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サウナ×動線

こんにちは、サウナが程よく好きなタゴです。引き続きフィンランドのサウナで感じたことを書いていきます。

「よーし、サウナに入るぞー」となってもらうのが目的です。入ったら教えてね。

今回のテーマはサウナ×動線です。

簡単に内容をまとめると「サウナとお風呂のセットはサウナ的にベストじゃない」です。

こんな人に読んでほしい。

・自分の固定概念を崩したい人
・業務効率化やオフィスの整理ができない人
・フィンランド行ってサウナってそこまですることかねって人

前回のサウナ×お風呂で、サウナがお風呂とセットなのは日本特有なのを書きました。フィンランドはサウナ単体で施設のメインとなっています。

それを聞いたあなたはこう思いませんか?

お風呂とサウナが両方入れて日本ってお得!

果たしてそうでしょうか。

フィンランドのサウナだけの施設に踏み込んだ時、ぼくはこう思いました。

「お風呂いらないじゃん!」

その1番の理由は"動線"です。

動線は「建物の中で人が自然に通るであろう経路を線で示したもの」

もっと簡単に言うと、「ラクでスムーズじゃね」っていう通り方です。

「トヨタの片付け」という本でも紹介されてます。工場やオフィスの効率化、生産性アップのために大事なポイントみたい。トヨタウェイ!

それとサウナがどう関連するかというと、サウナの体験って実は動線が大事なんです。

想像してください。

熱いサウナで、熱い熱いもーダメだ!

となった時どうしたいですか。

水風呂!飛び込みたい!

ってなるんです。

しかし、日本の銭湯はサウナ出た後、ちょうどいいところに水風呂があることは、ほとんどないです。

もう1つ想像してください。

水風呂でキンキン!よーし出るか!

って時にどうしたいですか?

休憩したいっすよね、ベンチとか椅子とかでボケーっとしたいですよね

しかし、日本の銭湯には休憩スペースはおろか、椅子もないです。良くて、露天風呂の横に寝転べるプラスチックベッドがありますね。

(入らないからよく分からんて人!当然です!入る人でも訳わからんこと言ってます!)

まとめると、日本の銭湯はサウナ的には動線が悪いんです。お風呂のオマケだからサウナ体験のための動線なんてないんです。

だから「お風呂いらないじゃん!」なんです。お風呂がないから、フィンランドのサウナは、サウナ体験に最適化されてます。本場はどうやったら最高に気持ちいいか分かっていて、それに呼応するように動線が進化していく。

フィンランドのサウナ施設には海や湖なので汗を流さずダイブできる。広いし、お風呂の動線とサウナの動線が被って、ストレス!みたいなことがないです。

休憩スペースもしっかりあって、建築やアートなどと絡めてうっとりとした時間を演出している。

面白くないですか?
強みだった日本のお風呂、温泉がマイナスに働いてるんです。でも日本人はお風呂が大好き(ぼくも好き)、なので意識的にならないと気づけません。

逆に考えると、サウナにはいれば、動線がなぜ悪いか考えずにはいられません。あなたのオフィスやお部屋も綺麗に片付く!
ぜひそんな視点でサウナに入ってみてください。

では良いサウナを!

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