note20 天の岩屋戸(いわと)から受け継がれているもの
前回は天の岩屋戸の段の解説をしましたが、この段には今日の神社で行われるお祭の起源と言われるものがたくさん含まれています。
ちなみにここで言うお祭は、御神輿(おみこし)などをかついで行う賑やかなお祭のことではありません。
まずはお祓いをした後に、神様に捧げ物をして、祝詞をあげたりするご神事のことを指しています。
現在でも古代に起源をもつお祭が連綿と受け継がれて、執り行われている、つまり神代のお祭が今も続いているのです。
全国の神社で毎日執り行われている祭祀・お祭の大本になるのが