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お腹こわしました〜どうしよう。(犬編)
生き物ですから体調に波があるのは当然です。犬の場合、雑食動物とは言え、食べ慣れないものをいきなり食べるとお腹をこわす事があります。日常生活で、お腹を下す場合、食事の変化、感染症が比較的多い原因です。いざ、動物病院に「お腹こわしました〜」と来院された場合、獣医師的に何を考え、治療に入って行くかを書いておきます。
「お腹こわしました」と来院した場合、まず確認するのが、元気があるかどうか。たかが下痢、
せんせー、発作が起きました!
夜間救急で当直をしていると、よくある出来事の一つが、発作が起きてパニックになった飼い主さんからの電話です。
A「今は止まっているのですが、発作が起きてどうしたらいいでしょうか」
私「発作はどんな様子でしたか」
A「全身が突っ張る様子でした。すごく苦しそうで、ビックリしちゃって、抱っこして撫ぜていたら、排泄してしまって、ベロも出てしまって、呼びかけながら撫ぜていたら、だんだん落ち着いてて。動物病院
「ペットが調子崩したから、動物病院連れて行っといて!」代理で連れて行く時、ここは押さえておこう。
動物病院に連れて行っておいて!家族コミュニティーの形が多様化している中、時間は有限であり、イレギュラーな出来事に対しては、総動員での対応が迫られます。ペットも家族の一員になっているとはいえ、主にお世話をしている人は決まっていたり、ある程度の距離を取りつつ”同棲”している人もいます。
動物病院に連れて行ってと頼まれたら連れていかれると思いますが、行った先で困る出来事が生じることがあります。
獣医
わたしの描く街づくり
獣医師として、臨床現場に10年程。北海道、九州、関東、海外で、色々な動物や家族に出会い、色々な想いや環境に触れ、色々な最期の迎え方を見てきました。これから先の動物との共生考える上で「街づくり」をテーマとしています。
「100歳まで生きるこの時代に限界集落の増加は負のスパイラル」
これからどんどんと高齢化が進んでいく中、過疎化が進み社会的共同生活を営むことが困難となる限界集落が増えていきます。人