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他人に頼ること
私は他人に頼るのが苦手だと思っている。そのせいで、疲弊してしまったことは数え切れないほどある。
全部自分でやってしまうこと自体おこがましいことだと、頭の中では分かっている。しかし、うまく他人に頼ることができない。
なぜ、他人に頼ることができないのか。その根本的な原因を考えると、恐らく他人を信用できていないからであろう。
他人がきちんとしないから、自分がする。それは自分のためにする。でも、それは自分だけのことではなかったりする。自分を含め、それに関係ある人の誰がしてもいいのだ。それを、自分が我先にやってしまう。
そのとき、邪魔をする感情が自分の中から湧いてくる。それは「自分だけがやらされている」という感情だ。この文章を書いていていると、客観的に自分を見ることができるので、正直「たちがわるい感情」だと感じてしまう。
じゃあ、しなければいいと思うが、自分がしないと、誰もする人がいなくて放置されると思ってしまうのだ。だからいつも自分がやってしまう。この思考のクセはなかなか治らない。
いつも自分がしてもいいのだろうが、自分が疲弊するのでほどほどにすることが大事だと思う。
鈍感力という言葉を聞いたことがある。鈍感であることに「力」があるということなので、鈍感である方がうまく立ち回れたりすることだと認識している。
この鈍感力は、自分の中で適用するとすれば
・考えすぎないこと
・なんとかなるという楽観的な思考
・完璧を求めない
・他人を信用する
・目の前のことに集中する
以上のようなことを意識して過ごすことだろう。書き並べていくとどれも大事な考えだと感じれる。
他人に頼ることは、自分のためでもあり、回りまわって他人のためにもなる。これからそっちの方向に少しずつシフトしていこうと思う。
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