*感覚をひらく*
・前回のつづき
皆で、こんな実験をしました。
クラスでも何度か体験したこともあります。
意図的に感覚をとじて、
口に何かを入れて
一つずつひらいていくと
「何が起こるかな」
二人一組になって、片方がアイマスク・耳栓・鼻をつまんで、感覚を閉じます。
口は開けます。
もう片方に、唇に触れないように
何か(食べ物)を口に入れてもらいます。
そうして、順番に鼻をひらいて、耳栓をとって、アイマスクをとって、閉じていた目を開いて、相手を見ます👁(ここがキモ)
そうすると
「何が起こったか」
わたしの場合、まずザラッとした舌触りがありました。ふさいでた鼻をひらいて、
ゆっくり噛んでいくと、つよい酸味があります。
頭の中は
「これは何?これは何?」
と早く知りたがります。(左脳)
次に耳栓をとると
空間が広がっていきました〜
味はマイルドになりました。
最後にアイマスクをとって
ゆっくり目を開けて、相手を見ると
それがどんな物かが分かりました。
シュワシュワなコーティングのある
グミです!
途中でコレかなという思い(思考)は浮かびましたが、まとまりのある食べ物になったのは感覚をひらいてからです。
交代して、相手も(ちがう食べ物で)おんなし手順で実験しました。
フィードバックはおんなしようなことでした。
そう。わたしたちは、味覚だけで、どんな食べ物かを認知しているのではなく、五感を統合して認知しています。(感覚統合)
わたしたちは世界の情報を
常に受けとり、入ってきています。
何かの感覚を閉じていると、他の感覚が鋭敏になって、感じられます。この実験だと、
最初はグミの舌触りと酸味だけがつよく感じるようなことです。
または、感覚を閉じて(例えば、目を閉じて)
内に向いて感じようとしても、返って分からないようなことです。
おもしろい☆
初日の夕飯は「渡り鳥アザレア食堂」の
お弁当を皆でいただきました🙏
(うちの家族もいっしょ)
ここのお弁当は旬のものが入っていて、色んな食感や味がして、おいしくてうれしい。
筍やお豆、山菜の緑いっぱいのお弁当だった🌿🌿🌿
その後は休憩して、もう少しワークの時間。
二人一組のペアになって、交代しながら
“チェアワーク”をしました。
「身体の中の動き」についていく
ことを体感しました。
あたま(思考)はついていけない…
ーつづくー
2024/5/7/mayumi@kyoto
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?