見出し画像

息子2人と夜のお散歩 #day14

ゴミ出しのあとに、近所を一周お散歩するのがルーティンになりつつある。

以前、noteに書いたことがあるのだけど、福岡市のゴミ出しは夜。日没~夜12時までの間に出せばいいので、いつもひととおりの家事が終わったあと、家じゅうのゴミを集めて、持っていく。

ここ最近になって、小学生の息子2人がついてくるようになった。ゴミを指定の場所に置いたあと、近所をぐるっと散歩するのだ。日中はかなり暑いが、夜の涼しさは歩くのにちょうどいい。

五十肩(四十肩?)のわたしを気遣ってか、いつも息子のどちらかがゴミを持ってくれる。前回は小3の弟だった。まあるく膨れた(大)の袋をヨイショと抱える。

「大丈夫?持てる?」と心配するわたしに、「ボク、何年生だと思ってるの?これくらい持てるよ!」と、鼻息荒く言い返された。ふふ、なんだかかわいいなぁ。ゴミの入った袋を軽々持てるようになったのは成長だけど、こういう物言いはまだ幼い。

自尊心をちょっぴり傷つけちゃったかな?「ごめんごめん。前が見えづらいから、階段降りるときに大丈夫かなーと思って」とフォローしたのだが、「見えるよ!!」と言い返された。やはり、ちょっぴり怒ってる。



無事にゴミを出し終えて、お散歩タイムがはじまる。
先ほどエラソウに言い返してきた次男が、手をつないできた。わたしを真ん中にして反対側に、小6の長男が歩く。こちらは肩と肩の間に、微妙なすき間がある。こうして少しずつ子どもたちとの距離ができていくんだろうな。

途中、犬を連れて散歩をしている人を見かけた。「こんな時間に犬の散歩をして、危なくないのかなぁ?」と、次男が不思議がる。「夏は昼間暑いから、あえて夜や早朝に散歩してるんだよ。ワンちゃんは人間より背が低いし、裸足だから、熱いコンクリートの上を歩くのは大変なの」「へぇー、そうなんだ!」「ほら、あっちにも犬の散歩をしてる人がいるでしょ?」「ほんとだ!!」

そこから動物の話になり、息子たちが好きな猫の話題に。「猫ってね、一日の7割は寝てるらしいよ!」「猫はね、汗をかかないらしいよ!(※)」などなど、2人の雑学対決がスタート。もちろん、ネタ元はすべてyoutube。
※正確には、肉球のみ汗をかくらしいです。

そんなしょーもない他愛のない話も、家にいるとなかなかできない。ゲームもスマホもタブレットもなく、やらなきゃいけない用事も置いてきて、静かな闇の中で話をしながら、ただただ歩く時間はとても尊い。

もうしばらく、この貴重な時間が続いてほしいと思う。でも、いつの日かついてきてくれなくなったとしても、それはそれで彼らの成長だから、ヨシとしよう。

君たちはたぶんこの日のことを忘れてしまうだろうけど、おかあさんがちゃんと覚えているから。





ではでは、また明日!


#66日ライラン
#day14


2週間が経過!
今日はここまで来れた自分を誉めよう!


▼福岡の夜間ゴミ出しについて書いたnoteはコチラ


最後までお読みいただき、ありがとうございます! いただいたサポートでコメダ珈琲へ行き、執筆をがんばります! (なぜか、コメダってめちゃくちゃ集中できる)