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採用試験の応募のブラックリスト(不採用リスト)を考察する

さて、昨日、以下のツイートをしました。

実は、この記事を受けて書いている記事(本記事)がある、という内容で予約ツイートをしたつもりだったのですが、その旨が記載されていないんですよね(私の予約ツイートの設定ミスか)。

ちなみに、記事は上記リンクからでもいけますが、一応貼っておきます。

ということで、補足説明を加えたいと思います。

実はコメントで、ブラックリスト(不採用リスト)というものを密かに作成している学校もあるというものをいただいていて、正直な話、私自身も過去の勤務校でそういうものがあった学校もありました。

コメントの返信ではボカして返信もしておきましたが、もう少し踏み込んだところでお話していきたいと思います。

そもそも、採用のブラックリスト(不採用リスト)がいきてくる場面とはどういうときかというと、一度不採用にした人が再応募してきたときのお話になってきます。

後は、数年以内に優秀な専任教諭を1名採用したい、というような複数年にわたって採用活動をする場合に、記録として残っている(結果としてこれが事実上の不採用リストになっている)場合があるのだと思っています。
(もちろん、もっと長期にわたって保存している場合もあるかもしれませんが‥)

ブラックリストとか不採用リストと言ってしまうと少し言葉が過激になってしまうかもしれませんが、採用する学校側がそういう腹積もり(複数年にわたる採用計画がある等)ならば往々にしてありえる話だとは思います。

もちろん、学校によっては応募書類を不採用にした方には返送していたり、個人情報の取り扱いについては厳重に行っていると思います。

募集要項などにも、応募書類は採用のためにのみ使用するとか、責任をもって破棄しますというような記載をしている学校が大半でしょう。

ほとんど揚げ足取りのような話になってしまいますが、学校側は「いつ」破棄をするのかなんて名言していないんですよね。

なので先にも述べたように、(特に)学校側が複数年にわたって採用活動を計画している場合に、前年度の応募者の書類(やそのコピー)を記録として残している場合は全然あります(ありました)。

なので、一度不採用になってしまった人が、翌年以降も応募書類を送付したからといって、全くゼロから他の応募者と同じ目線で見てもらえているかときかれると(当たり前ですが)そうではありません。

以前の記事でも書きましたが、結局は学校事情によるのでダメ元で応募するしかないのです。

学校によっては、一度不採用にした方は絶対に採用しないという学校もありますし、応募の段階で過去に応募したことがある方の再応募はご遠慮下さいと明記している学校もあります。

逆に、数年かけて採用をしていると「以前応募してきてくれたあの人のほうが優秀だったなー!」というようなこともありえるわけです。
あるいは、年配の先生が突然体調を崩してしまって募集の状況に緊急性が増してしまったなどの校内事情も絡んでくる可能性もありえます(そしてそういう状況は内部で働いている人にしかわかりません‥)。

ただし「以前、ここがダメで不採用にした人、また応募してきたよ‥」というようなマイナススタートになってしまうこともあると思いますし、往々にしてはこのパターンが多いとは感じます。

いろいろと募集要項を見ていて、連続で同じ教科の募集をしている学校が少なくない印象を受けて、再応募について考えることがあったので記事を書きました。

とにかく、働く先生たちも、授業を受ける子どもたちにも合った環境が整うといいと思っています。

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