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アート独り言。(劇場って楽しい!)

今日は「観賞支援コーディネーター育成講座」へ。
障がいがあっても劇場公演鑑賞を諦めてほしくない。

私自身、子供が幼い頃は映画の上映やコンサート中にパニックになってしまったらどうしよう?と、まわりの目が気になり一緒に劇場に行くということはもの凄く困難でいつも諦めていた。

最初にセンター長が挨拶された時、特別支援学校の教員時代に、重度の自閉症の子と映画に訪れたが鑑賞出来なかった経験があり、岐阜でも知的や発達障がい児向け劇場プログラムを行う経緯をお話された。


一体、どんな支援が出来るのか?

ビッグアイという、障がいの方でも劇場を楽しんでいただく取り組みをされている方が講師として来てくださった。

さまざまな障がいと支援の方法を学ぶ。
AD/HDなど広く知られているものから、LD(学習障がい)、文字が歪んだり二重にみえる人、環境音と会話が聞き分けれない人、暗闇やブザーが苦手、マスク出来ない方、目や耳の不自由な方。障がいは本当にさまざま。

支援も柔軟さが求められる。
まずは知ることが必要だと思った。
知らないと知っているでは支援の仕方も異なる。

グループディスカッションで、架空の事業を企画し、内容や理由、支援の方法を話し合った。
対応の仕方など人によって全く異なり、若干ヒートアップしたが、色んな人の色んな考え方はとても勉強になると思った。

バリアフリーといいつつも、まだまだ高い壁があると感じた。

来年、実際に知的や発達障がいの方を対象とした短編映画上映会が開かれる。その時に実践研修として参加することになっている。(※対象者は分け隔てるという意味合いは一切ありません)

私がこの育成講座のお誘いをいただいた時はMIRAGE THEATREの企画が始まる頃。

MIRAGE THEATREは気軽に映画や劇場に足を運んでもらいたい、そして上映されていない作品を観る機会を作りたい、などなど様々な思いが込められている。
とても近いなと思い、今まさに、私にやるべきだと天から声が聞こえた。(気のせい)

誰もが芸術を自由に楽しめるようになったらなあ。

まだまだ学ぶことは沢山ある。

↓トップ画像はこの写真の拡大。どこの部分かわかるかな❔❔

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