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落語の世界 現代探索記:あんぽんたん③

こんにちわ!
この記事を見てくれて
ありがとうございます!!!

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この記事は、落語が好きな配信者パステルが
体当たりで探してきた、今に残る落語を残していこうと思ってる記事です。

よろしければ見て頂ければ幸いです。
(あえて間違えたことも書いています)


1.前回のあらすじ

神戸の喜楽館にて
「三十石」という落語を聞いて。
話の中に出てくる
「あんぽんたん」
に非常に興味を持った。
そしてそのお菓子はまだこの世界に存在している、と。

僕は、この世に存在すると言われる
あんぽんたんを探す事になった。

しかし、それは思った以上に過酷であり、苦難の道であった。

2.いざ岐阜に参らん!!!!

思い立ったら即行動!!
というのがスタンスなので次の日の朝9時に立つことになりました。

距離は実際には測ってなかったのですが
車についているナビでぴぴぴのぴっと…どれどれ

僕は今、滋賀に住んでいます。
元々は栃木に住んでいて→名古屋→滋賀と
3年で転々としております。
丁度、地球の真ん中ですね。
1時間ぐらいの距離なら近いじゃんwって思っちゃう人。
結構、腰は軽いんですよ。

で、どこにあるのだろう。

登録地点は多少ずらしております。

名古屋、横断してんじゃんwwwwwwww

これは予想外w
しかもどっちかというと浜松の上くらいじゃないですかw

2時間ぐらいなら中島みゆきメドレーガン流ししていい感じだけど
ちょっと待て、、これってもしや、、
マップを拡大して見てみると、、

料金所を出て、、あれ、すぐ?

料金所のすぐそこじゃんwwwwww

え、つまり2時間かけて料金所の目の前の
お土産コーナー(笑)に行くって事???

・・・・それって・・・・

いいね!!!!!行こう!!!!
僕はそういうの考えないwww


愛車のラパンを飛ばして2時間。
途中で鹿に会ったり、飛ばしすぎて警察に捕まるとかいう
イベントは特に起きず

聴きたかった中島みゆきメドレーもいい感じになってきた所で
岐阜に着きましたよ!!!!!

広い

こうね、高速道路を走ってる時も思ったんですけど



山と緑と大地が永遠と続き、夏の空が広がっていたよ

最初さ、そんなすぐにお店があると思わなかったのね
だから通り過ぎちゃって
戻ってきましたよ
本当に、すぐ目の前だったwwww
行く人気を付けてw

3.良平堂にやってきたよ

左の車が僕のラパンちゃんだよ

はい、着きました!!!
岐阜にあります良平堂です。

ついに僕が求めた答えがここに…

流石に店内を永遠に撮るのはあれだったんで
文字で想像してw

(がらがら)←開ける音
マダム「いらっしゃいませー」
人当たりがよさそうな女性で

店の中を見渡すと、
古めかしい店舗で商品が並んで陳列している。
小さめな店舗で店にはお客さんはいない。
自分だけで少しばかり緊張する、陳列棚を見てみると、

栗副柿が目の前に!!!!!!!!!

そこには目当ての物が!!!

パ「栗福柿と栗きんとんのセットを1つ!!」

なんかここまで来たんだから
栗きんとんも買うかとか思い始めたらしいです。

丁寧に包んでもらって、
近所のお客さん思わしきお客さんとすれ違い
そのまま帰宅しました。
丁寧な対応で心が暖かかったです。

え、お店の人にあんぽんたんの事
何も聞かなかったのかって?
うーん、この時ですね、
運転中に少しだけ思っていた事があるんです。
まぁ、後々書きますね。

4.栗福柿

さて、2時間かけて家に帰ってきました!!
2時間かけていく→10分で買い物→2時間で帰る
という大分荒業を致しましたな。

早速、栗福柿を見てみましょう!!!

栗福柿×4と栗きんとん×6のセットです!
それでは栗福柿を開けていきましょう!

