鳥が種を運んだのか、キウイが自生していたり、木苺がわんさか生えていた。夜は本棚を物色し面白そうな作品をいくつか手に取る。 「さよなら」が知ってるたくさんのこと(唯川恵、2001年) 唯川さんの作品は、「肩越しの恋人」など数冊は読んだ事があったが、エッセイは初めて。ウラスジを読むと、日々、1人で生きていくことに、「大丈夫」を届けてくれる本だと! 今の自分にぴったりではないかと思い、早速読み進める。特

          読書記録 「さよなら」が知ってるたくさんのこと(唯川恵)

          読書記録 暗黒童話(乙一)

           実家に帰省、姉の本棚を見ていると、乙一さんの作品が並んでいる。久々に読むとする。姉妹で絶妙に作家の好みが違うのだが、お陰で読む作家の幅が広がった。 暗黒童話 (乙一、2001年)  何度か読んだことがあるが、毎度面白かった記憶のある暗黒童話。乙一さんの作品は、「怖すぎないホラー」というジャンルだと思っている。そのため、ホラーが苦手な人でも安心して読むことができる。(わたし自身も然り) あらすじは、 ほんの些細な出来事で左眼を失った女子高生の菜深は、事故のショックでそ

          読書記録 暗黒童話(乙一)