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医療関連企業の皆様へ&NYAUWについて③

このシリースは


パーパス(WHY)
ビジョン(WHERE)
ミッション(WHAT)
バリュー(HOW)
を埋めながらNYAUWについてもう一度内省していきたいのと 医療関連企業様とともに医師の皆様に色々なプロジェクトをお伝えして、医師・患者さん・企業様・医療業界にPOSITIVE FEEDBACKが出来るようにしたいというシリーズにしていきたいと思います。
基本はステークホルダーみなさんがモテるようにしたいのです

2019年のNYAUWとしての初投稿はモテについてでした(その頃はFACEBOOKで投稿しておりました)

ここにも書きましたが、社会的にモテたいという方(⑦)と仲間になりたいのです。

【ターゲット②】


NYAUWのターゲットの再考を前回しました

私の中での(直接的な)ターゲットの定義は(前回より増えていますね笑)
・①私でも働きかけることができる
・②その結果動いていただける
・③もともと動いてくれにくい(済)
・④動かすことでレバレッジが効く(済)
・⑤インサイトがある(済)
・⑥裁量権がある
・⑦モテたい人
・⑧ため息や危機感がある
・⑨コントロール出来るものを増やしたい
・⑩他へのリスペクトがある

最終的には患者さんのためにも、社会のためにも、そして医師自身のためにもなるようにしていきたいのです。

前回は③④⑤についてとバーベル戦略を視野に入れている医師の先生をターゲットにしたいということで話が終わりました。


バーベル戦略とは?

これについて知ったのはニュータイプの時代(山口周さん)という書籍の中でした。

特許庁といえば、アインシュタインは特許庁の役人というリスクの極めて小さな仕事をしながら科学論文を書きノーベル賞をとった 論文を書くことのダウンサイドのリスクは殆どありません たとえ失敗したとしても失われるのは時間とレポート代くらい。しかしアップサイドの可能性は無限大です。 それを避け 人生から不確実性を追い出してしまうということは 自分の人生が大化けする可能性も否定することになる(山口周さんの書籍より)
これはバーベル戦略と言われます。バーベル戦略について 金融で語られることが多いですがキャリアにおいても

上の記事からの引用ですが【バーベル戦略とはもともと投資の分野で言われている方法で、自分の持っているお金の85パーセントを安定資産に、15パーセントをリスク資産に投じる戦略になります。元々は安定資産の価値が、地震のような滅多に起こらないことで価値が0になってしまうブラックスワン(黒い白鳥)と呼ばれるこの現象への対抗策として提案されたものです。】

ブラックスワンについては

が有名ですが、これは上下巻で大作なのでもっと気楽にブラック・スワンについて理解したいとなれば 以下の本がおすすめです

中古本で200円から売っていますが
9.11テロ、東日本大震災など、
発生の確率は低いが大きな波及力で人類を消滅させうる事件をXイベントという。
Xイベントはなぜ起こるのか?
Xイベントは我々の未来にどのような影響を及ぼすのか?
複雑系の専門家が災害、金融危機、食料難など、
11の事例を具体的にシミュレーションし、起こりうる危機を大胆予測する。

【Xイベント1 デジタルの闇】インターネットの長期にわたる広範囲の停止
【Xイベント2 空っぽの食卓】世界の食料供給システムの崩壊
【Xイベント3 電子機器が止まる日】大陸全土を襲う電磁パルスがあらゆる電子機器を破壊する
【Xイベント4 新世界無秩序】グローバリゼーションの崩壊
【Xイベント5 物理学がもたらす破滅】エキゾチック粒子の生成による地球の破壊
【Xイベント6 吹き飛ばされて】核をめぐる状況の不安定化
【Xイベント7 ガス欠状態になる】世界の石油タンクが干上がる日
【Xイベント8 すぐそこに潜んでいる脅威】世界規模の流行病
【Xイベント9 停電と水不足】送電系統の機能停止と清潔な水の供給不足
【Xイベント10 テクノロジーの暴走】インテリジェント・ロボットが人間を主役の座から引きおろす
【Xイベント11 大規模な巻き戻し】グローバル・デフレと世界の金融市場の崩壊

風が吹けば桶屋が儲かる、バタフライ効果くらい遠いものもありますがそういった遠い効果も視点に入れれることができるようになります


医療にブラックスワンなんて起こらない!?


皆様、日本の医療は
・出来高制
・フリーアクセス制
・免許制

なので
「価値がゼロになることなんかない!安定資産(クリニック経営)100 リスク資産(新しい試みやプロジェクト)0でOK!安泰安泰!」ということを思っておられる先生はほぼおられないと思います。しかしながら「なんとかなるでしょ?」と思っている医師が多いと思います。(私も心の何処かで)

つまり課題感やため息がある方(⑧)でないと「このままでいいじゃん」となってしまいます。

しかし
コロナ禍でリモートでの仕事がデフォルトになった方も多いと思います。そのせいでオフィス需要が減ったことも重なってテナントが撤退するビルも増えたとお聞きになったこともあると思います。

商売なさってる方は大打撃を受けた方も多いと思います。


病院の先生方はコロナ対策・対応でお忙しくて大変だったとおもいますし、クリニックでもコロナ対応で大変で一般の患者さんの数が減って収入が激減したところも多かったかともいます。

そういった意味で ブラックスワンは起こりうるという認識はコロナ前よりも出てきていると思います。
喉元すぎればで忘れてしまっている先生も多いかもしれませんが課題感やため息を継続して維持しておられる先生(⑧)も多いかと思うのです。そういった先生をターゲットという言い方があまり好きではありませんが「一緒に何か将来できるチームメンバーになって欲しいということです

コントロールできる?


