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自分の弱さを「人生の使命」にする

こんにちは。手塚亜佑です。

約1年前からここ数ヶ月前まで、いろんなことがありました。
私にとっては、人生で一番大きな挫折と言ってもおかしくないし、自分の弱点や嫌いな部分に直面し、すごく苦しい時期だったと今になって思います。

今回は、この挫折経験や苦しかった過去があったからこそ、自分の弱さを生きる意味や人生の使命に変えられたお話をします。

少し恥ずかしいけれど、自分の弱さをここに綴ります。

できない自分が大嫌い

完璧主義者とは言わなくとも、60〜80%を目指しているタイプ(最近、上司に言われて気がついた)。
だからこそ、ある程度当たり前にできると思っていたものが、できなかったと知ってしまった時、とんでもなく自己嫌悪に陥って「どうしてこんなこともできないんだろう」と責めてしまっていた。

個性や価値観を否定されることが許せない

人の価値観や考え方は人それぞれなのに、どうして理解し合えないのだろうと思っていた。自分が考えられる想像力やその人の思考の背景には限界があるから。
自分含め、他人に対して「どうしても許せないこと」は減らしていきたい。対立は基本嫌い。
だからこそ他人の「どうしても理解できないこと」が見えてしまった時に、自分を責める習慣ができていた。あのときは逃げることしかできなかった。本当はわかり合いたかったけど、自分がぼろぼろで限界だった。

「普通じゃない」と思って生きてきた

小さい頃から集団行動が苦手で一匹狼。
直感型で思い立ったら即行動タイプ。
正直、これ以上なんで自分が「普通じゃない」のかは自分でも言語化できていないし、親しい友達はいたけれど、なんだか学校やクラスに馴染めてる気がしなかった。(あまり「普通」という言葉使いたくないんですが、ここでは自虐的な表現として使わせてください)「宿題とか授業、めんどくさいね」とか「部活であの子がこんな発言してて、、」とか、先生やクラスメイトへの悪口にも共感できないのに、なんとなく受け取ってへらへらしていた。良い子ちゃんでいたかったのかもしれない。

昔から豆腐メンタルで、泣き虫だった

自分の弱さにぶち当たった時、「こんなこともできないのか」と部活でも勉強でもバイトでも仕事でも思ってしまった時、自己嫌悪で涙が出てくる人間だった。
先生や親に怒られたら、罪悪感で泣いてしまうタイプだった。
逆に励ましてくれて、優しくされすぎても、「どうしてこんな奴に寄り添ってくれるの」と、心のあたたかさにも泣いてしまう人間だった。

自分の弱さを武器にする。人生の使命にする

これらの弱さがすべて重なった時、私は精神的にうつになりました。でも、性格はそう簡単に変えられない。だからこそ、この挫折経験を活かして、数年後、何かビジネスができたらなぁなんて思ってます。
私と同じように、もしくはそれ以上、受け入れられない、受け入れられてもらえない価値観や選択肢の狭さによって、生きづらさを感じてしまっている人がいるのなら、少しでも生きやすくなることをやっていきたい。

手段はまだわかりません。起業もしれないし、社内の新規事業かもしれないし、転職かもしれないし、また個人事業主としてリスタートするかもしれないし。
(直感型なので気が変わるかもですが…。今のところ私の生きがいと使命はここにあると思ってます)

とある本を読んでこの考えに行きつき、今の私がありますが、読んだ当時は正直あまりピンときていませんでした…(ありがたいことに、それまで衝撃が大きかった挫折経験といったものが特になく…)。

私の人生を変えた本はこちら。

この著者の澤田さんの息子さんは目の病気を患っており、視覚がありません。しかし澤田さんは当時コピーライター。息子さんを通じて障害者の方とたくさん出会い、「弱さ」を活かせる社会をつくろうと奮闘した姿が描かれいています。
それがきっかけで、澤田さん自身の弱さ「運動音痴」を「運動弱者」と称し、だれでも楽しめる「ゆるスポーツ」を創設。

この本を読んでいたから、挫折を経験してから改めて気づいたこと。
それは、私は人生のマイナスの出来事を、プラスにする人間だったこと。

就職活動で使ったポートフォリオの一部のモチベーショングラフ

たとえば、第二志望の大学で釧路に行ったからこそ、地方のまちづくりに目を向けたこと。
コロナで留学ができる環境じゃなくなったから、デザインを学んだこと。
地方でも非デザイン学部でも、経済学部なりの、地方出身なりの特性や場数を活かしてフリーランスデザイナーをやると決意したこと。
当時の彼氏に振られたから、札幌への移住を決意したこと…。笑
(これは元々デザイン修行したくて環境を変えることを考えていたけど、振られた5日後に親に相談したので、別れたことが大きい笑)

今の職場で尊敬している上司が「悪いことが起きても都合よく捉えるマインドセットを持つようにしている」とおっしゃっていました。
その話を聞いて気づいたことは私も「反省するけど後悔しないタイプ」ということ。少しニュアンスは違うけれど、「よくないことをして反省はするけど、次に活かそうというマインド」だということ。

うつになっていた当時は気づかなかったけれど、今はこのマインドセットを持ち続けることが弱さと向き合うコツであり、辛かったことを克服する経験なのだと今は思っています。

今はその「人生の使命」のために遠回りをしている自覚はあります。
Webマーケティング会社なので、ソーシャル系と少しジャンルが異なるなぁとか、仮配属が営業なのでやりたいことと直結してル感じがないなぁとか、クリエイティブ職につけたとして、そのビジネスとやりたいデザインをどう結びつけよう?とか。
ただそれも込みで、今の会社を選び、なりたい自分になるために最善の道を選んだ自信はあります。

就活時も「ソーシャルデザイナー」を目指していたけど、ここ数ヶ月で解像度は上がった気がする

オチがわからなくなってしまったけど、今「弱さ」や「コンプレックス」「トラウマ」があるのなら、ぜひこの本を読んでほしい。
「こんな立ち向かい方があるのか」と学べる上に、考え方のフレームワークも載せているので、自分に置き換えて考えることができます。

気づけば7月も終盤!!社会人4ヶ月が終わる!
最近、個としての活動をしてないこともあり、語りたいこと、綴りたいことがたくさんあります…( ;  ; )本当は北海道の皆さんとも関わりたいし、若干ホームシックだし、もっと東京のイベントも参加したいなぁ…、、

来月8月の目標は、noteの記事2本書くこと!!
また読んでいただけると嬉しいです( ´ ▽ ` )

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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