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漬物から考える、組織づくりの「時間軸」

きゅうりの浅漬けを食べていたら、漬物には組織づくりで大切な事が詰まってることに気がつきました。

人の成長は遅れてやってくる

昨日スーパーでおいしそうなきゅうりが売っていたので、今日きゅうりの浅漬けを作って食べたのですが、おいしすぎてぼーっとしていたら、きゅうりの浅漬けと組織づくりって似ているなぁと思ったわけです。

きゅうりが一瞬で浅漬けになるわけではありません。きゅうりの浅漬けでも、味が染みてよりおいしくいただけるまでには時間がかかります。そしてそれまでには、いくつかの工程があります。 

・きゅうりを「買う」
・きゅうりを「どう活かすか」を決める
・どんな「調理法」にするか決める
・きゅうりを「洗う」
・きゅうりを「切る」(味が染みやすいように乱切りに)
・よりおいしく食べるために「一緒に入れる」生姜を切る
・きゅうりと生姜を入れタッパーに入れて「漬ける」
・「冷蔵庫」にいれる
・時折「混ぜる」(味むらがないように)
・「味見」する
・器に「盛る」
完成


このきゅうりの浅漬けができる過程と、人がその組織の中で成長して成果を出すまでのステップに似ている点がいくつもあります。入社後、必要な知識を得て、必要な経験をし成長をしてその結果成果が出る。


きゅうり→浅漬けになるまでの間にある時間軸を捉えていないと、色々大変です。人が揃ったら成果を出す自走型組織になる、というわけではありませんものね。


業績=戦略×実行と言われていますが、人の成長はまさに実行力と直結しているわけですから、「人の成長は遅れてやってくる」ということを意識しておくことが大切です。


人と人は違う、を前提にする


今回は「きゅうり」を浅漬けにしたわけですが、同じ工程をしたとしても素材が違う場合は、同じ時間軸で味が同じように染みるとは限りません。


さらに言うと、何でもかんでも浅漬けに適している食材とは限りません。例えば生魚丸々1匹とか、ステーキ肉とか。人も同じですね。強みと弱み、人にはそれぞれ味があって人と人は違う


人によって伝わり方も違いますし、行動のスピードも違う。食材を知り、味を知っているからこそ、どんなふうに活かせるかを考え美味しい浅漬けにできるように、今いるメンバーにどんな強みや弱み、価値観があってどんな個性を持った人なのかを知らない限りは、「一人ひとりを活かす」ことは難しいのかもしれません。



この人の違いを知るうえで大切なのは、「マインドフルな状態」でその人の個性を知ろうとすること。「いつも彼はそうだから…」という評価判断をいったん手放し「今ここに意識を向け、ありのままに感じる」というマインドフルな状態で、一人一人の強みや弱みは何なのか、改めて人の違いに意識を向け一人ひとりと向き合うことが大切ですね。



時間軸を伸ばして人や組織の成長を考える


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にならないのが人と組織。「5分」でできるものなのか「1年以上」かかるものなのかは、もちろんやってみないと分からないところも多くありますし、選択と集中をしたら早く成長し成果が出る可能性もあります。


変化のスピードが今まで以上に激しい現代だからこそ、組織のメカニズムを理解し、丁寧に時間軸を捉える事が組織づくりをしていくうえで欠かせないポイントなのかもしれません。


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