【短歌】帰省
家族で私の実家へ。久々に全員集合し、アルコールの回った兄や弟の口からは、私の子供時代の悪行の数々がこれでもかというほど出るわ出るわ。
やんちやといふ言葉は
息子をスルーして
娘に憑きにし母こそあはれ
もし自分のような娘を持ったら育てる自信ないなぁと思っていたが、たまたま男ばかり生まれたので助かった。
われのごとたち悪き娘を持たずして
幸ひなりと人は言ふらむ
そういえば、さっきから昔のことばかり話しているな……これから先も、帰省の度に同じことが繰り返される予感しかない。
年寄りの仲間入りかな
飽きもせず昔話の泉にあそび