「転職」は自分と向き合う最高の機会

どうも、こんばんは。ホノンジェです☺️
最近、更新できておらず、すいません。。。
私が完全にサボっていました😭
コンティもテンペリもごめんなさい、、、。

私事ですが、8月末を持って、今の職場を退職し、
9月から新しい環境で新たなチャレンジをすることになりました。

転職を考え出したのが、今年の2月、
本格的に転職活動をし始めたのが今年の6月上旬、
内定をいただいたのが、6月末くらいだったので、
数社から内定をいただくまでに平均2週間、3~4回の面接、
くらいであった事に非常に驚きました。(私の即決力も変だよねえーん笑)

今は既に後任への引継ぎも終え、新しい環境に飛び込む準備を着実に進めていますが、
転職活動や決断後の社内対応など、色々と大変に思った事を
完全に私の主観ではありますが、共有させていただければと思います。

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プロローグ〈転職を考えた背景〉

背景①:自身の成長のスピードが遅いと思った

私が現在勤めている会社は既に成熟企業で、また、既に取引額も大きい
主要顧客をメインで担当させていただいておりました。
また取扱製品の平均セリングサイクルは2~3年と長く、取引額も大きいので、
営業は私一人ですが、実際にはサポートしてくださる方も含めて、
4~8人くらいのチームで活動する事がほとんどでした。

営業はチームのいわば指揮者として戦略・戦術を考えチームに共有し、
どのようにお客様のビジネスに関わっていけるのか考える役割として存在しておりました。

もちろん、お客様との会話内容や中計から戦略・戦術を考えることは非常に楽しかったですし、
何より社会人たった数年目の私がお客様の執行役員や取締役に定期的にお会いできる
ことはこの会社で営業をやっていたからこそ出来たことなので、初めはヤリガイも感じていました。

しかし、数年経つに連れて、以下のような感情が私の中で芽生え始めました。

▶︎「あれ?私、戦略ばっか格好つけて考えていて、見積もり以外、自分で手を動かしたことあまりないな、、」
▶︎「気づけば頭でっかちになっていて、全然自分で行動していないな」
▶︎「そのくせ、実際に手を動かしているチームの皆様が作ってくれたプレゼンに一丁前に文句つけてる」
▶︎「私って、何ができるんだっけ。。。私だから貢献できることってなんだろう。。。」

正直、お客様と仲良くなったり、社内を巻き込む事は得意な方だったと思います。
しかしながら、自分でやった事もない事を他人にやってもらい、
自分はロクにビジネスをした事もないのに戦略だの戦術だのカッコつけて話している事に
次第に自信を無くしていきました。

そして、同じ役割で私が思うイケている先輩達を観察して見ると、
皆、最初から戦略を考えるポジションについているわけではなく、
最初はチームメンバーとして「手を動かす」事を若いうちに徹底してやり、
その後、戦略を考えるポジションに転職や社内異動で異動されてきている方が殆どでした。

頭で考える<ガムシャラに頑張る

まだ若いうちに右も左もわからないけど、全力で走ってみて、
トライ&エラーを繰り返して成長していきたい。
そして、自分の出来ることの幅を増やしたい。と思い、転職を考えるようになりました。

背景②:上司が純粋に尊敬できなかった

この理由は、会社に対する悪口です。笑
もちろん、現職は基本、円満退職をするので、表向きには、この理由は伝えていません。
ただ、ブログということで、本心も少し書きたいと思います。

個人的にですが、何で働くか。以上に、誰と働くか。が重要だと考えています。
これは「5人の法則」でも有名だと思いますが、本当にその通りだと思っています。

諸悪の根元は本部長。
もちろん、辞めるとは言え、ロジカルで良いところもありましたし、
新卒が少ない業界で新卒として入社した事もあり、可愛がっていただいた方だと思います。
ただ、かなりのパワハラ・セクハラ・モラハラ体質です。
(辞める時もかなりモラハラ発言の連発でした。気にしてないけど、、、笑)

