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【メンバー紹介②】 TERASIA タイチーム

2020年10月16〜18日にチェンマイ公演を控えて目下稽古中のタイチーム。5人のプロフィールを紹介します。(文:渡辺真帆)
公演情報(タイ語のみ)https://www.facebook.com/TerasiaThailand

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演出 ナルモン・タマプルックサー(コップ)

パフォーマー・演出家・プロデューサー。チェンマイを拠点に、演劇をツールとしてソーシャル・アクティビズムに取り組む。1997年、インドネシア・ニューヨーク・台湾・インドなどの演劇人と「International WOW Company」を設立。World Artist for Tibet、Arts Against War、ニューヨークダンスシアターの「メコンプロジェクト」など、様々な芸術イベントの芸術監督、コーディネーターを務める。野田秀樹作・演出『赤鬼』(97年初演 シアタートラム)出演。2005年アジア現代演劇コラボレーション『ホテル・グランドアジア』出演。『モバイル』(2007年 ネセサリーステージ制作 シアタートラム)出演。2014年、劇団印象『匂衣』(鈴木アツト演出)出演。

<コメント>
アートは病気のように「伝染」できるでしょうか? 何を介して、どのような形態で、いかなる経路で広がるでしょうか? アーティストは「キャリア」になることができるのか? 伝染したアートは変異するのか? どんな変異が起きるのか? 時間と共に、また新しい空間でどのように進化するのか? アートが文化を超えて伝染するとき、言語や信仰、アイデンティティの壁を崩すことができるのか? 人間の本質、共通の価値を明らかにできるのか? 世界的な健康危機において、アートの感染はどのように社会に貢献できるのか?…頭の中を巡るたくさんの問いを、この旅を通して探って行きます。


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出演 ソノコ・プロウ

演出家、俳優、舞踏ダンサー、自己変革ワークショップ講師。日本・中国・タイのルーツを持ち、タイを拠点に活動する。多彩な技術と舞台上での独特の存在感で、タイ現代演劇界を代表するアーティストの一人に数えられる。Khandha Arts’n Theatre Companyの芸術監督として、舞台公演、ワークショップ、海外カンパニーや国際フェスティバルとの共同制作をリードする。


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出演 パコン・タマプルックサー(ギグ)

仏教学者、グラフィック・デザイナー、インテリア・デザイナー、DJ。デリー大学仏教学部卒。僧侶としてチベットで2年間修行し、ダライ・ラマ法王に学位を授与される。パフォーミングアーツの分野では、1999年にインドネシアとの協働プロジェクトに姉のコップと参加。2009年、高嶺格『Melody Cup』に出演し、日本、タイでのツアーに参加した。


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音楽 グレイト・ルカクン

バンコクのマヒドン大学音楽学部卒業後、ロンドン大学SOASで博士課程(民族音楽学)を修了。SOAS音楽学部でタイの伝統音楽を教えたのち、現在はチェンマイ大学芸術学部の音楽講師を務める。専門はタイの木管楽器。実験的な音楽に関心があり、2003年からタイの伝統音楽と現代音楽のバンドKorphaiのメンバーとして活動。2004年にはタイの伝統音楽映画「Home Rong」のサウンドトラックを担当。2012年にはASEAN・韓国伝統音楽オーケストラと共演し、2019年には現代舞踊劇「Mahajanaka Dance Drama」英国ツアーで演奏した。


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音楽 トルポン・サメルジャイ

チェンマイ大学芸術学部タイ芸術専攻卒業。北タイ伝統音楽の演奏家としてワークショップ開催や専門書編集に携わりながら、現代音楽と伝統音楽を融合した音楽を制作する。2019年、米リッチモンド大音楽学部主催のフェスティバル”Contested Frequencies: Sonic Representation in the Digital Age”でダンサー・振付家のWaewdao Sirisookと共作のマルチメディア・パフォーマンス「Lanna Dream. The Tourist Gaze in Northern Thailand」を発表。北タイのラーンナー音楽にまつわるエキゾチシズムを批評する音楽を作曲・演奏した。現在はチェンマイ大芸術文化振興センターでアカデミック・アーツ・オフィサーを務める。


ドラマトゥルク ソムワン・ケスフォン

チェンマイ大学哲学科教授

アドバイザー プラ・マハー・ブーンチャイ・ドゥージャイ

マハーチュラロンコーン仏教大学副学長、ワット・スアン・ドーク寺院副院長


公演情報(タイ語)


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