見出し画像

求めていたのは「分かり合えた」と感じる前の誠実なエネルギー

特に近い存在
親や子、兄妹、パートナー
そういった人達と
分かり合えた!とか 通じ合えた!という感覚は
とても温かくて、
すがすがしくて、
充実した感じのものではないかと思います。

私は本当に長い間、この感覚を求めていました。
喉から手が出るくらい。
どうしたら分かり合えるのか。

あまりにも長い間、分かり合えないことが続いたので
そもそも「分かり合いたい」という欲求自体が
間違い、とか、勘違い、とか
そういったものではないか、と何度も考えたほどです。

心のことを本気で学び取り組み始めても
「分かり合う」ということがしばらく可能になりませんでした。

画像1

セラピストの元で何年にも渡って
細かく自分のエネルギーを見つめてきました。

思考のエネルギー
感覚のエネルギー
体感のエネルギー
受け継がれてきたエネルギー
無意識に拒否しているエネルギー
本当の望みのエネルギー

その時々の私の精一杯で
私の中の感覚を研ぎ澄ませて感じていきます。

そして、本当にたくさんの勘違いしていたものを
放したり溶かしたりしていきました。
それは今も続いています。

そんな中で
少しづつですが
私なりの「分かり合う」ということが
分かってくるようになったのです。

画像2

まず、それまでの私の中にあった「分かり合う」というイメージが
変わりました。

恥ずかしい話なのですが、私は「私の正しさを正しさと認めて受け入れて共感・賛成して欲しい、という欲求を相手が叶えてくれること」を「分かり合う」ということだと思っていたのです。

でも違っていました。

私が求めていたのは、
「分かり合う」前の段階。
「分かり合う」は結果として「おまけ」のようなものだったのです。

求めていたのは、
私が本当の私の誠実なエネルギーで言葉を紡ぎ伝えて表現すること、だったのです。

分かり合えるかどうかは分からないけど
分かり合いたいから私は本当の私の誠実なエネルギーの感覚で
言葉を紡ぎあなたに伝えてみるね、ということができている私、
を私は求めていたのです。

さらに、それまでの私は、頭では「分かり合いたい」と望みながら、
どうせいつものように分かり合えないだろう、という諦めのエネルギーが私の根底にあっての「分かり合いたい」だったのです。

思考の望みなのか。
本当の望みなのか。

自分が根底にどんなエネルギーを持って
自分の現実を創ろうとしているのか。

思考の望みは思考でしかないのです。

思考の望み、なのか
本当の望み、なのかを
自分の中で分けることができると

本当の私、への感覚を強めていけるようになります。


************

個人セッション(カウンセリング)をしています → 詳細はこちらです

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?