前提として、会社全体はかなりイケている人が多いと思います。
転職しても付き合いたいと思う人は沢山いますし、
辞める決断をした時も8割の方はポジティブに応援してくださいました。

本部長のハラスメント話は割愛しますが、初めての上司という事もあり、
今思うと、私も感覚がかなり麻痺していたと思います。
どれだけメンバーが本部長に怒鳴られようが、セクハラされようが、
精神的に追い詰められ会社に来れなくなろうが、見て見ぬ振りをしてしまっていました。
どの会社や部署もこんな感じなのかな?と思っていました。

しかしながら、徐々に仕事にも慣れ、積極的に社外の方とも仕事・プライベート
共に意見交換をする事が増え、どうやら自分の上司は特殊らしい。という事に気付きました。
過去に一緒にお仕事をした方が、私に対する本部長の態度を見て、
「外資系にああいうタイプがいるのは珍しいね。うちの会社だったら一発でクビだよ。」
と言われた事もあります。(その方には、人生の先輩として転職活動の際に大変お世話になりました。)

それでも社内で閉じられているうちは我慢できたのですが、
私が大切にしているお客様にその矛先が向けられた時に、「あ、尊敬できないわ」と心から思いました。
どれだけ仕事ができたとしても、人間として尊敬できないような人にはなりたくない。

そう感じるようになってからは、未練はあまり、ありませんでした。
別部の本部長の中には、「転職しないで転部にしなよ。うち来たら?」と、
お誘いしてくださった方も何人かいらっしゃいましたし、改めて会社のほとんどの人は
大好きでしたが、一方で、他の会社ではクビになってしまうような本部長が
本部長としてい続けられている会社である事も事実だったので、純粋に他の会社も見てみたい。
という気持ちを優先して、転職に至りました。

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本編1〈転職活動について〉

背景編が予想に反して少し長くなってしましましたが、
次は実際の転職活動についてシェアできればと思います。

私が転職活動でとった行動は3つ。

①知り合いに紹介 or リファラルしてもらう。
②業界に詳しい個人経営の人材紹介会社にLinkedInからアクセスする。
③一般的な大手人材紹介会社に登録する。

私のケースでは、内定受諾した会社は②のパターンでしたが、オススメは断然①です。
理由は主に2つあって、一つは、選考状況がかなり有利に進める事と、
もう一つは一緒に働く上司のパーソナリティが事前にわかるので、
どのような働き方になるのか想像しやすい事。

私も今回、①のケースで2社受けて、
一社は残念ながら最終面接で落ちてしまいましたが、
もう一社は2週間足らずでOfferをいただきました。
また、リファラルだけではなく、紹介していただいた方の計らいで、
1日で一気に4人の方と面接をセットして下さったり、
面談もかなり臨機応変にご対応いただけました。
最終的にオファーを受けなかった理由は、働く人観点では◎でしたが、
その会社自体がかなりの大手(成熟)企業であったので、
転職背景①にそぐわないと考えたからです。
しかし、それ以外は本当に良かったと思いますし、
本当に人に恵まれているなと思った瞬間でした。。。ぐすん

②のケースは、過去に転職した先輩方、何人かにお話を伺い、
業界に精通している個人で人材紹介会社をやられている方をご紹介いただきました。
非常に良かったのは、業界に精通しているだけあって、
応募している会社や部署の雰囲気や上長のキャラなどを細かく知っていたので、
面接を受ける前のインプットが非常に的確で、事前準備がしやすかったです。

また、私の転職背景もしっかり理解してくれたので、
向いていそうな企業を的確に幾つかPick upしていただけました。
転職すると決めた会社では、現職の上長の問題も事前にお伝えしていたので、
事前に何度か上長と会話をする機会をくださった事も決め手の一つになったと思います。

③のケースですが、今回はあまりお世話になりませんでした。(※個人の主観です)
大手の媒体に幾つか登録しましたが、複数のキャリアコンサルから電話がかかってきて、
何度か会社をご紹介いただきましたが、私の転職背景にそぐわないところが多かったと思います。

