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花粉の季節と魚のポーズ、または浄化法ジャラ・ネーティ(YOGAをすること⑰)

花粉の季節がそろそろやってくる。ぼくはもともと小さな頃からアレルギー性鼻炎持ちで鼻水との付き合いが長いのだけど、高校生の頃から花粉症にもなってしまった。
思い出深いのは大学受験の時、2月中頃、某大学の試験を受けているときが最も酷い思いをした。
電車に乗ってその大学の試験会場へと着いたわけだが、その間もくしゃみ、鼻水は止まらない。目はグチュグチュだ。
試験を受ける間も症状は変わらず、答案用紙に答えを書こうと思えば、そこに鼻水が垂れ落ちる始末。勿論試験は不合格。(4校受けて1校だけ合格、花粉症がひどかったのは一度だけでした。)

花粉症は大人になってからも治らず苦しんできたが、今の会社は神経を使う作業が多く集中力を要するので、ぼーっとなんかしてられない。
だから、そんな季節がやってきたら魚のポーズで呼吸機能を活性化する。

魚のポーズ マツヤーサナ

仰向けに寝て、手のひらを下に向け、お尻の下に挟み込む。お腹を引き込み息を吸いながら、腰から持ち上げていき肘を寄せていく。胸を広げゆっくりと首を後ろに反らし頭頂をマットに着ける。
視点を一点に集中する事で体勢を安定させ、一度息を吐き出したあとゆっくりと大きく胸を広げるように息を吸う。呼吸の通り道を意識しながら何度か繰り返す。
魚のポーズは呼吸機能の安定と活性化。呼吸が安定することで不眠の解消、背中を反らすこで姿勢の改善に繋がる。
脛椎に問題がある方は絶対にしないこと。魚のポーズを行うときは肩まわり首まわりをよくほぐしてから行うこと。

ぼくはヨガを習い始めた頃にこのポーズを習ったが、呼吸器系が調子が悪いなという時に、暫くの間このポーズを日々のヨガに取り入れている。さらに、3年前からは鼻うがい、鼻洗浄(ジャラ・ネーティ)と呼ばれる浄化法もとりいれた。ヨガの本なんかでは水差しを使って塩水をぬるま湯に溶かし、方鼻ずつ流す浄化法が載っているが、今はドラッグストアにいけば、簡単に出来るものが売っている。
ぼくが使っているのはサイナスリンスというものだ。
生理食塩の素が一回分ずつ小分けで入っていて、それを人肌の温度のぬるま湯でボトルの中で溶かし、鼻の穴にボトルの口を当てボトルをプッシュ。反対の穴から生理食塩水が気道の汚れと共に出てくる。
生理食塩水は人体濃度に近く調整されているので、人肌温度のぬるま湯にさえ温度を合わせれば、全く痛くない。フィルターの役割を果たす上咽頭を洗うことが出来、花粉、PM2,5、ハウスダストを掃除して、風邪やインフルエンザの対策になる。(今の流行り病にもきっといい)勿論、ヨガの呼吸法を行う前にやっておくと相乗効果がある。

今回もご一読ありがとうございます。ヨガの浄化法、読むだけでうひゃーっというようなものがありますが(胃の中に布を入れて掃除したり、鼻の穴に糸を通して反対から出したり)、このジャラ・ネーティはとてもいいと思うのでヨガをしない方にも大変お勧めです。夜やると次の日爽快!!
氣道を綺麗にして皆様が氣持ちの良い春を迎えられますよう!

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