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オキシトシン社会と、母性社会であるということ(脳生理学的に)


日本人の「いじわる気質」は、まあ、2ちゃんねる文化とかツイッター文化で大体の人たちは知っていると思ってるのだけど、この「原因」となる箇所に<オキシトシン>というホルモンの名前が出てきていて、なるほどなと。

オキシトシンは俗に「愛のホルモン」とも呼ばれ、母親と子供の絆や恋人同士の愛情など、人間の社会的結びつきや信頼関係を形成する助けとなると広く知られています。

とはいえ、オキシトシンが単純に「良い」感情だけを引き出すホルモンではないことが、近年の研究で指摘されています。特に、オキシトシンが集団内の連帯感を強化する一方で、他の集団に対する敵対心や攻撃性を高める可能性があることが示されています。このような「二面性」は、オキシトシンが我々の社会的行動や感情を調節する上での複雑な役割を示しています。

注意すべき点としては、これらの研究結果は主に動物実験や限定的な人間実験によるものであり、オキシトシンと攻撃性の具体的な関係についてはまだ完全には解明されていないということです。また、個々の行動や感情は、単一のホルモンだけでなく、多数の脳内物質やさまざまな環境要因によって影響を受けることも念頭に置いておく必要があります。

ChatGPT4

オキシトシンの「万能感」は、ある意味、女性が出産する際の「助け」にもなるものではありますが、

私、常々、日本という国の本質は「女性社会」だと思っていて、一方の「米国と言うのは「男性社会」だとも思っていまして。

これを、大脳生理学的にて説明するなら、
米国:右脳大脳新皮質系(Innovation脳、そして Integration脳)
日本:左脳辺縁系(Execution脳)
だったりはします。

で、
私は、数多くの「イノヴェーション」が男性によってなされてきて、それを「守り続ける」のが女性の役目だった、という解釈もしています。まあソレがあるゆえに、イノヴェーションが「可能な」超優秀脳を0.1%でも排出すべく、男の子の「成績」の標準偏差は大きく(平均は低く)、そのイノヴェーションを守り次世代に伝えるために、女の子の「成績」の標準偏差が小さく(平均は高く)、というような「優劣」を神様が与え続けてきたのだろうという推論も立てています。

(東大は秀才を出来る限り多く輩出することを是とし、京大は一人の天才のためにその他の凡人を犠牲とすることを是とする、なんて言えば、前者は「母性的」で、後者は「父性的」とも言えるんだろうな・・余談(笑))

実際、30年前は少なくともコンピュータを使うのなんて男性が9割以上だったけれど、その発展形のアイフォーンとかで日々コミュニケーションをし、TikTokでカネ稼いでたりするのは女の子でしょう?と。

まあ、こんなのは、料理然り、あらゆるのにあてはまって「来続けていた」というが、<歴史>ってやつなんだな。少し前は、HTMLって男性がしかもプログラミングの一種として手書きで描いてたけど、今や(男性陣が開発した)デザインツールで女性たちが当たり前にHTMLのレンダリングしてる。デザインの職業の一つとして。

で。

話は戻って、米国と日本の話。

米国のイノヴェーション(例えば、7イレブン、という「コンビニエンスストア」という業態)を、さりげなく加工し、自らのものにしていった後に「大きくしていった」(Executeしつづけるようにした:これを別名Kaizenという)のは、日本という国だったわけです。女房役にぴったりですね(笑)

アニメ、っていうのだって、米国のイノヴェーションだったわけでしょ?漫画(カートゥーン)だってそうだ。

というわけで。

「同質」を基調とする文化の中で、時折「異質な」人間が現れた。例えばそれが藤子不二雄という二人組だったかもしれないし、X Japan のYoshikiというドラマーだったかもしれない。このときの、「異質性」は、「オキシトシン」文化の日本に勿論なかなか受け入れられるはずもなかった。けれど、その「爆発力」は、同質性の内部の殻を破った時に、とてつもないエネルギーとして世界に伝搬する。だからこそ、日本のイノヴェーションは、同質性の中にありつつも、異彩(異才)を世界にアピールする要素となってきた、という解釈も出来る。実際、「平準化」されたアニメ業界は、既に、藤子不二雄のような異才を認めることもまたできなくなっているだろう。
アニメ業界からまた生まれる「イノヴェーション」にフィットした「異才」は、また「○○荘」みたいなところで、もがき苦しむ運命なんだろうな、日本だと。


私は、ChatGPTの登場により、いよいよ、AGIが間近にせまっていると解釈しています。今は丁度、ネットが出来た(Innovationからスタート)頃からちょうど左脳大脳新皮質(Googleの登場)、右脳辺縁系(Facebookの興隆)を経て、「Integration」レイヤ(=Innovation と同じ右脳大脳新皮質)に戻ってきていると思っています。まあつまりは、「アメリカ」そのもの。最後に来るのが、「左脳辺縁系」で、これが先程描いたように「日本」の本質でもあるので、Kaizenを加え続けるというAGI社会は、「日本主導」になっていく、あるいはなっていければいいのかな、などとも思っています。
(そして、私はそれを予言してきました)

まあ、日本というのは本当に、「米国の良き女房役」なんだろうなあ、と。

ChatGPTの「プロンプトエンジニアリング」のツールも男性が開発し、そして実際に花開かせる感性を持っているのは女性陣なんだろうね、・・と。

そう。HTMLが、昔はプログラミングの一つとして男性によって書かれ、今は(男性が開発した)デザインツールによって女性のデザイナーが殆どつくってるってのと同じように。



追記:

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