ただ、今は新型コロナの時期で求人も少ないので、
本来であればもっと的確な紹介が出来た可能性もありますので、一概には言えないです。。。

そんな感じで、②でご紹介いただいた会社に行く事に決めました。
もちろん、①でご協力して下さった皆様には、辞退の意向とその理由に関しては、
しっかりと伝えましたし、ワダカマリは一切ありませんでした。

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本編2〈現職に退職の意向を伝える〉

正直、これが一番しんどかったです。笑

わかってくれる人はわかってくれる。
わかってくれない人は、今後関わる事がない人と割り切るしかない。
そして、この決断を正しいものにするのは未来の自分で、他の誰でもない。

今回の件で自身に言い聞かせた言葉です。

何故かって???
皆さん、憶測で物事をお話しするのが大好きだから。
そして、人生に正解なんてないのですから。笑

心無いことを言ってくる人はどの世の中にもいるんだな。と思いました。。。
でも、その100倍、自分が思っていた以上に私の事をみてくれている人もいる。

心から、そう思いました。

穏便に?退職する為に工夫したことは、下記3点です。
転職理由を背景①の理由で押し通したこと。
現職に対する不満はないと(嘘だけど)言い切ったこと。
皆さんに感謝の気持ちはちゃんと伝える事。

まず、若手の離職問題は私の会社では以前から大きく取り上げられていたので、
上長たちは私が辞めるとなった瞬間に自己防衛本能が働くと予想しましたし、
実際に働きました。(まじで情けない話だと思っています。)

実際に大きな案件を控えていた事も事実なので、
それは申し訳ないと思いましたが、自身の成長の為に転職したい!
決して、あなたのせいではないし、この会社のせいでもない。
私の問題で転職します!!!と一点張りで行きました。

「なんでお前辞めるの?ここまで尽くしてあげたのに。」
「お前にはこの会社は難しかったっていう事で良いか。」
「案件があるのに、やり切れないで辞める奴なんだな。」

と、本部長からのモラハラの嵐で、ムカついた心をグッと堪えて、
「本部長にはお世話になったと感謝しています(それは事実)。
最後までわがままな部下だと思いますが、今は自分の成長を優先させてください」
と言いました。
結局、「新天地でも頑張ってね」の一言も言われませんでしたが、
私の戦闘モードがゼロだったので、本部長もそれ以上は何も言わず、
「残念だけど、了解」とだけ最後に言ってくれました。

後から周りに聴いたのは、本部長はその後、
「結局、あいつが辞めるのは自分に能力がないかららしい。」
と皆に言いふらしているそうですが、気にはしていません。
恐らく、もう一生、会うことはないから。笑

そして、本当に自分が心からお世話になったと思っている人には、
全員に、個別で30分のミーティングをセットさせてもらい、
自らの口で転職背景①と感謝の気持ちを述べました。
これはまじで重要だと思います。

驚くべき事に、殆どの人が背中を押してくれて、
「若いうちにやりたい事思いっきりやってね。そしていつでも戻ってきてね。」
と言って下さって、改めてとても良い会社で数年間働かせていただいたのだと実感しました。

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エピローグ〈転職活動を通じて〉

転職活動を通じて、転職は自分と向き合う最高の機会だと思いました。
アメリカ研修の時、良くコーチに言われていた言葉があります。

"Get out from your confortable zone, and keep challenging your status quo."
「安定領域にばかりいないで、常に自分に挑戦し続けなさい」

これからは、新天地。
これまでは新卒だから。という理由で守っていただいた事も沢山あったと思いますが、
転職すれば、求められるのは即戦力。

最後に、そしてもう一度。
この決断を正しいものにするのは未来の自分で、他の誰でもない。

新しい環境で、新しい出会いと経験、そして挑戦と失敗を繰り返し、
人として、社会人として成長して行きたいと思います。。。!!!

長くなってしまいましたが、この辺で。
ちゃお🐰

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