森の中で過ごす時間

2020年5月25日 08:04

こんにちは☻
ピラティスインストラクターの寺田マリです。

最近少しずつ、禅の学びを始めているのですが、その中でとても興味深い言葉がありました。

この世の中のあらゆる物はお釈迦様の姿であると。
森の木々や、野の花、虫や鳥…その全てがお釈迦様の姿であり、声なのだと。

この外出自粛中に、私は運動不足解消と体力の減退を予防するためになるべく人の少ない時間帯を狙って、家の近くの緑地に出かけていました。

ここでも何度か記事にしていますが、森の中に入って、木々を眺めたり、木漏れ日に触れたり、鳥の声を聞いたりすることでかなり精神的に癒やされたなと感じています。

仕事が無くなったことのストレスで病んでしまいそうだったところを、かなり森には助けてもらいました。正直なところ、「こんな生活もたまには良いかもな」と思えるくらい。

でも、先述した禅の思想からすると、なんとなく、森に導かれていたのかなと、最近は感じています。

坐禅の意味は、ただ坐ることにあって、なんのために坐禅をするのかという話ではないというのを知って、森の中でただじっと、座ってみたりもしました。

マインドフルネスとか、瞑想とか、私はあまり詳しくないんですけど、ただすわまた、目を閉じて、何も考えず、ただ其処にいる。

ほんの２，３分のことですが、目を開けるとすごくすっきりするんです。そして、心が穏やかになるというか、優しい気持ちになる。

こんなに毎日のように森に出かけられるのはこの期間だけかもしれないけれど、逆にこんな時間が作れたことは幸せなことかもしれないと思いました。

森に出かけることで、想像力も養われたし、美しいものをたくさん見ることもできた。忙しくしていた時はなかなか持てない時間を、今は有意義に過ごさせてもらえていると考えたらありがたいこと。

大好きな森と、禅の思想の関係もまたまた興味深くて、ますます学びを深めたくなります。

自分が本当に必要としているものには、ちゃんと自分から足が向くし、相手の方からもちゃんと近づいてきてくれるもの。出会うべくして出会うものってあるんだなと最近は感じたりもします。

ちょっとスピリチュアルなお話になりましたが、たまにはこんなのも良いかなと☻

この記事を読んでくださった方も、時には自然に触れて、心穏やかに自分と向き合う時間を持つこと、オススメします。

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