【#未来のためにできること】フードロス削減の取り組みを新たなビジネスへ!
こんにちは!4期生のアッキーです!
8月4日~6日まで、弟子屈町を訪問してきました。前回「お仕事発掘隊」でご紹介させていただいた渡辺体験牧場、加藤水産での「就業体験レポート」のほか、現地での事業継承マッチングなど興味深いニーズについて、これから弟子屈町に移住して、起業を考えている方々に向けて、今回訪問した5期生の皆さんと一緒に発信していきたいと思います。
酪農王国・弟子屈町
およそ12,000頭の乳牛が暮らしている酪農王国・弟子屈町で、75ヘクタールもの広大な草原で約120頭の牛を飼育し、生乳を加工・販売している渡辺体験牧場にお邪魔してきました。今回は乳しぼりとアイスクリーム作りを体験してきました。
しぼりたての新鮮ミルクで作ったアイスクリームは、まろやか~な味わいでいくらでも食べられてしまいそうな、あとひく味!北海道のミルクといえば、濃厚で甘くておいしいですよね。
弟子屈産のミルクを使用したプリンや、生クリーム、チーズケーキ、地元のカフェ・森のホールさんで提供するケーキは、町外からもたくさんのお客さんが買いにくるほどの人気!濃厚なミルクを使った地元ならではの絶品スイーツを食べることができるのも楽しみのひとつです。
弟子屈町で牛乳券が無料配布!?
このおいし~い濃厚ミルク、コロナをきっかけに全国で消費が低迷しており、酪農が農業の8割を占める弟子屈町でも、消費しきれなかったミルクの廃棄問題に直面しています。
以前、渡辺牧場さんの記事でもご紹介しましたが、牛は毎日お乳を搾り切ってあげないと、病気になってしまうため、牛の生命を維持するためには、搾り続けなくてはなりません。
消費需要に合わせて生産量を増やしたり減らしたりって、簡単にできないんですよね・・・。
農家さんたちを支えるための弟子屈町の取り組み
このままミルクの消費が落ち込めば、弟子屈町の酪農が衰退してしまう、
さあ大変!廃棄ロスを減らそうと、町も動きだしています。
昨年から弟子屈町では「牛乳消費拡大事業」として、家庭でもっとミルクを飲んでもらおうと、全世帯を対象に2,000円分の牛乳無料引換券を配布する取り組みを行っています。
「フードロス」をビジネスチャンスに
思えば「フードロス」をいうワードはコロナをきっかけに、クローズアップされるようになったように思います。
ミルクもそうですが、野菜やフルーツを生産する農家の方がコロナ禍で休業中の飲食店に卸せず、在庫処分に困っていた農家のために、飲食店の方々が買い取って新たなメニューが開発されるなど、さまざまなビジネスへとつながっていきました。規格外で市場に出回ることのなかった野菜やフルーツの活用など、廃棄削減のニーズは、今後の新たなビジネスチャンスともいえそうです。
てしかがスタイル会議Vol.3で、フードロスをビジネスにつなげる秘訣についてお話しします!
規格外によって廃棄されようとしている果物や野菜を買い取り、ジャムやバター、スムージーなどの無添加食材に加工して販売するRe.BooooN!(リブーン)を運営する、株式会社トリプルバリューの山本龍太さん、規格外フルーツを使用した洋菓子を作って販売する、うんてん洋菓子店の運天智絵さんが、パネルディスカッション形式でお届けします。
これから起業を考えている方や、新たなビジネスを模索している方も、ぜひご参加ください!!
【てしかがスタイル会議vol.3 開催概要】
■日時:2023年9月10日(日)9:30〜15:00
■場所:オンライン開催(途中入場・退出OK!)
■参加費用:無料(寄付チケットの用意もあります)
■参加方法:以下のサイトよりお申込みください
おともだち追加で、無料チケットをGETできます!
文:アッキー(4期生)
千葉県で外国人と子どもたちとの交流事業をしています!