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腐らず、折れず、諦めず、恥ずかしがらず、 夢を堂々と描く者が励まし合える社会に。

2月後半に実施する
学習支援塾エールの入塾説明会の告知をしています。

経営的な視点から言えば、
年間計画の中でも、売上に直結する大切な時期でもあります。

当社も例に漏れず、
経営コンサルと相談したり、
SNS活用を模索したりして、
より多くの人に情報が届くよう努めています。


そんな時、
当社役員でもある原田隆史先生のメールマガジンに目が止まりました。
毎週届くそれに、
私は大きく足を止めたのです。

メールマガジンには毎回コラムが寄せられいます。

今回は、大谷翔平選手の活躍により、
大谷選手が高校時代に活用した
「オープン・ウィンドウ64」のシートが注目され、
スポーツ総合雑誌「Number」の取材を受けた時の話が
先生の言葉で綴られていました。

主には、高校時代からの大谷選手の活躍について尋ねられるうちに、
記者は、原田先生の教育に対する姿勢に惹かれ、
先生自身について質問が及んでいったというのです。

先生は、その質問に答える自分の姿を文章にしながら、
かつて中学校教員として、
子どもたちを指導した原点を振り返っていきます。

20年間の歳月をかけて試行錯誤を繰り返した教育について、
先生はこう記していました。

たとえ苛烈な家庭環境にあったとしても、心を腐らせず、
折れず、自分を諦めず、恥ずかしがらずに夢を堂々と描いて、
夢を堂々と描く者同士が励まし合って、助け合って、
少しずつの取り組みで、見失っていた自信を取り戻し、
力強く育てていく教育。
そうか。私は、自分の教育で子どもたちを「自立」させたいんだ。
20年かけて私が辿り着いた、私の教育の究極の目的を表現する
最も適切な言葉、それが「自立」だったのである。

私はこの文章を読んで、
学習支援塾エールが成し遂げたい未来を
思い出しました。

エールが誕生したのは、
私の子育ての失敗がきっかけです。
当時、中学2年生だった長男の成績が落ちてきて、
近所のスパルタ教育で有名な(しかし必ず成績が上がると評判の)塾に入れました。
しかし、先生の厳しい言葉の中でやる気は削がれ、
そんな姿を先生は「嘘つき」と呼びました。

そして、入塾わずか5ヶ月で
息子は見切りをつけられ、退塾を迫られました。


「シングルマザーでこんなに頑張って育ててきたのに」
「どうして退塾なんてさせられるんだ!」と
長男を責める私は、一切の家事を放棄しました。

すると、
長男を含め、3人の子どもたちは
私に代わってすべての家事をやり出しました。

私は、引きこもる布団の中で思いました。

「勉強さえできれば何とかなる」と思っていた私は間違っていたかもしれない。
私は間違っていたけど、こんな状況になって、
家族のために家事ができる子どもに育っていたことは正解だったかもしれない。

長男が中学2年生の1月。
もうすぐ受験生になる。

高校生になれば、親よりも友達や先輩の方が大切になるだろう。

子育てをやり直すなら、今しかない。


そう思った私は、
心優しき者が活躍できる社会をつくりたいと思って、

学習支援塾エールを設立することを決めたのです。

その時。
この話を聞いてもらいたい人は
日本でただ1人。
原田隆史先生しかいない。と、
無謀にもアポを取り、
原田先生の意志を広めるための学習塾を立ち上げたのでした。

それが
2017年4月。
最初の塾生として入塾した長男は
5年後の2022年。
1年浪人して、教師を目指して、大学入学共通テストに臨みました。


この5年間はいろいろありました。

ADHDなどの特性があり、
評価を得られにくい子の学力向上に尽力したこと。
大学生の学習アドバイザーが
学生とは思えぬ働きをして、自らも成長してくれたこと。
その一方で、
人間力は高まっても、成績が上がらないと退塾した子もいたし、
保護者と意見が合わないこともあったし、
オンライン授業でやる気を高めにくいこともあったし・・・。

嬉しいことは山ほどあったけれど、
それは氷山の一角で、
その下に、たくさんのたくさんの悩みや葛藤を抱えながら、

1つ1つ乗り越えて、

やっと
やっと
やっと

学力も
人間力も
どちらも成長できるよ!と

自信をもって言えるようになれました。

なぜ、どちらも成長させたいのか。

お客様のニーズだから?
他塾との差別化のため?
社会が求める人材育成?

どれも正解ですが、
本質ではありません。

学習支援塾エールの「エール」は、

「エールを送る」など励ましの意だけでなく、
フランス語の「翼:aile(エール)」と
ビールの種類「Ale(エール)」の3つの意味を持っています。

『エール』を送って、
子どもたちに『翼』を授け、
子どもたちの旅立ちの日が来たら
みんなで『祝杯』をあげよう!


そんな思いで名付けました。

原田先生のコラムは最後、このような言葉で綴られていました。

誰のための教育か、と言われたら、
この世に生きている全ての人のためのものです、と私は答える。
すでに夢のある人は、夢を叶えるために。
夢がない、見つからない、と言う人は、それを見つけるために。
自分に自信が持てない、という子どもには、自分がどれほど大きな可能性を持っているのかに気づいてもらうために。
今が苦しくて悩んでいる人には、心配しないでもいい、光は必ず見つかりますよ、と伝えるために。
三日坊主で困っています、と言う人には、
三日坊主でもうまくいくツールや考え方を。

特別な誰かのための教育ではない。
自立したいと願う、全ての人のための教育。
それが原田メソッド。私の矜持である。

学習支援塾エールは
原田先生の「すべての人へ」という思いを
1人でも多くの子どもたち、
1人でも多くの保護者たち、
1人でも多くの社会リーダーたち、に届けるために、

これまでの5年間も
これからの10年間も、

エールを贈り続ける存在であることを願います。


子どもたちは
信じてくれる人のもとで成長します。
スタッフ全員がエール生を愛し、
我が事のように喜び、慈しみます。

そんな心優しき者たちの
成長の場であり、
心の交流の場であり、

未来を語る場であり続けます。

もしも、そんな教育があるんだ、と。
少しでも興味を持ってくれたら
私たちの話を聞いていただけたら嬉しいです。



『2022年度 入塾説明会』のご案内

参加無料。
3月の新学期スタートを控え、入塾説明会を開催致します。
とりあえず話だけ聞きたい、という方も大歓迎です。
お気軽にご参加下さい!

<日時>
2022年2月24日(木)19:00〜
2022年2月27日(日)10:00〜
どちらの日程も内容は同じです。

<内容>
1)学力と人間力を同時に育てる「エール流の教育」について
2)エールが伸びる理由
3)エールでの学び方(コース説明)

<参加方法>
・教室受講
・オンライン受講 が選べます。
※ 社会事情により全てオンライン受講となる場合があります。

<対象>
新小学4年生〜新中学3年生
新高校1〜3年生、浪人生

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