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わたしのレッスンノート*外と内+☆*

・お話のおまけ

本来のわたしから
今ここを活きる。

アレクサンダーテクニーク
を分かち合いたく、綴っています。

もう少しお付き合いを。

筋肉にはニ系統の働きがあります。

腕を曲げるときは上腕の筋肉を縮めることで動かしています。元に戻すときは、その上腕の裏側の筋肉をやはり縮めて動かしているのです。(外的筋肉)

もう一つは、解剖学上の筋肉の腹部内側にあり、「筋紡錘(きんぼうすい)」と呼ばれています。脳や脊髄からくる神経である運動神経だけでなく、反対に脳や脊髄に向かう神経である感覚神経ももっています。それゆえに解剖学上の筋肉それ自体よりももっと鋭敏に筋肉を調整するものらしいのです。(内的筋肉)

「からだを解き放つアレクサンダー・テクニーク」より引用・要約

これはアレクサンダーの直弟子の一人であり、医師であったW・バーロウという人の著書にかかれていたのを谷村さんが紹介されて、「外的筋肉」「内的筋肉」の働きではないかと考察されました。

さらにW・バーロウ氏は、過度に解剖学上の筋肉(外的筋肉)が縮小あるいは収縮した場合、筋紡錘が働かなくなってしまうとも指摘しています。

わたしは“筋紡錘”が“腹部内側”にあるというのに注目しました。

わたしたちが頭で思考するように、
からだもお腹で脳や脊髄にサインを送っているんだと。

そして、どんなことであっても
一方の力だけでなく、双方の力があって
バランスをとっているのと思います。

一方の力が過度になりすぎると
バランスを崩してしまうのです。

さいごにアレクサンダー氏のことばより

それが生理的なことであれ、
心理的なことであれ、
霊的なことであれ、
すべては筋肉の緊張として翻訳される

とあります。

アレクサンダー・テクニークに惹かれ、
教師となった方たちが
色んなアプローチ(身体的・心理的・霊的)をされているのも頷けます。

谷村さんも書かれているように
人間の本質的で普遍的な何かにつながっているからと思います。

わたしは色んなアプローチがあるのは
色んな人への入り口があっていいなと思います。

ただ、いつも
アレクサンダー氏が伝えようとした
本質的なこと普遍的なこと
(プライマリー・コントロール)を
わたしは探求し続けて、
ブレないようにしよう。そこだけ。


お付き合い、ありがとうございます!

8/5/2022,mayumi@kyoto

ひつようなひとにもとどきますように :)






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