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#7 理想と現実のギャップがきつい

自己紹介です


お題の話の前に、自己紹介します。

僕は、リハビリテーション病院で働く作業療法士兼、中堅管理職です。

日々のリハビリテーションの実践はもちろんですが、
中堅管理職として、管理と現場の間をつなぐ役割を担っています。

ありがたいことに、
管理の視点や、現場の視点から様々な相談を受けることが多くなりました。

これらのことについて、
僕なりに解釈して記録として残していきたいと思います。


このアカウントでは以下のことについてを書いていきます。

・病院での働き方
・日常生活での健康の考え方
・ストレスマネジメント
・作業療法のもろもろ
・相談を受けたこと
・臨床で考えこと
・日々、感じたこと
 など

また、この内容は音声で配信もしてますので、
読むのが大変という方はそちらもよかったら。



それでは本題に入っていきましょう。



なんで悩んでいるのか



さて、今日のテーマは「理想と現実のギャップがきつい」です。

あくまで個人的な見解ですので、ご了承ください。


普段生活していて悩みがない人っていないと思います。

病院で働いてよく聞く悩みだと、

「患者さんにうまく関われない」
「勉強したいけど時間が作れない」
「思ったような結果に結びついてない」

などです。

悩みはないに越したことはないですが、それは人間である以上難しいでしょう。

人間は生まれてからの成長は失敗の連続で、困難に出会うからこそ成長するものです。


ただ、ずっとこの状態にいるとストレスが強く精神的に不安定になることもあります。

「誰かのためになんとかうまくやりたい」

という思いが強い人ほどそのストレスも強くなりやすいと思います。


そしてこういった悩みは「理想と現実のギャップ」と捉えることができます。

「もっとこうあるべきだ」
「きっとうまくいくはずだ」

という理想と、

「今日もうまくいかなかった」
「うまくいかない理由がわからない」

などの現実。


この2つを相対的に捉えてそのギャップがきついんですね。

様々な悩みの原因はこういうギャップに起因していると思います。

そして、こういう悩みの原因は自分自身の考え方にあることがあります。


では、

その理想は誰が作り出しているのでしょうか。

現実をうまくいなかいと思っているのは誰でしょうか。

そうです。「私」です。

これは決してあなたを責めているわけでありません。

悩みとは「自分が作り出した理想との対比」と捉えることもできるということです。



自分の価値を理解する



では、理想とはなんでしょうか。

「もっとこうあるべきだ」
「きっとうまくいくはずだ」

という考え方はあなた自身の価値観です。

人生においての様々な経験を通して人の価値観はつくられます。

つまり全ては自分の中で自分が作ってきたものであるはずです。


ここで大事なのは、

「理想とは、自分の世界観の中だけで作られたものだ」

と理解することだと思います。


そう考えれば、

「理想と現実のギャップ」は自分の中で作っていて、

限界もストレスも自分自身が作り出しているということになります。

相手が自分自身の価値観や考え方だと思うと少しなんとかなる気がしませんか。


この理想を理解するには自分の価値観を探ることが必要です。


あなたの経験によって価値観はつくられます。

それなら、僕たちが焦点を当てるべきなのは「経験」です。


「自分はなぜそう考えるようになったのか」
「この価値観は本当に正しいのか」


そういう視点に立って自分を見つめれば、

今の状況が経験によって作られたものであり、

そこまで悩む必要がないことに気がつけるかもしれません。


答えは自分の中にしかないということです。


自分を責めるのではなく、あなたの考え方のクセとその理由を知るだけで自分という人間を少し理解できるはずです。


それが悩みやストレスと向き合うための基本的な姿勢かと思います。


頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方の何かヒントになれば幸いです。

ではまた。



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