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#1370 ALを成立させる問題意識・問い

子どもに学習を強いたり、ただやらせたりしていては、アクティブラーニング(以下AL)は成り立たない。

「教師」という立場を利用して、子どもに学習を強制しているわけである。

そんな方法では、「主体的」な学びにならないし、偽の「対話的」な学びに陥り、「深い」学びも実現しない。

学習し終わったあとに何も残らず、知識としても定着しないのである。

では、どうすればALが成り立つのか?

そのためのエッセンスは、子どもたち自身がもつ「問題意識」「問い」である。

どのような学習においても、子どもたちの「問題意識」「問い」を喚起させ、それを活かすのである。

この「問題意識」「問い」を大切にするからこそ、子ども中心の学びがスタートする。

学びが「主体的」になる。

自然発生的に交流が生まれ、学びが「対話的」になる。

インプットした知識をアウトプットする学びとになる。

そして、知識がより記憶に定着するため、学びが「深い」ものとなる。

ALが成立するのである。

これからの時代の教育では、子どもたちの「問題意識」「問い」を重視することがマストとなるだろう。

そうでないと、学びが仮初めのものとなり、嘘くさくなる。

子どもたちの「問題意識」「問い」を重視するからこそ、自然にアウトプットが発生し、ALが実現していくのである。

ぜひとも、このことを念頭に置き、授業構想・実践をしていきたい。

では。


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