見出し画像

“念願の”ディレクターになりました

お久しぶりです。
手塚亜佑です!

新卒で入社した会社で3ヶ月間の仮配属を終えて、8月、いよいよ本配属になりました。
3年のデザイナー生活を経て、私はディレクターになりました。

第一次面接の面接官で「この人と働きたい!」と思った方とは違う部署になってしまいましたが、、、この会社で念願のディレクターになれたことは大変嬉しく思います…!!

「デザイナーじゃなくてディレクターなの?」「念願だったの?」「デザイナー職で入社したわけじゃないの?」という私のことを知ってくださっている方なら、こういった疑問が浮かぶことでしょう…。

この機会に経緯やディレクターを志望したワケなどを書いていきます。


そもそもクリエイティブ職に就けることが嬉しい

私が入社した会社は、たとえデザインスキルや語学スキルがあっても、新卒は全員総合職として入社します。
私は最終面接で「いろんなデザインやるけど大丈夫?」という『デザイナー職採用前提の入社なのか!』と思わせられるお言葉をいただいていたのですが、先輩の中でも学歴や経歴に関わらず、デザイン学部の方が全然違う営業職をやってる場合も、海外人材の事業部にいる場合もあります。

そのため、ここにいてもデザインができないかもしれないと言う心配が、仮配属で時間を過ごすにつれて、大きくなりました。
また、私の仮配属も営業。「このまま営業の可能性もあるな…。」「でも入ったからには挑戦だと思って頑張らないと…。」「でもやっぱ制作がやりたくてこの会社入ったのに…。」と浮き沈みする3ヶ月。

仮配属期間が残りわずかの時期に、取締役と話し、本配属がディレクター志望ということを伝えると、取締役も私をそう配属しようとしてくださっていたことが判明!
当時の同じ部署の方に報告すると、「じゃあ、お客様と直接やりとりするってことだね!」と。当然のことながらも、私はハッとさせられました。

大きい制作会社のデザイナーはお客様と話す機会が少ない、作り手、より手を動かす、職人側になってしまう可能性があるということを、いろんなところから伺っていました。
が、立場がディレクターとなると話は別。
会社によっては、営業ではなくディレクターが直接やりとりできる。私のいる会社はまさにそう。

私は人の想いを聞いてカタチにすることが大好き。そして、手触り感を持って仕事したいと思っていた私にとっては、最高の選択肢でした。

ディレクター寄りのデザイナー、次のステップへ

フリーランスの経験を通して、知り合い数人に教えていただいたのは私が「ディレクター寄りのデザイナーである」ということ。

技術的に絵やスケッチの才能があるわけではない。でもニーズに応えて、他者視点を踏まえて分析を行うことはできる。経済学部の視点も踏まえてリサーチもできる。表現も好きだけど、調査やコンセプトメイキングも好き。仲介役に立つことも苦手ではない。

そして、「デザイナーではなく、あえてディレクター目線に立つことでみえる世界が広がるのでは?」と上流部分へ向かいたいという気持ちがありました。
そして、ヒアリングが苦手な私にとっては最高の成長機会…!笑

そして、尊敬する部長や取締役に、今後のポテンシャルがあると、(新卒誰に向けて言ってるかもしれないけど!)期待の言葉をいただいてから、改めて就活時にお送りしたときのポートフォリオを見返しました。

今見返すと直したい部分はもちろんあるけど、そもそもを振り返ってみれば、「デザインが嫌だと思った時がきても、たとえ向いてないと思っても、2年は続けよう」と思っていたこと。

休学した1年もあるので、結果として3年間デザイナーとしてフリーランスをやっていたけれど、デザインを始める時に読んだ本を思い出しました。

この本で覚えていることは、2年続ければ何かしらの成果が見えてくること。

だから、ディレクターをやってみて今後どう動くか、この先の将来何をするのかを、最低2年、もしくは3年かけて、知りに行くことにしました。

まだ8月に入り2営業日しか、制作・ディレクターの仕事は経験していませんが、「リサーチさせてもらえるなんて!楽しいいい!」「1日が終わるのがあっという間…。」「良くも悪くも、水分取るの忘れるくらい集中しちゃう…(私は集中すると飲み物飲むの忘れがち)」とすでに制作に来て超ウキウキしてます。

ただ会社員として、「いかに制作で成果を出すのか…。」「どう目標設定するべきなのか」が営業と違って目に見えないのが課題です…。
上司と擦り合わせたり制作の人に話を聞いてみたりと、そこは情報収集から始めてみようと思います…!

