ドイツ人はすぐに病欠をする。

今日はドイツの病欠のお話。

もし、あなたが日本で学生または会社員で、急に病気(風邪)なったらどうしますか?

ただの頭痛程度なら学校や会社へ出勤するかもしれません。

もし、インフルになったら絶対に休みますよね。

でも、会社によっては風邪でも出勤を求むところもあるかもしれません。

僕は日本で正規社員としての労働経験が無いので分かりませんが、

アルバイトをしていた頃はよくそう言う事がありました。

頭が痛かろうがマスクして出勤し、残業なんて当たり前でした。

しかし、ドイツでは全く違います。

何が違うかと言うと!

まず病気(風邪)になったらすぐに休みます。

寧ろ、風邪なら学校へくるな!出勤するな!と言う考えの人が多いです。

なぜかと言うと、風邪や病気で出勤されても、二次被害で他の社員や学生が感染してしまうからです。

そして、来るぐらいなら病院行って、診察を受け、薬を飲んで休め!とも考える人が大半です。

またドイツでは週35時間労働の会社が多く、週40時間は少ないです。

また、残業をしすぎないように会社がコントロールしています。

もし、週の上限を超えてしまった場合には、かなり大きい罰金を支払わなければなりません。

例えば、ある日に8時間働いて残業を3時間多くしてしまったら、次の日はその分遅くきて良いよ、と言うのは当たり前です。

日本でもそう言う企業は多いと思いますが、ブラック企業は違いますよね。

また、有給は絶対に全て使い切らないといけません。

寧ろ有給を使っていない社員がいたら、上司が促します。

これも罰金にならないためらしいです。

ところで、今インターンシップの申し込みを約1ヶ月前にしました!

知り合いの日本人の方が働いている日系企業さんのインターンに応募しました。

知り合いづてに申し込みをしたので、受かるだろうと高を括っていたのですが、

一向に返事が来ない・・・あれ?と思い先週メールを送りました。

しかし、そのメールの返事も来ない・・・

え?

心配になったので、直接電話をする・・・

20回連絡してやっと人事に繋がると、

担当者は長いこと風邪で休んでる。

え?1ヶ月も?逆にその人の事が心配になるレベルです。

ドイツ人はちょっとでも体調が優れないと、休みます。

あ、やっぱり。長い事ドイツに住むと知るドイツあるあるです。

え、じゃあ僕のインターンシップはどうなりますか?

「知らないよ。この担当者が復帰したら君に連絡を出すように連絡をして来るから、今は電話かけて来ないでね。忙しいから。」


ビザ申請まであと2週間積んでいます。

あ・・・お金も無い、インターンシップも無い、大学も諦めるしかない。

まさに背水の陣とはこの事。


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