加工業者の武器と生存競争

こちらのネット記事を読んで加工業者の武器について考えてみる。
MONOist メカ設計メルマガ 編集後記:「うちはジェネレーティブデザインに対応できます」が加工業者の武器となる!?
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1904/16/news017.html?fbclid=IwAR18Od6v95XbAdbIe4wYLcPP5mVX53KgOxmb7WqajHoJEAE6VTo-y2A4pKY

ジェネレーティブデザインとは、与えられた条件の中でコンピュータが最適な形状をデザインしてくれるというものです。

コンピュータがデザインした形状というのは、複雑な形状をしており、その形状を加工できる企業が今後必要になってくるだろうことが予測されます。

日本の中小の町工場の技術、創意工夫は素晴らしいものがあります。その技術を活かして、最先端技術であるジェネレーティブデザインと融合することでより良いモノができていくことでしょう。

新しいことへの挑戦をやめてしまっては、企業の成長はありません。海外の加工技術も上がってきている中での生存競争に勝つには、より新しい技術に取り組んでいく必要があります。

新しい技術の1つにジェネレーティブデザインがあります。

そして、金属3Dプリンタ。

金属3Dプリンタ技術が発展していくことで、より複雑な形状を早く、精度よく作れるようになるでしょう。

ただ金属3Dプリンタで全てが完結するということはないでしょう。

後工程が必要だったり、別加工の方が安く、早く、良いものが作れる場合もあるでしょう。

切削加工や鋳造、精密金型など、日本の得意とする技術で生き残りを図っていってもらいたいです。

そのためには、2次元図面での仕事だけではなく、3次元技術を活用した設計や加工に挑戦してほしいところです。

すでに挑戦している企業も多くいますが、まだまだ海外と比べて少ないのが現状です。

ぜひ、3DCAD/CAMを活用した、ものづくりが進むことを切に願います。

そして、今回のジェネレーティブデザインのようなCAE(解析)技術や3Dプリンタ、3Dスキャナ、リバースエンジニアリングなどの3Dものづくり、デジタルエンジニアリングに取り組む企業が増えれほしいところです。

その支援を自分の出来る範囲で今回のような情報を発信しながら取り組んでいきたいと思います。

日本の製造業に幸あれ!


noteを最後まで読んで頂き有難うございます。 東北の岩手県北上市で3DCAD/CAM/CAE、3Dプリンタ、3Dスキャナ、リバースエンジニアリング等、ものづくりエンジニアの育成、企業のサポートをしています。地方創生・地域活性化に取り組んでいます。よろしくお願い致します。