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土壌汚染調査

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ここでは土壌汚染調査についての記事を掲載しています。詳しく知りたい方、土壌汚染調査について全くわからない方はぜひ!
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記事一覧

簡易的で安価な土壌汚染調査について

簡易的で安価な土壌汚染調査について

「大丈夫だとは思うが、一応土壌汚染調査をやっておきたい」
「業者に頼むと費用が高くなるので、自分たちで簡単に汚染状況を確認したい」

近年、そんな要望が多くあると聞きます。確かに、指定調査機関に調査を依頼すると概ね50万円程度の費用がかかります。費用は土地の面積にもよりますが。

事業所ならまだしも一般家庭はなかなかそんな費用を出すことなど出来ません。

とはいえ、所有する土地の価値を図る上で土壌

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土壌汚染調査を実施する責任

土壌汚染調査を実施する責任

土壌汚染調査の責任は土壌汚染の原因者にある、なんてことは誰にだってわかるし、当たり前のことです。

しかし、そんな当たり前のことだけで解決することがほぼ不可能なのが、土壌汚染という公害の非常にややこしいところ。

例えば、大気汚染は汚染原因者がはっきりしています。工場の煙突だったり、異臭を放つ研究所だったり。

原因者を突き止めることも決して難しいことではありません。そして、原因者である工場が環境

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土が汚染されたらどうしたらいい?

土が汚染されたらどうしたらいい?

全国各地で実施される土壌汚染調査。実際には、「汚染なし」と判断される場合が多く、そうなれば汚染がない綺麗な土地という認定を獲得することになります。土地の所有者は、ホッと胸をなでおろすでしょう。

しかし、そうでない場合も当然あります。「汚染あり」と判断される場合です。

もちろん調査は万全を期して実施され、指定調査機関と行政の判断により、土地の汚染が認定されることとなります。土地の所有者はそれ以後

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土壌汚染調査はどこに依頼すればいい?

土壌汚染調査はどこに依頼すればいい?

指定調査機関登録数         :718件
土壌汚染調査技術管理者試験合格者数 :約2700名

現在環境省に登録されている指定調査機関の数と土壌汚染の専門家になるための国家資格である土壌汚染調査技術管理者の合格者数です。

これを多いと見るか少ないと見るかは人それぞれです。

しかし、日本全国に拡散している可能性のある汚染土壌の箇所数、そして浄化工事完了後も地下水等の検査をしなくてはならない

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汚れた土をどうやって調べればいい?

汚れた土をどうやって調べればいい?

「私の所有するあの土地は汚染されていないだろうか・・・大丈夫かな?」

かつてはごく限られた業界でのみ知られていましたが、東京の豊洲問題や大阪の森友学園問題で一気に知名度を上げた感のある土壌汚染問題。

土壌汚染は、土地を所有する者や土地を使用していた者にとっては頭の痛い問題です。例えば・・

毎月賃借料と引き換えに、事業所に貸した土地の土壌が汚染されていたら・・・
先祖代々から所有している土地が

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