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籠る声が響く、唯一の場所


noteを始めて約1ヶ月半。
ありがたいことに、10,000pv、1,000スキ、200フォロワーと、自分の予想を上回る人に見ていただき、本当に感謝でしかない。

こんなにこもる声が、皆様に届くのはどうしてだろう。

僕は顔に似合わず、声が低い。
童顔の人は大体声が高いのが通説なのに、なんか低い。
僕は身長に見合わず、声が低い。
低身長の人は大体声が高いのが通説なのに、なぜか低い。
低身長の人は声帯が短いから声が高く、高い人は長いから声が低くなるようだ。
僕は定説を覆した、新人類なのだろうか。

マスクをしたら尚更だ。
声がこもりすぎて、ほぼ何も聞こえない。
読唇術さえ使えないので、もう絶望的だ。

おそらく、今の時期にUNOをしたら、僕は一生アガれないだろう。
タートルトークに入ったところで、亀に聞き返されるだろう。
「マスクの良さ」を流暢に喋ったインタビューでも、全カットされるだろう。
『 聞き返される of the year』があったら、毎年アワード受賞式に参加しているに違いない。  

これだけこもる上に、言いたいことをスラスラと言えるタイプでもない。
ほとんどと言っていいほど、1会話に1回はつまづく。僕が走る会話のレーンの上には、石ころやブロックが等間隔で置かれているらしい。

僕の声に含むさまざまな想いは、なかなかに伝わりづらい。

それでも、noteだけは僕の声が響いて聞こえる。
うまく言葉にはできないけれど、ずっと言いたかったこと。
ちょっと恥ずかしいけれど、文字でなら表現できること。
4,400万人もの人に、声を大にして伝えたいこと。


ひとりひとり直接には、絶対に伝えられない。
対面でも、電話でも、メールでも。
4,400万人もの人の前に立っても、絶対に声は届かない。
声を張っても、マイクを通しても、スピーカーの音量を大にしても。

たった1ヶ月半でこんなことを言うのも過信だが、noteは僕のこもった声が唯一響く場所なのかもしれない。
いや、これは言い過ぎたので、声のボリュームを落としたいと思う。

こだまにはならなくていい。
誰かの心にちょびっとだけ響けば、それでいい。

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