1個1個包装してあって丁寧な作りですねぇ
では中も開けていきましょう。ぱかっ。

ポリ袋に入っていたので家のさらに空けました

柿に砂糖がまぶしてあって下に和紙?みたいな紙が敷いてある。
表面はべたべたしていて素手で食べたら
ちょっと気持ち悪い感じになっちゃいそうです。
それ故に紙を使って食べると、なるほどなるほど。

断面図が見たかったので果物ナイフを持ってきて切りました。

・・・
切り方が下手なのはほっといてくれ。
写真は上手いはず。(多分

中身はくりきんとんになっていて
作るの大変だったんだろうなぁというのが感じる。

干した柿の中に詰め込んで
砂糖をまぶす
そのような感じなのだろう。

ついに実食してみた。

食べてみるとほのかな甘み。
柿の独特な風味が感じる。
嚙んだ時にくりきんとんのほこほこ加減の食感がとてもいい
栗きんとんの栗が本当にめっちゃおいしい。
たぶん栗きんとん単体でも好きになっちゃうかも。

すっごい満足感。
多分正月とかに親戚の家にもっていったら
めっちゃくちゃ喜ばれると思う。
100点満点の贈呈品。

そして、こちらがくりきんとん。
これだけでも本当においしい
岐阜は栗が美味しいんですねぇ…

いやぁ満足した。
すごいおいしかったです!!!
これは名品ですよ!

ではそろそろ言っていいですかね?

これ、恐らく、あんぽんたんじゃない。


5.これ、あんぽんたんじゃない


運転途中で気が付いてしまったのですが、

恐らく、これはあんぽんたんじゃありません。

あんぽんたんではないと思う理由はあります。

この柿の製法があまりに手が込みすぎていて
京都から大阪への帰りの舟で買えるような
物じゃないという点。

4,000円、、ですよ?(真顔

もしかしたら、栗など入れないもっと簡単なものだった
という考えもありますが、
それにしても手が込みすぎていて
人が手軽に買うと思えません。
自分が旅の途中や船の中でこれは買いません。

恐らく、調べ方を何か間違えたのでしょう。
和菓子 と、検索したのがいけなかった気がします。

もう一度、
もう一度、サイトを詳しく調べる事にしました。

三十石の噺を1から見直した方がいいと思いました。
前回検索して一番上に出てきた、

世紀末亭【上方落語メモ第3集】その150

のサイトを1から見てみる事に。

伊勢からの帰りで喜六と清八が
京都の伏見から大阪の枚方の舟に乗り
その道中のてんやわんやを楽しむ

そんな噺なのですが

そうそう、おちりとあんぽんたん。

お菓子や。
このね、欠き餅のプ~ッとふく れたのに
砂糖かかったぁんねんなぁ、東山とも言ぅねんけど、
一名「あんぽんたん」ちゅうねん

ぷーっと。。。かきもち、、、??

かき、もち?

サイトを下にスライドして見ていきますと
解説が載っていまして
まじまじと見ていくと用語の解説が書いてあります
あんぽんたんの解説あるかなー?と、見ていくと

書いてあるじゃないですか。


あられか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


あれですよ、かきもち。
木村のかきもちとかの
あのかきもち!!!!
餅を切って油で揚げるやつ!

柿餅じゃないの!!

おかき!!!

やられた…って気持ちでした。

6.千鳥あられ


千鳥あられ


それが、あんぽんたん。

名前が判ったのでさっそく検索してみると
ありました千鳥あられ!!!!

千鳥あられ

これが話によると
あんぽんたんな訳なんですけど
千鳥あられ=あんぽんたんなのか
確証が欲しかったんですね。

しかし、そのあと、

千鳥あられ+あんぽんたん
千鳥あられ+東山
千鳥あられ+三十石
千鳥あられ+落語

検索しても何もヒットせず…
流石にこれは本格的に手詰まりをしました。

これはもう行こうか…と、思いました
え、どこにかって?


現地に!!!!!!

と、なりまして三十石の中にもあります
枚方に行こう!!!!
と、思い立ちまして、
僕は本をもって枚方に向かいました

そんな所で
今回の話は切らせて頂こうと思います。


次回予告!!!

ここが、、枚方・・・

マジで行ってきました、落語の話の所に。
現地の人々の優しさや資料を手に入れて
真相を知る事になります。

次回最終回
「来ちゃったよ…枚方に…」


最後に
間違えちゃったんですけど、、

良平堂 栗福柿

良平堂さんの栗福柿、めっちゃおいしいから
是非食べてみてね!!!!


ここまで読んで頂いてありがとうございました!
また見て頂けたら嬉しいです!!✨

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