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海外オンラインインターンはじめました

昨年末、ネットで見つけた「海外オンラインインターン」の記事。コロナの影響で、ほぼ出入国が不可能な状態だから、ニーズも増えていくのだろうな。コロナで留学や就業を後送りになっていた人にはまさに朗報だね、なんてどこか若い人に向けた話だと思っていました。そんな私が目を止めたのは、記事のなかにあった「次世代リーダー奨学生募集」の文字でした。

『次世代リーダー』って、ナニ❓

会社員を長くやっていると、「リーダー」と言ってイメージするのは、仕事を覚え、仲間のなかから成果を出せる人、役職に就く前の第一歩として会社から与えられる称号です。でも、既にあるチームに、いわば見習のインターン生が入って、リーダーになるというのは、どういうことなのか?

「次世代リーダー」というと昨年2020年にはじまった教育改革を思い出しました(娘がちょうど中学受験で、塾の授業が先んじてこの新しい指導要領で進められていました)。この教育は、先の読めない時代に、「生きる力を育む教育」とされています。教科書の暗記ではなく、自ら課題を探し、情報を集め、思考し、トライ&エラーを繰り返す。国が進めるものですから、最終的は国を背負って立つ、次のリーダーを育てるための教育です。

https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201903/2.html

https://toyokeizai.net/articles/-/277376​

リーダーという肩書の頭に、「次世代」と付いたとき、私はこれまでの秩序やルールに基づいた人でなくても、突然リーダーになってもいいのではないか?と思ったのです。

私はこれまで、働く業界を変えたり、会社を変えたり、フリーランスも経験してきました。現在、勤める企業は数千人が働く大企業です。よい意味では安定してるといえるでしょう。でも一方で、権力もない私個人が、(たとえ会社の為であっても)声を上げても変えられない、変わらない不満がありました。ここ何年も、私は手を変え、品を変え、(なぜか半分意固地になって)心血を注いできましたが、現実は10年遅れの転職組。あまりに無力です。私生活では、小さい子どもがおり、家庭に帰ればやることは無限にあります。若い時のように仕事だけなど無茶もできません。そんなとき、時代の潮目にきて業界の常識がガラッと変わることを経験しました。

あれれ、目の前の何かの責にしている場合じゃないぞ、と思ったのです。私が向き合わなければいけないのは、もっと大きな時代の変化でした。まず手始めに、広い視野を持たなければならないと、コロナの外出規制が敷かれるなか、オンラインに情報を探し始めました。積極的にニュースがあるところや人とつながり、ウェビナーも100近く、興味あることは手当たり次第に参加しました。そのなかで私がピンと来たテーマは「食」でした。しかも「赤子から成長期、青年期、そして老年期まで、どんな環境でも、安心安全な食材を手に入れやすい環境を作りたい」と思うようになりました。そして、とある地方の生産農家の6次産業化に携わり、3カ月超みっちりプロボノを経験しました。

※6次産業化https://ja.wikipedia.org/wiki/6%E6%AC%A1%E7%94%A3%E6%A5%AD

海外オンラインインターンを事業としているタイガーモブとつながる

タイモブは、アジアを中心にアフリカや南米等、急成長する市場で海外インターンシップに挑戦する機会を提供している企業です。https://tigermov.com/

同社は、海外への渡航が思うようにいかなくなったのを機に、オンラインインターンへと舵を切ります。すると、私のように家庭があったり、就学中であったり、本業を辞めたくない人にとっては、またとないチャンス! その分、忙しくはなりますが、空き時間をうまく使って、国内にいながら、インターンに参加できるようになりました。

次世代リーダー奨学生決定!

20年12月末、奨学生の申し込みにすべりこんだ私は、ラッキーにも、カンボジアの食に関する企業でインターンの機会を得ることができました。

先日、奨学生6名を含めたスタッフの方々とオンラインmtgがありました。皆さんの顔ぶれは様々。高校生からベテラン社会人まで(最年長は私です)。まず、驚いたのは、スタッフの方々を含めた皆さんの経歴です。これまで「トビタテ!留学JAPAN」や海外NPOボランティア、駐在、起業等の輝かしい経歴が並んでいます。長期の海外留学が果たせなかった私には、それはそれはもう眩しすぎて・・・。奮起して5年ぶりにSkype英語を再開しましたが、まぁ3カ月では5年前の力さえ取り戻せず、現在は完全日本語でインターンしています。(英語は来年以降の課題にします💦)

奨学生のみなさん、個性豊かなスタッフの方々、そしてこれから始まるインターン先とのプロジェクト・・・いまはただ、ワクワクしかありません。これから随時レポートしていきます! どうぞよろしくお願いいたします。

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