サウナ×留学生

こんにちは、サウナが程よく好きなタゴです。徐々にサウナが好きになった過程を描いてます。

「よーし、サウナに入るぞー」となってもらうのが目的です。入ったら教えてね。

こんな人に向けて書きます。

・サウナに魅力があるのは分かったけどまだよく分からない
・サウナってどんな体験なんだろう

前回まで大学時代、夏にサウナに足を踏み入れて、訳も分からず入ってたら、新体験に出会っちゃったという話をしました。

今回はサウナ×留学生です。ぼくの通っていた大学は毎年多くの留学生が来て、多くの留学生を送り出していました。「公共語は日本語と英語」と言われていて国際交流が多いのがウリでした。

英語が堪能ではないぼくでも、部活やサークルでたくさんのバックグラウンドを持った人と関わってきました。バスケ部に所属していたのでアメリカからの留学生が教えてくれるアメリカのバスケ文化に心を躍らせたのを覚えています。

ちょうど、サウナに出会った夏を終えて九月に突入すると毎年行われる大学生のリーグ形式の公式戦が毎週のようにありました。サウナに夏に出会って自分の中にブームが来ていたので、「試合の疲れを癒そう」という口実でアメリカからの留学生をサウナに誘いました。日本のような入浴文化のない地域から来た彼は、押しが強いぼくに「クレイジーな日本人だなあ、仕方ない」くらいの考えだったでしょう。

そして試合が終わった後、二人で大学近くのサウナ付きの銭湯にいきました。そして、20分ほど身体を洗い湯船に浸かったりして運動後の汗を流しました。

二人でサウナに行くことに。

サウナ室内でアメリカからの留学生の彼はずっと「これなんなん?」って感じ。(笑)

「熱さの限界まで行くんだよ」とぼく。
「ほうほうこういう楽しみのか」と言いつつも決して納得していない。

そりゃそうだ、日本がどんなところか分からない中で、チームメイトとはいえ訳の分からないやつがすんごい熱いところに連れて行ったのだから。ぼくだったら怪しすぎて行かない。

そして汗を流して水風呂に。

「肩まで入るんだぜ」といって飛び込み悦に浸るぼく。
「こいつクレイジーだ」といった目で見る彼。

でも、勇気をだして入ってくれたら「おおーーなるほどー」と、ちょっと感動していた。彼の人生にサウナが始まった。

そして休憩のために露天風呂の横に寝ころぶ二人。試合後の疲れやサウナで追い込みすぎたことから、その日は血が巡っているのが分かり極上の浮遊感だった。しばらく沈黙して各々のリラックスタイムを楽しみながら

「……サウナすごいでしょ」とぼくが話しかけると
「これいいねー…」と明らかに様子がおかしい。恍惚としすぎてサウナハイになっていたのだ。とろんとした目で「目が回るー」とか言っていたと思う。サウナが国境を越えた瞬間だった(もともと超えてなきゃ日本にきてない)。

留学生の彼があまりにも没頭してゾーンにはいっている。サウナやばい。

そう思っていると彼が

「マリワナってこんな感じかなー」と言い出す。やばいやばいやばい。

彼はアメリカから来ていた。アメリカでは文化として、合法的にマリファナをキメている人が街中にチラホラいるそうだ。(彼は人のを見てふーーんって感じなので実際には知らない。)日本ではダメ、ゼッタイなので文化の違いに衝撃を受けた。そしてふと思い出す。

サウナ道を描いたサ道という漫画でも

サウナは合法ドラッグだ!

とか書いてあったな。サウナの魅力ってそういうことだったのかー、と実感した。

汗も流せて健康的になってしまう合法なドラッグ。最高じゃん。中毒性も抜群(人による)。ちなみに漫画では、良すぎて規制の対象になるのではと危惧されている。そんなアホな。

ちょっと誇張された表現になってしまいました。サウナは気持ちいいですがドラッグではないですし安心安全です。

アメリカからの留学生とのサウナ交流によって、サウナってとんでもなく可能性を秘めたものなんじゃないかと確信しました。そして、世界って知識よりも体感と一層思ったのでした。サウナの先にどんな世界があるのか、より体感してみたいと興味が持てたでしょうか。

ではよいサウナを!

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