めずらしく月初にnote記事を1本をかけたので、今月のやること宣言と、最近の本と映画のアウトプットをします٩( 'ω' )و

今月やること

  • お盆期間に本8冊読む
    →絶賛積読中!読んで買ってを繰り返しているので、全然数減らず…。
    (しかも内容が重ためだったり厚みのある本ばかり後回し気味)
    せっかくお盆は9連休なので、有言実行して読んだ本紹介のnoteでも書こうかな…。

  • 3年を見据えたマンダラチャートをつくる
    4月からやりたかったのに、書いて消してを繰り返していたら、気づいたら8月…。ただ上司や社長、取締役とお話ししたり、読書をしたりしているうちに、自分のやりたいことの解像度の荒さに気づき、やるべきことが見えてきた気がします。

マンダラチャートとは、目標を達成するために思考を整理し、具体的な行動目標を立てるための表のことを指しています。

引用ー【マンダラチャート】大谷翔平選手が夢を叶えるために使った目標達成シート

なんと厚生労働省がマンダラチャートを紹介していました。大谷選手が高校時代に使っていたと噂だった、あの9×9マスのシートです。

  • 釧路にふるさと納税を納める
    母校の釧路公立大学の、同窓会のお知らせに同封されていたふるさと納税のチラシ。しばらく釧路に帰れそうにないし、同窓会にも参加しないので、せめてもの気持ちで。昨年度は滑り込みで3月に食べたいものありきで佐賀牛で申し込んだので、今年は釧路へ。
    今月中に忘れないうちに紅鮭、頼んでおこうと思う✨皆さんもぜひ。

最近読んだ本と観た映画

今回は両方ともノンフィクションのストーリー。
(※ほんのちょっとだけ印象に残った部分を引用しているので、ネタバレ苦手な方はすっ飛ばしてください!!)

本「アルジャーノンに花束を」

十数年前にドラマにもなった上、ここ数年?数ヶ月で再度本が売れ始めているそう。私もドラマは小学生のときに観ていたのですが、改めて原作を読んでみたいなと思い購入。

32歳で幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイは、ある日、ネズミのアルジャーノンと同じ画期的な脳外科手術を受ければ頭がよくなると告げられる。手術を受けたチャーリイは、超天才に変貌していくが……人生のさまざまな問題と喜怒哀楽を繊細に描き、全世界が涙した現代の聖書。

Amazonの紹介文より引用。

ドラマとは異なり、書籍ではなんと主人公チャーリイの経過報告として書かれています。
そのため、最初は正直すごく読みにくいひらがなだらけ、誤字だらけの日記。とは言え、実験の経過が進むにつれて、急スピードで成人並みの、もしくはずば抜けた知能や語彙、感受性を持つようになり、いろんなことがうまくいくと思いきや、さまざまな壁にぶつかります。
チャーリイが苦しむ場面ではとても心が痛かった…。

Amazonの口コミをみると、いろんな意見がありますが、読み終えて私が感じたことを一言でいうと、「愛を与えたり愛を受け入れたりできる人を増やしたい。環境によって、苦しむ人がいれば、そのトラウマを緩和させたい。考え方を変えてあげたい。」

「〜してあげたい」なんておこがましいのかもしれないけど、前回のnoteで書いた記事とつながるなぁと勝手ながら感じて読んでいました。他人事や絵空事ではなく、いつかやり遂げたい。生きやすい世界をつくりたい。今はできなくても、いつか必ず。

トラウマを乗り越えた人は、同じような体験の持ち主や気持ちの痛さがわかる人。執着し苦しむのではなく、その人の幸せのため、そして誰かの未来に繋げられる人が増えますように。

映画「ディア・ファミリー」

主題歌が私の好きなアーティストの「Mrs.GREEN APPLE」だったことから興味を持った映画。「製造業で働く父が、我が子の難病を治すために、人工心臓をつくる物語。」
このお話、実話だそうです。。観ている最中、まさかとは思っていたけど…。

命の尊さ、儚さ、ありがたみを感じることができた上に、家族の大切さを痛感しました。
それから、劇中で一番印象的だった言葉「次はどうする?」

この主人公は「諦めの悪い男」としても作中で描かれていましたが、その主人公夫婦の夫婦の口癖がこの言葉でした。
たとえ、何度ダメだったとしても、次の方法を探すことが当たり前である姿勢に、私もそうでありたいなんて思い、勇気づけられました。

映画館によっては上映数がもう減ってしまってるみたい(場合によってはないかも)ですが、迷っている方がいれば今すぐに観てほしい…!!

お盆まで残り1週間!
そして、お仕事の人は、世間が休日や連休の中、いつもありがとうございます…!

暑い日が続いていますが、水分補給しっかりして、有意義な夏をお過ごしください〜( ´ ▽ ` )

また中旬もしくは下旬に書きます( ^ω^ )
ではまた〜〜!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?