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表向きの日記

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記事一覧

12/23 冬の雨、つらい

 外出するタイミングでちょうど小雨が降って嫌な顔になるわな。

 自転車に乗るから傘はさせない、しかもとても小降りでぎりぎり耐えられそうな空模様。だが確実に濡れる。

 濡れるということだけなら雪も変わらないのだが、雪はなぜか傘なしでもガンガン当たっていってOKみたいな風潮何なんだろうな(そもそもあるのか)。流石に大雪なら傘もさすだろうけど、小雨に比べて憎まれ度は低い気がする。情緒の力ってすげ~~

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12/22 ゲームが止められない

 鬱になると難しい事が考えらなくなるので単純な動作を繰り返し続けることになる。身近な物質で単純な動作を繰り返し続けやすい道具といえばスマートフォンで、中でもゲームはすごい。昔やってたけどデレステとか今インストールしたらまたハマると思う。大事なのは操作の単純さ、それだけだから。

 ただ今の俺は人間の感情とかを音声で聞くのさえだるい。それでずっとやっているのがTRIGLAVというゲーム。元は十数年前

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12/21 愛、完全に理解した

 どういうことかというと、『存在の耐えられない軽さ』を再読したという話ですね。

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 「その他の外国文学作品」だとまだベストセラー1位なんだ、怖……

 みなさんも本読んでたら数冊は読み返す本があると思うし、なんなら基本的に読み返す本しか買わない人が多いかもしれない。あとは今はAmazonの Kindle Unlimitedとかあるしな。もっ

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12/20 調理済みうどん放置確認

 やってしまった。作り置きをしたことを忘れるやつ。

 プチっと鍋キムチ鍋味を要領を守って鍋に投入したらあっという間に出しが蒸発し、鍋は焦げ、ゲロみたいな見た目の悲惨なキムチ焼きうどん的サムシングがつくられたのだが、これを食い切れずに一昨日冷蔵庫に入れていたのだが、さっき冷蔵庫開けたらまだあった。

 本当にやるせない気持ちになる。旨くつくれた作り置きであればテンションも上がろうというものだが相手

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12/19 あうあうあええ

 今日も特筆することはなかったが、とにかく長谷川白紙のインパクトが止まらない

 睡眠薬をもらったら1日飛ばしてしまって夜更かしをしようみたいな体勢になってるわけだけど、長谷川白紙は全てを全ての方向から追い立ててくるので強い。コード進行、リズムモジュレーション、音使い、今の時代のおそらく最先端をいく現代ジャズの文脈を(特にコード、リズムの面で)摂取しながらポップに仕上げてきて逃げ場がない。これこそ

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12/17 病院へ行く

 結局一睡もしないまま精神病院に行って睡眠薬やら貰うことになった。その直前まで読んでいたのが中井久夫さんの『西欧精神医学背景史』だったからなんかおかしさがあった。

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 現代的な意味での精神医学が始まったのは医学の諸部門が分科していった19世紀後半からだからそこまでしかさかのぼれないはずなんだけどこの本はそれこそホメロスの時代までさかのぼっ

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12/16 動けない日の缶詰

 まあ察する人もいるかわかんないけどこの2日間くらい全く動けてなくて可動域が毛布のある範囲内に限られる勢いだったから当然料理なんかできない。だけど流石に腹は減るというので、前の地震の時に勢いで勝った防災食の中から焼き鳥の缶詰温めて食ったらまあ旨い。

 塩だれと普通の甘だれが煮凝りみたいに固まっててこれをレンジでやっていくとふつうの焼き鳥っぽくなる。というか冷えてる状態でも十分旨い。非常食がこんな

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12/15 仏像を買わせたいという感情

 日記をつけるようになってまだそんなに経っていないが早くも限界を感じ始めた。普通に生きている人間がネット映えするようなイベントに毎日遭遇する訳もなく、大体はしょうもない事象をモリモリ装飾していくことになる。しかし冷静になって考えてみると自分の身近に起きた事ばかり書くことだけが日記ではない。その日起きたニュースやら聞きかじった事を書き留めては感想をつけるといった形の日記もあったような気がするし、全て

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12/14 読書また読書

 今日は古井由吉さんの『槿』と、藤隆生さんの『巨乳秘書 鬼畜の洗脳研修』を読んで一日が終わった。

 とても悪意のある言い方をすればどちらとも性に関わる小説なのだけど、当然切り口は違う。『槿』の方は中年男がストーカー被害(妄想もある)に悩まされる女と、何十年も前の情事の相手が当の中年男だと思い込んでいる女との交わりを、記憶の非孤立性や畳み掛けるような匂いの描写と共に幻想的に描いているのに対し、『巨

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12/13 夜の散歩

 いや、寒いが。

 近所を散歩するとオリオン座は見える程度の夜空があって、ほとんどの道にはまだLEDに帰られていない白色の街灯が立ち並んでいる。山に近い所に住んでいるのだが集合住宅なども多く人の明かりが目立つ。

 散歩をするときはどこか目的地があって歩いている時よりも注意深く周りの景色を見ているような気がする。和風な門の構え、のびる草花、電線についているブイのようなもの……こうしていると自分が

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12/12 ライブをした

 大学の近くにあるバーでライブをした。

 今年になってから良くしてもらうようになり、たまたまピアノがあったからここでライブしてもいいですかね?と聞いたところ「いいよ」と思いがけないほど軽い返事をもらい、それから定期的にギターやトランペットをやる友人たちとライブをしている。

 こじんまりとした店内には漫画や書籍がぎっしり。アットホームな雰囲気でこちらも気楽に演奏できる。ただお客さんはお客さんなの

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12/11 雨の日の煙草

 久々に雨の日に外で煙草を吸った。

 特に銘柄を決めているわけではなく、煙草を切らして吸いたいなとなった時に街の煙草屋やコンビニに行って1箱買うといった感じ。なんでカートンで買わないのかというと、味を意識せずにニコチンだけを求めて吸うようになってしまいそうだからで、たまに不味い煙草に当たるとガッカリする半面吸うペースが遅くなって嬉しいという気持ちになるようにしている。今のところ一番好きなのはキー

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12/10 読んだ本の話

 Amazonから本が届いたので読んでいた。『資本主義リアリズム』だ。

 この手の本を買う時にはいつも「Amazonみたいな資本主義の権化的サービスを利用して買うのはいいのだろうか、いい」といったゴミみたいな考え事を1秒くらいする。もっと地元の小さな本屋を応援し地域の絆をつよくつよく支えていけギギギギギみたいな話もあったりするがなぜ広い地球の中でわざわざ自分の住んでいる地域だけを応援するのか?そ

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