見出し画像

「枯れた」薔薇が教えてくれた、マインドフルネスが人間関係において大切な理由。


どうも、可能性を最大限に活かして生きる、マインドフルネスコーチのてるいです。


えへへ。お花ってテンションあがります。お家にお花があるだけでなんだかほわぁぁぁってなります。家の中に自然があるって豊かです♪テレビの横に、デスク横に。ちらちら目が合う感じがなんともたまりません。


画像2


そんなこんなで、お家にお花を飾るようになったのですが、ずっと気になることがございまして・・・。


薔薇は「枯れた」のか


今飾っているのはバーラー(薔薇に名前を付けました)。こんなにいい香りで素敵なフォルムが自然界にいらっしゃるなんて・・・。ほんとすごいですよね。その自然から拝借してデスクの上にお招きしたわけですが、そんなバーラーを毎日見てたらふと疑問に思ったわけです。


あれ、これってもしかして「枯れた」?


画像2


葉っぱのふちがちょっと固くなってきて、水分を含んでいる葉っぱはぺこりとお辞儀をしていてなんだか眠たそう。そろそろお疲れ様です、なのかしら。とちょっと寂しさを感じてバーラーの香りをいつものようにくんくんかいでみた。


・・・はぁぁ。いい香りだぁ。


バーラーに触れたくてお辞儀している首に近いお花のまあるいカーブのところに触れてみる。


・・・うわぁぁ。柔らかくて優しい!!


画像3


そうか、そうだよなぁ。やっぱり人は見たいように見ているんだなぁ。


「枯れて」いなかった薔薇



もしかしたら一般的には「枯れた」といわれる状態かもしれません。でも、バーラーを一方向から見るのではなく意図的に感じてみることで「枯れてない」ことに気づきました。


ついつい、一番印象が強いところを見てしまい、一時的な情報で人や出来事を評価判断してしまいがちですが、こんな風に意図的に違う角度から見たり、感じたりすることでいい所って必ず見えてくるんですよね。


評価判断を手放し、ありのままに感じる


「あの人なんでこんなこといつも言うんだろう」
「あの人何考えてるかわからない」


こんな風に思ったことありませんか?どうしても一番強い印象が頭に残っていて、それが事実なのか?解釈なのか?深く考えたり意識を向けることなく、なんとなく「いつもこうだから」と現在ではなく過去の経験からくる情報をもとに無意識で評価判断をしてしまう。そして思考のクセがまたクセになり強いクセになっていく。



人の脳のメカニズムは、こんな具合で過去の経験からくる情報をもとに情報をキャッチするフィルターがあり、その情報に反応し、記憶されていき、さらにその記憶がフィルターや反応に影響しているといわれています。


もちろん、その仕組みが悪いとか、過去の経験からくる情報をもとに行動するメカニズム自体が悪い訳ではないのですが、人間関係においてネガティブな面をこの自動的で無意識なとらえ方だけで過ごすはなんだかさみしいですよね。



過去の記憶の反芻の自動操縦モードな自分から一歩立ち止まり、その人に意図的に意識を向けてみる。そして評価判断を手放して、ありのままに感じてみる。このように「今、ここに意識を向けありのままに感じる」という心の状態のことをマインドフルネスといいます。



こう書いてみるととってもあたりまえなことかもしれませんが、評価判断を手放し、意図的に意識して感じてみることって、やっぱり人と人のつながりにおいて、すんごく大切なことですよね。


思い込みを手放して
自分の答えを手放して
今、ここに、相手に意識を向け、
ありのままに感じる


そんな在り方が自分自身の心のドアを開き、そして相手の心のドアが開き、お互いに伝えたいことを伝い合えるようになり、様々な可能性のドアが開いていく。マインドフルネスで在り方が調うと、もっともっと人や世の中の可能性は無限大に広がっていくのかもしれませんね!


んー、やっぱり!マインドフルネス!



***

マインドフルネスを体験してみたい方へ
10/12(火)19:30~20:30

【オンライン60分セミナー】マインドフルネス入門




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?