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3人目の「学年1位」に、私たちが感じていること。

12月4日に「大人のエール」として
エールノート活用セミナーを開催し、

50名という、過去最大の参加者の方々にお集まりいただきました!
コロナ禍でもこれだけの人が集まれるのは
オンラインの良さですね!


セミナーでは、
エールノートの使い方・書き方をレクチャーするのではなく、

「なぜやるのか」「やるならどうやるのか」にフォーカスして

成長できるノート術をお伝えしました。


セミナー後半は、僭越ながら、私も登壇させていただき、
エールの「成長の仕組み」をご紹介しました。


なぜ仕組みなのか。


エールノートは「道具」です。
道具と言っても、複雑な構造はしていなくて、
本当にシンプルに創られています。

例えるなら、非常によく切れるハサミです。


ハサミの使い方を教えるよりも、
優秀なハサミを使って「何を創りたいの?」ということを考えさせるほうが
ハサミは数倍も利用価値を高めます。

エール創設当時は、
私も「原田メソッドがあれば成績が伸びる」「子どもが育つ」と思っていました。

しかし、現場で指導していて、
「道具があるだけでは何も作れない、何もできない」と知りました。


今は違います。

エールノートという優秀な道具を
使いこなす仕組みがあります。

使える、ということは
「使い方を知っていること」ではありません。

「使って、結果を出せる」ということだと思っています。



今日、エール生がまたまた嬉しい報告をしてくれました。

中2からエールに通う高校生が、
模試で「学年1位」を獲得してきたんです。

これで、今年になって「学年1位」は3人目です。
塾生は30名程度ですので、塾生の1割がトップという環境・・・。


今回、学年トップになった高校生は、入塾当時の偏差値は40台でした。
中学卒業時には60台まで伸び、今回の校内偏差値は80台です!

IMG_0822のコピー

すごいです!
よくがんばりました!

しかし、私たちは、頑張ったね、とは思うけど、
その子のことを「特別」だとは思いません。

この成績に驚くこともないし、
大絶賛することもありません。

本人も、嬉しそうではありましたが、
小躍りするようなことはありませんでした。

だって、この日のために日々を過ごしてきたんだから。


見てあげてください。
学年1位になった高校生が
休校期間中に続けた日誌の1ページです。

201201_1706_001のコピー


あまりに美しい日誌だったので、
許可をもらってコピーさせてもらいました。

これを見れば、

この子はいつか「その日」が来るな。と、誰もが感じることでしょう。

学校がない日々の中で、
自分で何をすべきか考えて、言葉で記し、
自分を励まし、着実に行動してきたんですから。


だから、私たちは驚かないし、大絶賛もしない。

ただただ、この子の歩んだ日々に
尊敬の気持ちを込めて、

よくやったね!
この日が来たね!
ありがとう。

と、感謝を伝えるのみです。

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