見出し画像

ついにプライベートサウナができる土地が決定か!?

水・広さ・景観の3拍子揃った土地との出会い


敷地内にある古民家と元居酒屋の建屋

元キャンプ場空き家 3,000坪の土地交渉

土地主の方へ売買もしくは賃貸で土地をお借りできないか
土砂降りの中直談判しに向かいました。
交渉の際は、頑張っている若者をイメージしてもらうために
あえて車を土地主さんの家から離れている場所に止め
傘をささずにカッパを着てびしょ濡れになりながら訪問しました。
土地主の方の家へ到着し、交渉前に自分の準備を振り返りました。

・びしょびしょで頑張っている若者感OK
・熱意を伝えるための手紙の準備OK
・深呼吸OK

いざ、インターホンへ緊張の一押し
ピンポーン!っとなって1~2分後にご高齢の方が登場。。。
TERA :突然の訪問失礼します。
    どうも初めまして!
土地主:なんの御用できたんですか?
TERA :実は言うと土地主さんが所有している
    元キャンプ場の土地で夢であったサウナ付きのキャンプ場を
    やりたくて訪問させてもらいました!
土地主:あの土地は貸しもしないし、売りもしないよ
    俺はあの土地で果樹園でもやろうと思っている。
TERA :そうなんですね~。。。
    けれども現状は、荒れ地になっていて
    とてもじゃないけど果樹園なんてできそうにないですけど。。。
土地主:とにかく貸さないし、売らないから帰ってくれ!
TERA :そうなんですね。
    わかりました。
    お忙しい中、ご対応ありがとうございました。
    これ私の思いを綴った手紙になります。
    よろしければ、お受け取りお願いできますか?
土地主:わかった!時間あるときに読んでおくよ!
TERA :ありがとうございます。
    最後に一言お伝えさせて頂けませんか?
土地主:なんだい?
TERA :『あの素晴らしい土地で自分の夢を叶えようとしている
    25歳がいることを覚えておいてください!』
土地主:あ~そうなのね。わかったよ。
TERA :それでは失礼します。

と言った感じに交渉は一旦決裂となりました。
本当に私は楽観主義のため、
その日のうちに貸しても良いくらいなことは
言ってくれるんじゃないかと淡い期待を抱いていました。
そのため帰り道はものすごい虚無感を漂わせながら
またビチョヌレになりながら、駐車場まで帰っていくのであった。。。


絶望の中でも何度でも立ち上がるフェニックスTERA

正直一目惚れしていた土地だっただけに
彼女に振られたくらいのショックがありました。
けれども上手くいかないからと言って諦めたくもないし
やり続ければ決まるだろうと思い、
その日のうちにまた土地探しを行いました。
その日は疲れていたこともありインターネットで
下記手法で空き家を探しました。

・Googleearthで川沿いを上空探索
・食べログで日光周辺の閉業したお蕎麦屋さんの調査

インターネットで閉業したお蕎麦屋さんを調査していると
2010年の日光お蕎麦マップみたいなのが出てきました。
それを見てこんなことを思いつきます。

ひょっとしたらこの掲載しているお蕎麦屋さんを
食べログで検索したら閉業かどうかわかるかもしれない。

そうして片っ端から食べログで検索をかけ
閉業店舗とやっている店舗を
お蕎麦マップをもとに振り分けを行いました。
けれども食べログの検索でもヒットしないお店もありました。
そういうお店の営業状況を調べるにはどうしたらいいか考えました。
また、あることを閃きます。
私の幼少期時代にタウンページが各家に1冊あり、
そこには各個人の家の電話番号や
お店の電話番号が掲載されていたはず・・・

『そうだ!タウンページからお店に電話してみよう!』
※タウンページはネット検索のものが使えて便利でした。


そして食べログに掲載されていないお店にも
片っ端から電話していきました。
閉業している店舗は、Googleearthで
上空からどの辺にあるのか確認し
川沿いにあるかどうかで
再度候補地になるか振り分けを行いました。

なかなか無いなと思いつつも探していると
Googleearthの上空写真である文字が浮かんできます。
川沿いにあるもとお蕎麦屋さんで
屋根に大きな文字で『渓流の館』と書いてありました。
あまりにもインパクトが強すぎて なんだここは!と
なったのがいまだに覚えています。
川沿いにあり、閉業していたお蕎麦屋さんは
この『渓流の館』のみでしたので
最後の望みを託していざ訪問することに。。。


敷地沿いを流れている清流

ついに見つかった!念願のプライベートサウナができる土地

現地を訪れてみると透き通るくらい綺麗な渓流が
施設から降りて貸し切りで使えそうで
元お蕎麦屋さんの母屋も十分に使えそうでした。
また、敷地内を沢水が通っており、
こんな水の都みたいなところがあったんだと思いました。
水の綺麗さと敷地の景観に感動していると
背後からおじさんに何やっているんだと怒られました。
そうです。
最初に声をかけてきたのがここの大家さんの方でした。
びっくりして、すみませんでしたと謝罪し、
事情を説明しました。
『ぜひ、ここで夢であったプライベートサウナとキャンプができる
施設をやらせてほしいです。』
と伝えたところ
若者の夢を応援したいと言ってくれ
貸す前提で考えますと返事を頂けました。
けれども貸すにもすべての設備を見てから決めた方がいいとのことで
後日内見を大家さんとすることになりました。

ようやく苦労が報われた瞬間でした!!!
場所がようやく決まり、ようやく夢の実現へ
第一歩を踏みだせた気がしてその日は1日優越感に浸りました。

次回・・・プライベートサウナ施設の工事が
     ついにスタートを執筆致します!
     こうご期待ください!


この記事が参加している募集

#一度は行きたいあの場所

52,132件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?