ブラックワンのような災いのの発生確率を下げるために、世界中の研究者が日々多くの努力をされているおかげで世界を守ってくれています。しかし、その努力超えるくらいの災いが起こることもあるわけです。天変地異や戦争のように大きなものでなくても、日常の物価高や診療報酬改定もあるわけです。こういったことでさえ我々医師は個人ではコントロールできないのです。そのために医師会などが政府などにお願いしたりするわけですが、ない袖は触れないということもあり、我々の要望が全て通るわけではありません。

つい最近も開業医の診療報酬を下げようという流れが出ていることもあります。世間ではこの物価高が進み時給が上がっている中でそういった流れになっています。 

当事者としては色々あるんですよーと言いたいこともあると思います。しかし、医師会やアカデミックの重鎮でない限り診療報酬に物申すことはできないのです。

状況は把握しつつも、コントロールできないものについては一旦自分から切り離して、バーベル戦略で言うところの15%のリスク資産(新しい試みやプロジェクト)に進んでいこうという先生(②)にTeamメンバーになって欲しいなーと。

コントロールについては以下の本で良い表現だなーと思ってそれを頻繁にするようにしています【「自分がコントロールできるところ」「自分がコントロールできないところ」をわけて考え自分で変えることができることに力を注ぐ

これはこれからも繰り返しますが、「そんな暇があったらもう一本論文読め!」という先生がいらっしゃるのは存じ上げています。
もちろん、日々のUPDATEをサボるということではありません。そのアップデートも完璧に英語論文を読むということを求めるとそれを実行する人が減ってしまうので、もっと簡単に最新の情報が入ってくるように工夫すれば善いのです。


年間に100時間(週に2時間)くらいちょっと毛色の違う、ご自身の興味のあることをするということで。それは趣味でも全く構わないのです。しかし、それがご自身のコントロールを増やすという視点の試みやプロジェクトであれば更に良い
なーと。

スポーツやグルメや趣味で仲間を増やすのも自分のネットワークを広げるという意味でコントロールを増やしていることにもなります。
そこで単にそのもの自体を楽しむ+αをあえて設定するのです。例えば今日は「XXになったつもりでプレーするとか」「今日はYYのお酒について深く調べるとか」なんでもいいんです。私の場合は日常診療内のため息探しが趣味なんです。それは何故善いかというとネタに困らないからです。沖縄でスキーショップしたり、北海道でダイビングショップしても顧客探しが大変です。(もちろん逆に顧客総取りという視点もありますが)

プロジェクトネタに困らない、アクセスに努力を要しないという視点で、クリニックで嫌なこと・面倒なことを探すことに至上の喜びを感じています

なぜ+αを設定することが善いのでしょうか?



今日はここまで

ターゲットについて
・①私でも働きかけることができる
・②その結果動いていただける(済)
・③もともと動いてくれにくい(済)
・④動かすことでレバレッジが効く(済)
・⑤インサイトがある(済)
・⑥裁量権がある
・⑦モテたい人(済)
・⑧ため息や危機感がある(済)
・⑨コントロール出来るものを増やしたい(済)
・⑩他へのリスペクトがある

結構ターゲットの説明は終わってきましたね!

続きは次回以降

(再掲)今回のシリーズの目的


色々発信してきましたが、良くNYAUWのことがわからないというお声があるので、自身の振り返りと医療関連企業(製薬・医療機器・人材採用・開業支援・コンサル・医療法人などなど)の皆様にお願いしたいことなどを踏まえて書かせていただきます。

最終的にはターゲットの先生方にご参加頂きたいのですが、先生方は数多くの医療機関に分散しており、我々のような無名のわかりにくいプロジェクトへのご理解をいただけていないという現実があります。

そこで医師の先生方にアクセスを多くされている医療関連企業の皆様に少しでも我々のことをご理解いただき、皆様の営業ツールになるのでは?と思っていただければご自由にお使いください。または一緒に何かしましょうという方は是非当方にお声がけいただけると幸いです。
メッセンジャーかメール tokyoeyeasagaya@hotmail.comで)

企業の皆様も様々な施策をすでに考え医師の先生にアクセスされていると思いますが、NYAUWのような視点ではなかったと思っていてだけるツールがあれば是非ご利用いただけると幸いです。

このシリーズでも書いておりますが、我々が行っているのは非常に短期的でわかりやすいプロジェクトやツールはなくて、すこしマクロな視点・結果がすぐには出ないようなものが多いのでそのあたり全ての医師の先生を対象にしているわけではありません。
「うちのクリニックは一生安泰です!」という先生ではなく、現在や未来へのため息がありそれに対して解決策を模索しているという先生をターゲットにしております。そういった先生がより患者さんのことを考えているのかも?という仮説でおこなっており、そういった先生とともに今後TEAM-UPして行きたいと考えております。


参考リンクまとめ

活動のまとめリンク

KINDLE出版




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