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東北完全制覇

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2020年11月下旬からの乗り鉄記録です。東北6県(青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島)に散らばる未乗区間を乗りつぶしていきます。
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東北完全制覇+α(第十二夜)JR東日本 上越新幹線 各駅停車 車窓 新潟→越後湯沢・ガーラ湯沢→東京 E7系&E2系1000番台

改めて、上越新幹線を各駅停車でたどります(意図したわけではなく、乗り継ぎの都合でこうなりました)。合わせて、未乗で残った「ガーラ湯沢支線(当方命名;正式には上越線の支線)」も片付けることにします。2列車に分かれたのはそのためです。

(Part 1「とき308号」新潟→越後湯沢 on E7系)
今日(2021年1月11日)も豪雪の影響で在来線は不通。しかし上越新幹線は、万難を排した豪雪対策のおかげ
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東北完全制覇+α(第八夜)JR東日本 常磐線 特急 ひたち3号 車窓 上野→いわき→仙台

過去に常磐線に乗ったのは?と手元の記録を見直してみると、初回はなんと1985年。その次はいわきー仙台に1990年。その後は、2009年の年末に勝田まで来ています。いずれにしても久しぶりなのは同じこと。2020年のダイヤ改正で復活した「仙台行きひたち」で乗り通します。

*おことわり*
本作撮影中、直射日光を浴び続けたせいで、iPhone 12 Pro Max が何度か熱暴走を起こし、各々数分ずつ撮
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東北完全制覇(第六夜)JR津軽線

青森泊なのに、津軽線よりも先に野辺地まで出向いて大湊線を潰したのは、ひとえに乗りつぶしの効率を優先させたためですが、そのおかげで、津軽線で上下1本しかない「青森ー三厩間 気動車通し運用」......入出庫(車両入れ替え)のため設定されたもの......に乗ることができました。

津軽線は、鉄道敷設法で「青森県青森より三厩、小泊を経て五所川原に至る鉄道(要は津軽半島を一周する路線)」として計画された
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東北完全制覇(第五夜)JR大湊線

乗りつぶしで、往々にして「盲腸線(行き止まり線)」は後回しにされがちですが、大湊線はその最たるもの。今回の旅は「東北新幹線の新青森ー盛岡間制覇」で締めくくる予定でしたので、夕方までの時間配分を考慮して、3連休最終日の朝イチは大湊線を片付けることにしました。

下北半島の付け根から首筋をたどるように延びているのが大湊線。かつては下北駅から大畑線(国鉄→下北交通)が分岐していたことから、それこそ「半日
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東北完全制覇(第四夜)その③ 弘南鉄道弘南線

弘南線が弘南鉄道の「本家」ともいえる存在。開業は1927年で、黒石まで全通したのが1950年。弘南鉄道の本社も途中の平賀駅(というか、農協のビルに同居していると表現した方が適切?)にあります。

そうした出自のためか、大鰐線よりも車内は整っているように見えます。「東急車輌」の銘板も車内に残ったままですし、運転台背後の注意書きも生きています。また、JR弘前駅と直結していることや、終端側の黒石市からの
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東北完全制覇(第四夜)その② 弘南鉄道大鰐線

意外にも「戦後生まれ(1952年開業)」の大鰐線。元は「弘南電気鉄道」の手により開業したものの、経営悪化により、1970年10月に弘南鉄道に移管。しかしその後も、利用者数は伸び悩んだまま。一時は廃止の話もあったそうですが、何とか命脈を保っています。

その一因が、弘前側のターミナル駅の位置。中央弘前駅は弘前市の中心街にはあるものの、JR弘前駅と離れていることが災いしています。弘前駅からは弘南バスの
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東北完全制覇(第四夜)その① 津軽鉄道

「日本最北の民鉄」を自称する津軽鉄道(津鉄)さん。「あれ、北海道は?」と思ったら、もはやJR北海道以外は公営鉄道しか残っていないという。その意味でも正しい自己紹介ですし、日本海側の最果てを目指すこの路線の雰囲気にもピッタリ合っているでしょう。

五所川原(津鉄さんは頭に「津軽」が付く)ではまだ小雨だった雨足は、北に向かうにつれて強くなり、窓の向こうの前面展望を歪めます。これが映画やドラマだったら「
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