#192 物事を難しく考えることが癖になってる
さて、今日のテーマは「物事を難しく考えることが癖になってる」です。
勉強会の企画や、チームのマネジメントをしているときによく出会うんですが、
ある事柄に対する目的や方法を考えるときに、物事を難しく考えようとする人がいます。
物事を考えるときに大事なのは、「考えやすくすること」です。
そのためには考え方が重要になってきます。
難しく考えがちな人は、この「考え方」という視点が抜けていて、いきなり答えを出そうとしているように感じます。
今日は「考え方」について考えていきましょう。
自己紹介です
お題の話の前に、自己紹介します。
僕は、リハビリテーション病院で働く作業療法士兼、中堅管理職です。
日々のリハビリテーションの実践はもちろんですが、中堅管理職として管理と現場の間をつなぐ役割を担っています。
このアカウントでは以下のことについてを書いていきます。
・病院での働き方
・日常生活での健康の考え方
・ストレスマネジメント
・作業療法のもろもろ
・相談を受けたこと
・臨床で考えたこと
・日々、感じたこと
これらのことについて、僕なりに解釈して記録として残していきたいと思います。
それでは本題に入っていきましょう。
難しく考える人の特徴
すぐに答えを出そうとする
冒頭にも書いた通り、難しく考える人はすぐに答えを出そうとします。ただ、結果として答えに行き着けないことが多くあります。これは、答えに行き着くまでの道筋が見えてないからです。確信的な答えに行き着くにはいくつか超えないといけない中継地点があります。それを無視すると、余計に時間がかかったりして迷うことになります。
考えていることを正解にしがち
答えに向かって何かを考えている状態で満足している人もいます。考えている感じを出せば、周囲から見ても頑張っているように見えますし、考えていないわけではないので、悪く見られることもありません。ただ、結果として答えに行き着けてない人が多く、タイムパフォーマンスは良くありません、
他責思考
難しく考える人は、問題を我事として受け止めれない人に多い傾向があります。他責思考の人は、自分が考えるのではなく、他者の同意を得ることを重要としています。自分で考えたことも他者のフィルターを通してみないと確信が持てません。それ自体は悪いことではありませんが、他者の意見を頼りにするあまり、八方美人になり、考えることが複雑になっていきます。
ゴールが不明確
考えるにあたって、何を目指すかが見えてない人もいます。何を目指して考えているかが分からないと、どのように情報を整理していけばいいかが分かりにくくなります。そうなると、いろんな情報が時系列など関係なくごちゃ混ぜになるので、難しく考えることになります。
必要な情報が不足してる
考えていくと、どうしても正解に行きつかないことがあります。どうしても答えに行き着くまでのピース(情報)が足りないので、パズルが完成しない感じです。自分のピースが足りないことにさえ気がつけないため、いつまでも完成しないパズルを考えているためどんどん難しく考えることになります。
考え方を知る
上記は、何かを考える時に「難しく考える人」の特徴です(僕の経験から)。
では、難しく考えずに、物事を「考えやすくする方法」とはどのようにすればいいでしょうか。
先ほどの例からすれば、答えは自ずと見えてきますよね。
その逆を考えれば良いんだと思います。
「すぐに答えを出そうとする」→答えまでの段階を考える
「考えていることが正解」 →答えを出すことを意識する
「他責思考」 →我事として責任を持つ
「ゴールが不明確」 →目標設定について考える
「情報の不足」 →必要な情報をとる
つまり、問題を我事と考え、目的を持って取り組み、成果にコミットすることです。
この考え方を持ってすれば、難しく考える必要はなく、答えはシンプルだったりします。
難しく考え込んでしまう癖のある方はよかったら参考にされてください。
今日は以上になります。
頑張るあなたを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。
よろしかったら、スキ&フォローをよろしくお願いします。
ではまた。
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