採用試験を受けに行った時に見てくるべきこと・6(教育環境編)
前回までの記事はこちらになります。
さて、前回の記事では、校内を見て回りながら、気にするところを見てきました。
一点、前回の記事でただ文字でだけ読んでおくと、なんか不審者のような感じもしてきて、誤解を招きかねないんじゃないかと思ったので、ちょっと補足をしておきたいと思います。
前回は書道室の例なんかを出しましたが、そもそも、遠目に書道室だとわかった瞬間に、
「この学校、書道室があるんだ!中はどうなっているんだろう?」
と気になったりしませんか?(笑)
たいていの教室って、前の入り口と後ろの入り口の2箇所があると思います。
なので、中の様子を見られるチャンスは2回あるわけです。
それぞれのタイミングで、設備を見たり、机の数を数えてみたりします。
この机の数を数える、というのは今回のテーマだったりします。
さて、話を本筋に戻すと、試験会場に到着する頃でしょうか。
試験会場も様々なタイプがあると思います。
いきなり教科ごとに教室に案内されるパターン、大きな特別教室などに一同に集められてそこで共通試験を受け、専門教養は別の教室に移動するパターンもあります。
最初から最後まで大教室で受けるパターンもあります。
大教室に入ったら、やはり施設設備を確認しましょう。
しましょう、というか、逆に気になりませんか。
どの学校がどういうところに力を入れているのか、お金をかけて整備しているのか。
例えば、モニターが天井から吊り下げられている学校もあります。
学校によっては120人規模を収容する教室で天井から4台のモニターが吊り下げられているところもありました。
(120人というのも、もちろん概算でも構わないのでパッと計算してイメージをもつのが大切だと思います)
モニターは少ないのですが前面のスクリーンが立派でした。
他には、長机を60台並べられる教室をもっている学校もあり、机を片付ければ雨天時でも学年集会などで使えそうだな、という設備をもっている学校もありました。
この教室には細かく天井からモニターが吊り下げられていて、12台くらいはあったと思います。
ただし、逆に前面のスクリーンはしょぼくて、基本的にはモニターを通して情報を共有するんだろうな、という印象を受けました。
こういう施設設備も、多数の学校を見て比較できると面白いですし、勉強になります。
実際に自分が働くことになった後の様子を想像してみてください。
学年集会も、生徒指導案件もあるでしょうし、例えば修学旅行の説明会なんかの可能性もあるでしょう。
高校生になれば、進路選択(文理選択とか受験前の出願関連とか)もありえるでしょう。
逆に堂々と生徒側目線の気分を満喫できる機会もとても貴重だと思います。
次回はいよいよ試験問題の中身に迫っていきたいと思います。
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